“お前は私の人だ”「魅惑の人」チョ・ジョンソク、復讐を秘めたシン・セギョンに“守る”と約束!第6話同時間帯1位
4日(日)、韓国tvN土日ドラマで放送された「魅惑の人(原題:セジャク、魅惑の者たち)」第6話は、全国平均5.5%、最高7.7%、首都圏家庭基準で平均5.4%、最高7.9%の視聴率を記録し、ケーブルおよび一般テレビを含むチャンネル全体で同時間帯1位を獲得した。
同日Netflixでも独占配信した第6話では、再会した王イ・イン(チョ・ジョンソク)とカン・ヒス(シン・セギョン)の確執が本格的に描かれた。特にヒスはインに復讐するためにキム・ミョンハ(イ・シニョン)と手を組み、インは意図せずに2人の抱擁を目撃し視聴者を引き込んだ。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「魅惑の人」は、王権と政治的権力をめぐる争いに直面した王イ・インと、復讐という秘めた目的のために王を惑わそうとするも逆に魅了されてしまう女カン・ヒスとの複雑に絡み合う二人の運命を描く、ファクト(事実)とフィクション(創作)を組み合わせたフュージョン時代劇。【「魅惑の人」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在人物、視聴率や韓国での評判などもまとめている。
■キャスト⇒キャスト・登場人物紹介、相関図
イ・イン/チナン大君役:チョ・ジョンソク
カン・ヒス/カン・モンウ役:シン・セギョン
キム・ミョンハ役:イ・シニョン
イ・ソン役:チェ・テフン
パク・ジョンファン役:イ・ギュヒ
ユ・ヒョンボ役:ヤン・ギョンウォン
キム・ジョンベ役:チョ・ジョンハ
カン・ハンスン役:ソン・ヒョンジュン
ほか
■第6話あらすじ
信頼を得たければ決して惑わされるな!
「復讐のために戻ってきたのだろう」と王イ・インに言い当てられた棋待令カン・モンウ=ヒスは、自分を疑う理由を問う。「お前が大事にしていたホンジャンを生かしてほしいという願いを退けたから」と答えるインに、「いくら大切な友であれ己の命には勝らない」とごまかそうとするが、「自分を信じて頼りにする人、守りたくて守らなければならない人、その人がいなくなればすべてが意味を失うような人、そんな人が無念の死を遂げたとしたら気も狂うだろう」とヒスの心を言い当てた。そして「今後、お前の後ろ盾になると申し出る者が続々と出てくる。余の信頼を得たければ決して惑わされるな。余を騙すな。嘘が発覚した時点でサンファの剣でその首が飛ぶだろう」と警告した。
ヒスを意識する者たち
画像:tvN「세작, 매혹된 자들」HPより王が誰にも邪魔されずに過ごせる映翠亭。身元も不明のヒスが出入りできるのが気に入らないソン尚宮(パク・イェヨン)。王の湯薬を持ってきたと映翠亭に入ろうとするが、王の護衛を務めるサンファ(カン・ホンソク)が阻む。実は3年前、先代王の偽の顧命を真実だと証言する代わりに、トン尚宮はインから「どんな願いも聞き入れる」と約束を取り付けていた。これを持ってインに掛け合うが、インは「どうしても入りたいならサンファの剣に勝て」と取り合わない。
一方、ミョンハから「棋待令にかまうな」と言われていたミン・サンヒョ(キム・ソハ)だが、ヒスが気になって仕方がない。トン尚宮について聞かれたサンヒョは、先王の至密※で今は王インの至密。2人の王に仕えたことで乱倫だと後ろ指をされていると教える。ヒスは乱倫は彼女のせいではないと、トン尚宮を擁護する。返す言葉もないサンヒョはヒスを酒に誘うがきっぱり断られてしまう。
※至密(チミル)尚宮:王族の身の回りの世話を行う女官の役職。
インに先手を打たれてヒスの復讐計画変更!
帰宅したヒスは王インから「後ろ盾を作れば殺す」と言われたとダラ(ナ・ヒョヌ)に伝え、2人はトクソン君を殺したのは王でジョンファンに抱きこまれたためだろうと誤解する。そしてインの脅しは「王大妃と組むな」という警告と捉える。とはいえ王大妃の申し出を断ると殺される。今さらながら棋待令が危険な立場と知る。そして先を見通すインの先見の明に驚き、計画を変更することに。まずはミョンハに会って「奸策で王になったインを引き下ろすために戻ってきた」と明かし、「父親の仇を討つ志を共にしないか?」と持ち掛ける。
王インと碁を打つヒスは、王が勝てばヒスの処遇は自由に、ヒスが勝てはどんな望みでも承諾してほしいと願い、インはこれを了承する。
次にダラとセドン(チョン・ソギョン)は棋待令選抜の賭けで独り勝ちしたカネを取りに行く。賭けの元締めはユ・ヒョンボ(ヤン・ギョンウォン)。ダラの顔を見たヒョンボは彼らが“カン・モンウ”の手下と見破る。朝廷復帰をさせてくれたお礼にとこの情報をオ・ウクファン(オム・ヒョソプ)に教え、必ずヒスをウクファンの前に跪かせると約束する。
ミョンハはヒョンボの朝廷復帰をヒスに教え、たとえ天が味方しても復讐は難しいという。するとヒスは「計画と手段を示せば信じてくれますか?(先代の子供たち)ムンソン大君(チョ・ヨンチャン)とチャンリョン公主(アン・セウン)に会わせて差し上げましょう」と言って、改めて共に戦うことを提案する。2人が一緒にいるところを見たインは不機嫌になり、ミョンハとヒスと共謀しているのかと疑う。
王大妃と王の仕掛けた2つの罠
トクソン君と同じくヒスを抱き込もうと考えるジョンファンと王大妃。王大妃は王が不在の時に王妃パク氏を使ってヒスを呼び出す。ヒスはこれが王大妃と王の仕掛けた罠だと王妃に教えて対策を講じる。狙い通りに王大妃がやって来て、「後ろ盾になってやる」と持ち掛ける。ヒスが辞退すると王大妃が怒り出す。そこに王インがやって来て、「なぜ王が不在時に棋待令を呼ぶのか?」と怒る。王妃は「ムンソン大君に碁盤をねだられたので相談しようと…」と答え、ヒスも「ムンソン大君に碁を教えてほしいと頼まれた」と話を合わせる。インは大君を呼んで真偽を確かめる。事前に文で事情を知らされていた大君は「碁を習いたい」と伝え、インはヒスに、大君に碁を教えることを許可する
だがインはこれが王妃を助けるためにヒスが考えたことと見抜いていた。ヒスは、自分の身を守るために王妃を助けたと明かす。インは「王大妃は簡単に引き下がらない。必ずお前を跪かせて血の涙で許しを乞わせるだろう。どうする?」と問う。「王様との約束を守るため。王様にすがるしかない」と答えるヒス。「まだ余に助けを?」とヒスの顔を見て「心配するな。お前は棋待令であり、余の仲間だ。王命を守ったのだから余もお前を守る」と、ヒスの後ろ盾になることを約束し、彼女の心を揺さぶる。
ヒスは約束通りにミョンハに従弟妹のムンソン大君とチャンリョン公主を会わせてやり、その後、再び手を組むことを提案するが、ためらうミョンハ。「強要はしない」と立ち去ろうとするヒスの手を取り、「お前をまた傷つけそうで怖いのだ」と抱きしめて本心を明かすミョンハは、「志を共にする」と約束する。だがその姿をインが見ていた。
■第6話見どころと第7話予告
第6話では、抑えきれない混乱の中で、棋待令カン・モンジュ=ヒスの頼りになる後ろ盾を自認した王イン、そしてそんなインに復讐を誓うヒス、ヒスの提案に抱擁で応えたミョンハ。3人の心が交錯する中で本格的な三角関係を予告し、視聴者を引き込んだ。今後ヒスの復讐がどのように展開されるのかについての好奇心を掻き立て、期待感を高めた。
次回、第7話では、インと碁を打ちながらミョンハと親しい仲ではないと話すヒスに対して、「キム・ミョンハはお前と懇意にしたいようだ」と嫉妬心をみせるイン。早くも王の心を捕えたヒス。それに気づいたミョンファたちがどう動くのか?
韓国では旧正月特別編成で第7話は2月9日(金)、第8話は10日(土)、第9話と第10話は11日(日)、12日(月)に放送となる。
第7話の予告動画は以下のYouTubeにて視聴できる。
◇YouTube|YouTubetvN「세작, 매혹된 자들(セジャク)」第7話予告
Netflixシリーズ「魅惑の人」は独占配信中だ。毎週土・日(21:20より)韓国tvNにて放送後、配信される。
◇公式予告(日本語版)
◇tvN「세작, 매혹된 자들」HP
【作品詳細】【「魅惑の人」を2倍楽しむ】