「光る君へ」まひろ(吉高由里子)へ熱い思いを見せる道長(柄本祐)にメロメロ!第6話ネタバレ第7話予告

02月12日10時32分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合20時~、BS、BSP4K18時~)2月11日(日)放送の第6話「二人の才女」で“道長”柄本祐のド直球ラブレターが視聴者の心を鷲掴みし話題に。2月18日(日)放送の第7話「おかしきことこそ」では道長ら若き公達の“ポロ”に女子たちが熱狂!NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



清少納言こと、ききょう役でファーストサマーウイカが登場した2月11日放送の第6話では、藤原道隆(井浦新)主宰の漢詩の会が催された。宮中で勢いづく義懐(高橋光臣)が体育会系なノリの宴会で藤原公任(町田啓太)らを取り込もうとする中、道隆はインテリな漢詩の会で人心掌握を鮮やかにやってのけた。また、柄本祐演じる藤原道長がそこに居合わせたまひろ(吉高由里子)への想い漢詩に込めて披露。言葉は交わさずとも心を通わせる2人の姿に「恋文か!」「キュンキュンする」と盛り上がりを見せた。

そして、2月18日放送の第7話では、道長と距離を置くことを決めたまひろは、没頭できる矛先として辻の猿楽の脚本を手掛けることに。ちょっと陰キャだけど創作意欲は抜群なまひろが描く「おかしきこと」とは?一方、道長や公任たち若者がポロに似た球技・打きゅうに参加することになり、まひろは倫子(黒木華)たちと見物に行くことに・・・。周囲が道長と倫子の縁談を進めようとする中、まひろと道長の恋の行方から目が離せなそうだ。

■道長のストレートな恋文が話題
第6話のクライマックスで道長がまひろに贈った「ちはやぶる神の斎垣も超えぬべし 恋しき人のみまく欲しさに」の意味は、「恋しいあなたに逢いたくて、私は超えてはいけない垣根を超えてしまうだろう」というもの。これは、伊勢物語「ちはやぶる神の斎垣も超えぬべし大宮人の見まくほしさに」の“大宮人”を“恋しき人”に書き換えたものだ。

漢詩の会での別れ際、まひろを辛そうな目で見つめる道長の表情は、まひろへの想いを言葉よりも雄弁に語っていたが、最後に待っていた直球な恋文シーンに、男女ともに心を奪われる視聴者が続出。「ちはやふる」とは“神”を導く枕詞で、荒々しく、勢いのある様を表現した言葉だが、ここでは間違いなくまひろへの激しい気持ちをダイレクトに表現している。これを受けネットでは「柄本祐がカッコよすぎる」「道長様を演じてくれてありがとう」「まひろと道長のやりとりが尊すぎてしんどい」など恋文シーンが大反響となった。

■第6話ネタバレあらすじ
まひろは道長との距離を取るため、そして右大臣を拠り所にしなくてはいけない父のために、ライバルである左大臣での間者を続けることを決意する。一方、道兼(玉置玲央)の所業を知った道長の心は沈んでいた。兼家(段田安則)はそんな息子に、道隆と道長が表の道を行くために、道兼という影の存在が必要なのだと説く。相変わらずけん制してくる兄・道兼だが、道長は一家が背負う闇の深さに戦りつを受ける。

まひろは左大臣家の姫たちの集いに通い続けるが、雅な倫子やまわりの姫たちと笑いのツボが合わずギクシャク。倫子から“もっと肩の力を抜いたら良いのに”と言われてしまう。その帰り道、まひろは猿楽の一座が練習しているところに出会う。直秀(毎熊克哉)にドラマチックな演目のアイディアを話すが、直秀からは、散楽を見に来る民はかつかつで生きているから、笑ってそのつらさを忘れられる「おかしきことこそ めだけれ」な話を欲していると教えられる。

その頃、宮中では出産を控えた花山天皇の女御・忯子(井上咲楽)の体調が悪く、床に伏せっていた。そんな中、宮中で勢いを増す義懐が藤原公任や藤原斉信(金田哲)を取り込もうとしていることを知った道長は、そこのことを道隆に告げる。道隆は妻・貴子(板谷由夏)のすすめで、漢詩の会を開くことに。一方、父・兼家のせいで帝の寵愛を失ったと思っている詮子(吉田羊)は、左大臣・源雅信(益岡徹)を味方につけようと裏で動き出す。そして詮子は左大臣の姫・倫子に道長を婿入りさせようと画策する。

まひろは為時(岸谷五朗)とともに、甲斐が催される道隆の屋敷へ向かう。到着した2人が会を待っていると、そこへ同じく講師で呼ばれた清原元輔(大森博史)と、その娘・ききょう(清少納言/ファーストサマーウイカ)がやってくる。のちに『源氏物語』の作者・紫式部となるまひろと、『枕草子』の作者である清少納言の初対面だ。ききょうは「はぁ~胸が高まりますわぁ。大いにたのしみましょうね、まひろ様」と話しかけ、ワクワクしているききょうに、まひろも笑顔で応えた。

そして会が始まると、参加するはずではない道長が現れる。動揺するまひろを他所に、参加者がそれぞれに詩を披露する中、公任が“今の帝の政治は盤石だ”という内容の詩を披露。感想を聞かれたまひろは、緊張気味に「白楽天のようなうたいぶり」と評すると、ききょうは横から「私はそうは思いません」と声をあげ「元微之のようなかったつ」と持論を展開。元輔は思わず咳払いをして娘を牽制した。その後、忯子が亡くなり、また内裏が騒がしくなる。そして道長は、まひろへの想いを和歌にしたため贈るのだった。

■第7話あらすじ
道長の想いを断ち切れないまひろは、没頭できる何かを探しはじめ、散楽の台本を作ろうと思いたつ。直秀に直談判し、まひろの演目は辻で披露されると、次第に大盛況に。うわさを聞き付けた藤原家の武者たちが辻に駆けつけ大騒動になる。一方、道長や公任ら若者たちは馬に乗り球を打つポロに似た打きゅうに参加。正体されたまひろは、倫子たちと見物に行くことになる。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第7話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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