テレ東「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)第3-4話:ナ・イヌ、“刺客”キム・ソヒョンを助ける

02月26日08時00分ドラマ
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タル(ナ・イヌ)母子ののんびりしたペースに調子を狂わせられたカジン(キム・ソヒョン)が笑顔を取り戻していき、自らの正体を探そうと動き出す。テレ東(テレビ東京)で放送中の韓国ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)、2月27日からの第3話と第4話のネタバレあらすじを紹介する。YouTubeにて予告動画が視聴できる。



「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗(コグリョ)を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。時代背景やドラマの5つの見どころ、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)と見どころ、豆知識などは【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】でまとめている。

※以下、全22話版で紹介したあらすじと見どころをリライトしたものです。あらすじなど前後することもあります。この回の完全ネタバレは22話版の2話後半~3話終盤まで。

■キャスト
【相関図】メインキャスト徹底紹介脇役紹介
ピョンガン/ヨム・ガジン[カジン]:キム・ソヒョン
オン・ダル[タル]:ナ・イヌ
コ・ゴン[コン]:イ・ジフン
へ・モヨン:チェ・ユファ
オン・ヒョプ:カン・ハヌル<特別出演>
 ほか

■第3話
平原(ピョンウォン)王の暗殺に失敗し、官軍に追われるカジン=ピョンガン。矢が刺さり重傷を負ったカジンを、タルは自分の家へ連れていき手当てする。寝ずの看病で自分に襲い掛かるまで回復したカジンを見て喜ぶタル。カジンが刺客だと知ったサ氏夫人は命の危険を感じ、すぐに追い出せとタルに言うが…。

その頃カジンは、タル母子ののんびりしたペースに調子を狂わせられ、サ氏夫人(ファン・ヨンヒ)手作りの服に着替え山を散策していた。そこで仲間のタラ兄妹、サン(リュ・ウィヒョン)とチン(キム・ヒジョン)たちと遭遇する。そこに罠が壊されていたと聞いたタルが駆けつける。これほどまでに厳重な罠を仕掛けているのは獣が怖いからかと聞くカジンに「怖いのは人だ」と答えるタル。サ氏夫人の目が見えない理由を聞かれたタルは、8年前を思い出す。

8年前、囚われの身となった父オン・ヒョプ将軍(カン・ハヌル)は「復讐など考えるな。怒りも憎しみも持たず、バカのように誰ともかかわらず静かに暮らせ」と最後の言葉を遺した。父の処刑を目の当たりにしたタルを引き留め、オン将軍の遺言通りに静かに暮らさせるために、サ氏夫人は燃える木を自らの目に押し当て盲目のタルの母として生きることを決心したのだった。

タルはカジンに薬草売りの知識を教える。刺客を辞めたがっている心中を見透かされたと思いながらも癒されるカジン。一方、コン(イ・ジフン)は王宮の守備を任されることに。刺客を捕らえろと言いながらも、父ウォンピョ(イ・ヘヨン)が自分の失敗を願っているように感じ、刺客を捕らえてもいいのかと念押しする。

ケガが回復するまでタルの家にいたカジンは、仲間のチンから、父の「絶対に戻るな。生みの親を捜せ」という伝言を聞き驚く。追いかけてきたタルは戻るというカジンに木の彫り物を渡して、「自分は味方だ。ケガするな、大切な命だから」といって立ち去る。カジンはアジトで頭トゥ・ジュンソ(ハン・ジェヨン)から、父の解放を条件に警備の厳しくなった都・平壌でもう一度王の暗殺を命じられる。カジンはその前に、自分が誰か教えてほしいと頼むと…。

■見どころ
ピョンガン=カジンが親友タラ・ジン/チンに背中を押されて、タルと大接近。その後のタルの行動に注目。
タルの回想シーンでオン将軍役のカン・ハヌルが再登場。ここではほんの数分の出演ながら、圧倒的な存在感で名将軍としての威厳と、息子を案じる父の切ない願いを演じている。また、ここではオン将軍の遺言を守るため、サ氏夫人の壮絶な忠義とタルへの慈愛を名女優ファン・ヨンヒが演じている。二人の名演技についてはこちらで詳しく紹介⇒強烈な存在感の名脇役キャストを総チェック



■第4話
カジンが父親を助けるために刺客集団・天誅房に戻ったと聞いたタルは、村長サ・ウナム(チョン・ウク)の制止もきかず彼女を助けに行く。カジンは洞窟に閉じ込められていた。一方、タラ兄妹はカジンと父親を会わせてやろうと、カジンの身分を示す手掛かりの緑色の首飾り(青玉・守護石)を探し出してカジンの元へ向かう。途中遭遇したタルの協力を得て、閉じ込められたカジンは父親と再会を果たす。父ヨム・ドゥク(チョン・ウンピョ)は、カジンが実の娘でないことを明かし、逃げて実の親を捜せと、形見の守護石を渡して家に戻る。ヨムとタラ兄妹はカジンが父親を捨てて逃げたと芝居を打ち、刺客仲間テモたちをかわす。

頭トゥ・ジュンソ/チュンソはウォンピョからカジンの首を差し出せと迫られるが、チュンソにはどうしてもカジンに王を殺させたい理由があった。タラ兄妹に養父を託して、タルはピョンガンを連れて逃げる。山奥でひっそりと暮らせというタルに、「どんなに怖くても自身の素性と悪夢を見る理由を知るまで、何も始められない」というカジン。お互い憎まれ口をたたきながらもタルはカジンと共に平壌を目指す。

王宮の警備を任されたコンは女刺客カジンの似顔を描かせるが、あえて特徴を外した似顔絵を手元に置く。そしてカジンと接触した男を見かけて尾行するが、薬草店近くで見失ってしまう。そこで美しい店主へ・モヨン(チュ・ユハ)と出会う。モヨンは消奴部のへ・ジウォル(チョン・インギョム)の養女だった。

ウォンピョにより薬漬けにされた王(キム・ボブレ)は、ウォン太子(パク・サンフン)に譲位するまで何とか持ちこたえようとする。ウォンピョはそれを待たずして王を中毒死させるか、自ら譲位を言い出させ、幼い太子に代わって摂政をしようと企んでいた。元側室だったチン王妃(ワン・ビンナ)は幼い我が子コンム(ソン・ミンジュン)を太子にしようと考えていた。

警備が厳しい王宮に侵入するために、人脈が広く、平壌のことならなんでも知っている薬草店の店主の協力を得ようと思いついたタルは、店主への手土産代わりに朝鮮人参採りに山に入ってピョンガンと共に夜を明かす。

王はどんどん狂っていき、ピョンガン王女の幻覚を見て遺品を全て燃やすよう命じる。チン王妃は、コンソン夫人(キム・ジョンヨン)からも王女に似た宮女を見たと聞き、ウォンピョに報告。

コンは、薬草店店主ヘ・モヨンにカジンの似顔絵と慰霊祭の日に暗殺を知らせた文を見せ、刺客を見つけて連れ来るよう命じる。

そんなか、モヨンは無許可で薬草を売っているというタルとカジンを連行する。そしてカジンが似顔絵に似てると判断し、カジンだけを部屋に通してタルは人質として逆さ吊りにする。「コンソン夫人に会わせてほしい」と頼むカジンに、懸賞金がかけられていると説明し、友を助けてほしければ、コンソン夫人を探す理由と名を名乗れという。「それを知りたいから夫人に会いたい。会わせてくれたらこの身を差し出す」と答えるカジンの強気な態度に興味を示したモヨンは、カジンを釈放しコンソン夫人に会わせてやる。

■見どころ
タラ・ジンを演じたのは、子役出身でKBS「コッチ」でウォンビンの姪コッチ役を演じたキム・ヒジョン。2015年に放送されたKBS「恋するジェネレーション」でキム・ソヒョンの友人役を演じて以来2度目の友人役で共演。本作では、「最初のころお互いに顔を見ては笑いが出てしまって、NGを出してしまった」、というほどの仲の良さをアピール。また、双子の兄タラ・サンを演じたのは「A-TEEN」シリーズでお調子者のギヒョンを演じたリュ・ウィヒョン。今後は二人の兄弟愛にも注目。

回想シーンで、少女ピョンガンがどのように刺客に仕立て上げられたのが分かり、コ・ウォンピョとチョンジュ房の頭チュンソが繋がっていたことも分かる。チュンソはいったい高句麗にどんな恨みがあるのか?

また、薬草店の前でのカジンとタルの行きのあったアクションにも要注目だ。

テレ東「王女ピョンガン」番組サイト
 2024年2月23日スタート 月~金8:15~9:11
Youtube予告動画

【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】
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