「魅惑の人」“余の鼓動が聴こえるか?”チョ・ジョンソク、シン・セギョンに永遠の愛を誓う…第13話あらすじと予告

02月25日14時00分ドラマ
画像:tvN「세작, 매혹된 자들」ハイライト動画より
Netflixシリーズ「魅惑の人」独占配信中

24日に韓国で放送、Netflixでも独占配信開始したtvN土日ドラマ「魅惑の人(原題:セジャク、魅惑の者たち)」は棋待令カン・モンウ=ヒス(シン・セギョン)が王イ・イン(チョ・ジョンソク)の代わりにダラ(ナ・ヒョヌ)の剣に倒れ、師匠カン・ハンスン(ソン・ヒョンジュ)の娘であることを知ったインの姿が描かれた。第13話のネタバレあらすじと見どころを紹介する。

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「魅惑の人」は、王権と政治的権力をめぐる争いに直面した王イ・インと、復讐という秘めた目的のために王を惑わそうとするも逆に魅了されてしまう女カン・ヒスとの複雑に絡み合う二人の運命を描く、ファクト(事実)とフィクション(創作)を組み合わせたフュージョン時代劇。【「魅惑の人」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、時代背景や実在人物、視聴率や韓国での評判などもまとめている。

■キャストキャスト・登場人物紹介相関図
イ・イン/チナン大君役:チョ・ジョンソク
カン・ヒス/カン・モンウ役:シン・セギョン
キム・ミョンハ役:イ・シニョン
イ・ソン役:チェ・テフン
パク・ジョンファン役:イ・ギュヒ
ユ・ヒョンボ役:ヤン・ギョンウォン
キム・ジョンベ役:チョ・ジョンハ
カン・ハンスン役:ソン・ヒョンジュン
 ほか

■第13話あらすじ


ヒスは暗殺を察しながらも会いに来た王イ・インに対して「最初から全部知っていたのに、どうしてここに来たのですか?」と訊く。「お前が呼べばいつでも駆けつけると言っただろう」とインは涙を拭って見つめる。ところがその直後にダラ(ナ・ヒョヌ)が襲ってきてヒスはインをかばって剣に刺された。

血を流し倒れたヒスを抱きしめ、すぐに王宮に戻るべきという護衛のサンファ(カン・ホンソク)を黙らせ、御医と医女を呼べと叫んだ。「またお前を失ったら、余は己を許せない」と意識のないヒスに切ない思いを吐露した。

「今夜が峠です」という御医(ハン・ジョンホ)の言葉に、インは再びヒスを失う可能性に怯える。御医はインに、草岩キム・ジェナム(イ・ユ二)とヒスの協力関係を明かした。駆け付けたジェナムは「ヒスが3年前に瀕死の状態で訪ねて来て復讐の協力を求めてきた」と話し、「自分も王を疑っていたが、大司憲を任され善政を敷こうとする王を間近にみて、気持ちが変わった」と続け、ヒスにもそれを伝えて一線を引いたと伝えた。インはジェナムの言葉を信じ、ヒスの意識が戻れば彼女の話を聞いてやると、約束する。続くジェナムの話から「ヒスが王の師カン・ハンスン(ソン・ヒョンジュ)の娘」だと分かり、インは驚愕、それまでヒスを大罪人としていた護衛サンファも言葉を失う。

王宮に戻ったインは、喪も明けないうちに新たな王妃選び始める王大妃(チャン・ヨンナム)にうんざりし、世子になったムンソン大君(チェ・イェチャン)への無慈悲な態度からも世子を守ってやる。

大君が世子になったことで臣下たちにも変化が現れた。世子の外戚キム・ミョンハ(イ・シニョン)にすり寄る臣下たちを苦々しく見つめるパク・ジョンファンは新たな王妃選びを急ぐ。一方で世子の婚姻が先延ばしになっていることにいら立つミン・サンヒョ(キム・ソハ)は、近頃姿を見せないヒスの行方さえ知らないミョンハに失望感を露わにした。ミョンハもヒスの行方を捜す。

昨夜、王大妃から新たに王妃を迎えること、自分を側室にしてやると聞かされたトン尚宮(パク・イェヨン)。その後見た御医と医女が王の護衛に守られ出かけるのが気になり、医女を脅してインが誰に会っていたかを聞きだす。「一緒にいたのは棋待令で、棋待令が女だった」と答えた医女の言葉に衝撃を受け、怒りを爆発させる。そんな中、ヒスが奇跡的に意識を取り戻す。インは会いたい気持ちを抑えてやるべきことに向き合う。

パク・ジョンファン(イ・ギュフェ)は権力を独占するためにキム・ミョンハを同副承旨から外し、キム・ジェナムが姿を見せないことへの責任追及を、王に要求する。インは王の権威を超えて行動する伯父ジョンファンの行動に不快感を現す。

その夜、インがヒスを見舞う。「すぐに駆けつけたかったが、お前と向き合う自信がなかった…すべてが余の罪だ」というインの言葉に驚くヒスに、「お前の反逆は余が望んでいたこと。だからお前を棋待令にして大君のそばに置いた。公主のすり替えの件で罰せず、ムンソン大君の世子冊立もお前を利用して実現させた」と打ち明けた。

映翠亭でのインとジョンファンの「大君を利用した後に排除する」という会話を隠れて聞いていたと言うヒス。「だから、余に恐れを抱き、愛想が尽きたのか」というインに、「愛する人が非情だと知っても恋情は消せなかった。それどころか胸が痛むほど強くなり、だからもっと深い惑いに陥る前に、大君を守るために暗殺計画を決行した」と涙するヒスを抱きしめ、「二度とお前を手放さぬ。お前を守り通す」とインは誓う。

インは、ヒスとジェナムに「余の師カン・ハンスが生きている」とを打ち明けた。ハンスは瀋陽から戻って赦免されたが、自ら望んで王の間者として身分を隠して北京で清と明の情勢をうかがっていることを打ち明けた。インが何度も帰国を促したこともサンファが伝えた。ヒスはすり替えた公主を預けた「信頼できる人物」が父ハンスのことだったと気づく。インは「3年の間、師の頼みで探していた娘ヒスがこんなに近くにいたとは…」と悔しさをにじませた。

感動的な瞬間の後、インは自分に剣を向けたダラに対して「罪を自白して、告白せよ」と、ダラの正しい復讐を教えた。

インは「逆賊を尋問するので重臣たちを収集せよ」と指示する。すでにダラの王暗殺未遂は朝廷内に知れ渡っており、ダラの尋問だと信じるジョンファンは意気揚々と王の元へ駆けつけ、ダラの罪を並べ立てる。そんなジョンファンにインは、「ダラはすでに罪を告白し、逆賊を告発した」と教える。では誰の尋問かと問うジョンファンに「長くこの瞬間を待っていた。清と通じて国と民を危険にさらした逆賊。卑劣な間者を捜し出し、大逆罪に問うつもりだ。歴史にその醜い名を刻み、この国の民がその罪を忘れないように」と予告した。



■第13話見どころと第14話予告


インとヒスは互いの3年間の復讐計画が明らかになったこの回の視聴率は全国4.9%、首都圏5.3%だった(ニールセンコリアより)。

やはりヒスの父カン・ハンスは生きていた。7話で先王の祭祀での行幸先で手紙をインに渡したのはヒスの手の者で、“失った大切なモノ”とはヒスのことだったことも分かった。視聴者の想像通り、11話で、「余が己より信じている者」がヒスの父だと言うことも明かされた。またインが、これまで事あるごとにムンソン大君の王材を認めてきたのも、甥を世子にするに値するかどうかを見定めるためだった。

ダラからの誤解も解いていよいよ諸悪の元である伯父パク・ジョンファンに宣戦布告したイン。気になるのはミョンハの動向だ。14話の予告では、ミンハがジョンファの側についていたと示すシーンもある。残り3話、果たして国と民を愚弄したジョンファンをインは成敗することができるのか?

tvNドラマ『세작, 魅惑された者たち』は毎週土曜日と日曜日の21時20分に放送。第14話は25日放送。予告動画は以下のYouTubeにて視聴できる。

YouTube|YouTubetvN「세작, 매혹된 자들(セジャク)」第14話予告

Netflixシリーズ「魅惑の人」は独占配信中だ。毎週土・日(21:20より)韓国tvNにて放送後、配信される。

公式予告(日本語版)

tvN「세작, 매혹된 자들」HP

【作品詳細】【「魅惑の人」を2倍楽しむ】
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