【最終回】テレ東「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)第29-30話:三国統一の夢と2つの恋の結末は?

03月29日08時16分ドラマ
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三国統一の足掛かりとなる阿旦山城での戦いで勝利を収めたはずのタル(ナ・イヌ)だったが、ピョンガン(キム・ソヒョン)を守るために馬を走らせる!一方でコン(イ・ジフン)とモヨン(チェ・ユファ)も王女救出にしようとするが…テレ東にて4月3日から放送の「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)第29話と第30話(最終回)のネタバレあらすじと見どころを紹介する。YouTubeにて予告動画が視聴できる。

※4月5日からは、高麗という旧秩序を崩し、朝鮮という新しい秩序を作り上げていった時期に、誰よりも朝鮮建国の先頭に立ったイ・バンウォンに視点を当てた本格時代劇「太宗イ・バンウォン」を放送する。



「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗(コグリョ)を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。時代背景やドラマの5つの見どころ、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)と見どころ、豆知識などは【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】でまとめている。

※以下、全22話版で紹介したあらすじと見どころをリライトしたものです。あらすじなど前後することもあります。この回の完全ネタバレは全22話版の21話中盤~22話(最終回)まで。

■キャスト
【相関図】メインキャスト徹底紹介脇役紹介
ピョンガン/ヨム・ガジン[カジン]:キム・ソヒョン
オン・ダル[タル]:ナ・イヌ
コ・ゴン[コン]:イ・ジフン
へ・モヨン:チェ・ユファ
オン・ヒョプ:カン・ハヌル<特別出演>
 ほか

■第29話
新羅。モヨンはチン太后からの密書で、「オン・ダル将軍が戻り、ピョンガンと共に数日以内に阿旦(アダン)山城を討つ」という情報を得るが、コンには「高句麗の王が都城の警備を強化した」と誤魔化し王女のことは内密にする。

出征の日。ピョンガンはタルと共に戦うと決心する。勝利を誓って3千の兵が阿旦山城に向かう。その頃、大王妃はモヨンから「新羅軍が阿旦山城を守るので、王女とオン将軍は生きて帰れない」と密書を受け取っていた。ところが手違いでチン太后が新羅と内通していたことを王に知られてしまう。

その頃新羅では、どうしてもコンを死なせたくないモヨンは、養父ヘ・ジウォルを通してコンがピョンガン王女を恋慕しており、高句麗を討つ理由も王女を手に入れるためだと伝えていた。真興王から「王女への恋心は一切ないのか」と問い質されたコンは「幼い頃、王女の武芸の師匠となったが、敵対する関係」と答える。「国婚が破談になり、王女がオン・ダルを選んだ。男なら恋敵は許せない」と一応の理解を示す真興王だが、コンの指揮権をはく奪し、王自ら出陣すると告げる。コンはここで初めて決戦の場が阿旦山城に変わったと知る。

高句麗では王女とタルを助けるために嬰陽王自ら大軍を率いて戦地へ。祖国を裏切ったチン太后は、王の温情で処刑は免れ王宮追放となる。自分のせいで母を窮地に追いやった罪悪感で泣きはらすコンム王子と涙の別れをし、王子が王位につく時にまた会えると約束する

ピョンガンを手に入れる最後の作戦に失敗し自棄になるコンは、指揮権はく奪の裏にモヨンが関わっていたことを知り、「私を憎み、恨んで呪えばいい」と告げてピョンガンを助けるために新羅軍の後を追う。だが真興王は密かにヘ・ジウォルとモヨン、そしてコンの殺害を命じていた。

阿旦山城を奪還したピョンガンとタルだが、新羅の真興王が率いる敵の大軍が迫り、「明朝までに投降せねば皆殺しにする」という書状が届く。タルは城の守りを自分に任せて都に戻るようピョンガンを説得して、チンと共に送り出すが、ピョンガンは都へ戻らず、真興王暗殺を決意し単身新羅陣営に乗り込む。ところが、新羅軍の後を追ってきたコンがピョンガンに気づき、真興王の寝込みを襲おうとしたとき、コンがピョンガンを止める。

日の出になっても動きのない新羅軍を不審に思うタルの元に、新羅軍からの伝令が「新羅王の暗殺を謀った王女を捕らえた。一刻も早く降参して王女の命を救え」という書状とピョンガンの腕輪を届ける。タルはピョンガンと交わした約束を思い出す。

一方、新羅の都・徐羅伐(ソラボル)に移送されるピョンガンを救うためキム・チャスンの後を追うコンは、コンを連れ戻しに来たモヨンと遭遇。モヨンは真興王の命令で養父ヘ・ジウォルが殺害され、モヨンとコンも命を狙われていると伝えるが、ピョンガンを助けるというコンの気持ちは変わらない。王女しか見えないコンに呆れながらも、モヨンは協力することに。

■見どころ
明日の決戦のために束の間の休息。ピョンガンは兵士たちの目もはばからず夫タルに甘え、阿旦山城を取り戻したら2人で王宮を出ようと、未来の子供たちのことなど話す。タルもまた父の剣を使うのは明日限りと意気込む。

ところでチン太后はどんな経緯で新羅と内通していることがバレるのか?
異母弟のコンム王子とは今も仲が良い嬰陽王。コンム王子の、姉夫婦への絶大なる信頼と、忠誠心を誉める言葉を聞いて一瞬、嬰陽王の表情が変わる。そして今話でやっと嬰陽王のいいところが見られる。それにはコンム王子の言葉も背中を押したはず。嬰陽王の姉ピョンガンへの信頼は戻るのか?
ちなみにコンムは後の栄留(ヨルリュ)王。気になる方は最終のその後と栄留王、宝蔵王紹介で。



■第30話(最終回)
コンとモヨンは徐羅伐に移送されるピョンガンを助けるために、キム・チャスン一行の行く手を阻んでピョンガン救出に成功するが、新羅軍との戦いの中でモヨンが傷を負ってしまう。

その頃、阿旦山城では亡き父の「愛する人を守るために剣を持つ」という言葉を胸にタルに迷いはなかった。プンゲもそんなタルの気持ちに理解を示す。最後まで一緒にいてくれてありがとうというタルに、お仕え出来て光栄でした将軍、とプンゲ。そこに嬰陽王が3万の大軍を率いて向かっているという知らせが入り、タルは嬰陽王が必ずや新羅軍を倒すと信じて城門を守ることに。

この知らせは新羅の陣営にも届いた。真興王はピョンガンを奪われたキム・チャスンを斬り捨て、出征命令を出す。

ピョンガンはモヨンの傷が深くこれ以上動けないと判断し、タルとの約束の矢で色粉を打ち上げる。新羅軍にも居所が知られてしまうが、タルを信じて待つ。「国も家門も失い、いっそ王女に殺してもらえるなら本望」と諦め顔のコンに、「全てを失ったわけではない。死を覚悟で傍にいてくれる人がいる」とピョンガン。だが「私が愛する人はいつも一人、王女様です」とコンの心は変わらない。

合図に気づき馬で駆けるタルだが、新羅の追撃軍がひと足早かった。モヨンを守って戦う中、コンが斬られてしまう。駆けつけたタルが残りの兵を倒すが、深手を負ったコンは虫の息。2人のおかげで助かったと感謝するピョンガン。コンは、タルにピョンガンとモヨンを連れて早く逃げろと言うが、モヨンは動こうとせず、「王女様、真剣勝負は次の機会に…。早くお行きください」と別れの挨拶をして2人を行かせる。

コンは、遠のく意識の中でモヨから「ただの一度でも私のことを愛したことがありますか?」と聞かれ、「お前は私にそっくりだった。手に入らないものを欲しがり、叶わない夢をひたすら追う。自分を見てるようで…お前のことを…愛していた」と告げる。「嘘つき」とモヨンの涙の言葉を聞きながらコンは息を引き取る。

山城近くで高句麗勝利の知らせを聞いたタルとピョンガンは馬を降りる。これで王宮を去り2人で暮らすことができるとくつろいでいるところへ突然、新羅軍の矢が飛んでくる。ピョンガンを守ったタルの体には無数の矢が突き刺さった。プンゲ率いる高句麗兵が伏兵を制圧したしたが、タルは血を吐き「見えない。俺の女人、俺の妻、大切な人…愛してる」と息絶える。タルを抱きしめ「私も愛している、目を開けて…」と号泣するピョンガン。

タルの遺体を乗せた棺は動かない。まるでピョンガンの傍を離れたくないというように。泣きはらしたピョンガンがタルに別れを告げ、愛する夫の頬を撫でると、プンゲたちに押された棺は動き出す。

ピョンガンはタルとの約束を果たすために王宮を離れる決心を固める。王宮を背に並んで立つ姉と弟。「姉さんを疑い憎んだことを許してほしい。未熟な弟でした」と謝る嬰陽王に、「国と民のための大王となってください。信じています」と、弟王に笑顔で応えて王宮を後にする。モヨンは、道中で百済にいるというモヨンと遭遇する。コンは日当たりのいいところに葬ったという友と別れる。

幽霊谷に戻ったピョンガンは、タルとそっくりな青年に会う。青年はピョンガンを見ても他人行儀。そこにウォルグァン和尚が出てきて、タルが家を離れるときに一つのお願いをしたと打ち明ける。それは仮死状態になる術だった。命の危険を感じその術を使ったが、術が未熟だったために副作用が生じ記憶を失くしたのだと教え、幽霊谷を後にする。

ピョンガンはタルを思いでの場所に連れ出す。お揃いの腕輪をしげしげと見つめるタル。ピョンガンは太陽の光の中、うっすら空に浮かぶ月を指して「月(タル)」と名前を教える。するとタルの口から「オン・・・・タル」という言葉が。ピョンガンに抱き締められたタルはその匂いを憶えていた。話したいことがあると言うピョンガンに「俺たちがどんな関係か」と聞くタル。ピョンガンが両手でタルの顔を挟んで口づけすると、タルの目から大粒の涙が流れ、2人は熱い口づけを交わし、タルに笑顔が戻る。

■見どころ
最終回はメインキャスト4人のアクションもたっぷりみられる。前半は2番手カップルのコンとモヨンに注目。叶わない恋に命を懸けた似た者同士。ミステリアスな役どころだったモヨン役のチェ・ユファの献身愛が悲しすぎる。そんな彼女は最後にやっと「愛していた」と言ってもらえるが、演じたイ・ジフンは大いに悩んだそうだ。これについては全22話版の最終回見どころで紹介している。

タルが28話でウォルグァン和尚にしたお願いは「仮死状態になる術」だった。嫉妬、裏切り、復讐、戦争という過酷な展開の中でもホンワカした優しい愛を感じさせてくれたピョンガン役のキム・ソヒョンとタル役のナ・イヌ。思い切り泣かせた後で、嬉し涙で終わらせたエンディングも素敵だった。本作は最初から最後まで女性主導の物語だったが、ナ・イヌを世界中に知らせた「私の夫と結婚して」も本作と同じく女性主導型の物語。“癒しの大型犬”タイプのナ・イヌにはぴったりな役柄だった。最終回のその後の高句麗がどうなったかは、高句麗滅亡へ…コンム王子は王になれたのか?|栄留王、宝蔵王紹介で紹介している。

テレ東「王女ピョンガン」番組サイト
 2024年2月23日-4月4日 月~金8:15~9:11
Youtube予告動画

【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】
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