「涙の女王」第2話パク・ソンフン登場でキム・スヒョンとキム・ジウォンの夫婦関係に緊張…視聴率も8.7%に爆上り
3月10日放送、Netflixでも独占配信開始したtvN土日ドラマ「涙の女王」第2話では、ホン・ヘイン(キム・ジウォン)の3か月の余命宣告によりペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)が離婚を断念し、ヘインは夫によって生きる意欲を取り戻し、夫婦の未来をさらに興味深くした。
パク・ソンフンも登場したこの回の視聴率は、全国世帯平均が8.7%、最高10.2%、首都圏世帯平均9.8%、最高11.1%を記録し初回の視聴率(全国5.9%、首都圏6.5%)から大幅に数字を上げた。数字はニールセンコリアより。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「涙の女王」は、財閥クイーンズグループの3代目で、“デパート業界の女王”ホン・ヘインと、“スーパーマーケットの王子”ペク・ヒョヌとの結婚3周年の夫婦の悲しみの危機と奇跡のように再び始まる愛の物語。【「涙の女王」を2倍楽しむ】ではドラマやキャストの紹介、ネタバレあらすじと見どころ、視聴率や、関連動画、制作発表会動画・レポートなどまとめている。
第2話は、3か月たてば妻がいなくなると内心喜ぶヒョヌ(キム・スヒョン)と、ヒョヌのためにも生きようと決心したヘイン(キム・ジウォン)の勘違いが笑いを誘った。なかでもキム・ジウォンのツンデレぶりや、急に妻を気遣い出したキム・スンヒョンの演技が、まるで「愛の不時着」で北朝鮮から韓国にやって来て態度が急変したリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)のよう。また、終盤の狩りのシーンで着用するキム・ジウォンの服が、「太陽の末裔」の軍人ユン・ミョンジュが斬る軍服のようで、韓ドラファンの心をくすぐる。
そんな第2話では実母ソンファがヘインにつらく当たる原因が「スワンの死」に関係していることが分かった。いったいスワンとは何者なのか?ヘインはその死にどうかかわったのか?こちらも大いに気になる。
■キャスト⇒【相関図】
ペク・ヒョヌ(35歳)役:キム・スヒョン
ホン・ヘイン35歳)役:キム・ジウォン
ユン・ウンソン役:パク・ソンフン
子役:イ・ジュウォン
ホン・スチョル役:クァク・ドンヨン
子役:キム・ジュニ
チョン・ダヘ役:イ・ジュビン
※キャストと登場人物紹介
⇒メインキャスト(5人)編
⇒脇役(21人)・特別出演(5人)編
■第2話
妻ヘインから余命3か月と聞いたヒョヌが「僕は君なしで生きていける?」とヘインを抱きしめると、「じゃ、一緒に死ぬ?」とヘイン。ヒョヌはたじろぎながらも医師からの宣告を詳しく聞く。
実は、「一緒に行く所があるのに」とヘインが言われた日。行き先は病院だった。ロビーで一瞬記憶をなくしたヘインは気が付くと診察室で主治医の前にいた。このところ頭痛と時折記憶をなくすことがあったヘインに医師が告げた病名は、クラウト細胞腫。世界的にも稀病で韓国では初めて。手術も治療法も見つかっていない。ひどくなると幻覚や人格障害も現れるという。そして腫瘍の広がりから見て3ケ月の命だと医師が宣告したのだった。
生まれてから食生活や日常の生活に気を配ってきた自分が病気になることに納得がいかないヘイン。明日、ヒョヌと一緒に再診察を受けることに。その夜ヒョヌは熟睡し晴れやかな朝を迎えた。自然と笑みがこぼれる自分を叱咤し憂鬱な表情を作ってヘインの寝室へ。妻の生存を確かめるために顔を近づけ、突然目を開けたヘインをモーニング・キスでごまかした。
ヘインは病気を家族にも知らせないという。祖父ホン・マンデ会長(キム・ガプス)は総売り上げが1兆憶ウォンを超えたら、ヘインに相続させると約束しており、あと少しの状況。そんな中、弟スチョル(クァク・ドンヨン)や母ソンファ(ナ・ヨンヒ)がヘインの病気を知れば、ヘインの地位や財産を狙って大騒ぎになるからだ。ヒョヌは複雑な心境を抱えながらも、3か月たてば恨まれることなくホン家から出られると、離婚を思いとどまることに。
そんな折、仕事上での失敗をヒョヌが対処したことで祖父マンデからきつく叱責されたスチョルは、パニック症状を起こしてしまう。スチョルはヒョヌを恨み、母ソンファはヘインがヒョヌに指示したとヘインに文句を言う。スチョルだけに気を配り、自分を目の敵にする母に「私にも大問題が起きた」と伝えるが、母はまったく気に介さない。そればかりか後日、ヘインの店舗建築に関して難癖をつけて訴訟を起こすと脅してくる。
医者に生存の可能性を尋ね、深夜まで奇跡的に生き返ったケースをネット検索するヒョヌの行動に、ヘインは徐々に警戒心を解く。実はヒョヌは友人で離婚弁護士キム・ヤンギ(ムン・テユ)から3か月間ヒョヌが尽くせば、ヘインが「ヒョヌに遺産を遺さない」という遺言状を書き換える可能性があるとアドバイスを受けていた。俗物ヒョヌはその日を境に、妻ヘインに真心を尽くし始めた。180度変わった夫の行動は、ヘインだけでなく周囲の人々まで驚かせた。
ヒョヌの魂胆に気づかないヘインは、「最初は私の死を喜んでいると思った。私が死んでも家族すら泣かないのにと自棄になっていたが、この世にただ一人、あなただけは私の奇跡を願っている。心配しないで。私、あなたのためにも絶体に死なない」と決意をヒョヌに本心を告白。想像の斜め上を行く展開にヒョヌは腰を抜かしてしまう。
そんな折、在米韓国人で有名な投資家ユン・ウンソン(パク・ソンフン)が韓国に入国する。
ヘインは自身のデパートにヘルキナを出店させるのが長年の夢だった。ヘルキナ主催のイベントパーティに出席したヘインは、競合関係にある友人から、一人で出席したと嘲笑される。すぐにヒョヌに連絡するが裁判中だという。さらにヘルキナの韓国進出の鍵はヘインたちの大学の同窓だったユン・ウンソンが握っていると聞く。思いがけなくウンソンと再会したヘインは、正直にヘルキナの誘致を狙っていると打ち明け、力を貸してくれないかと頼む。
パーティーが進み、ヘルマン会長がパートナーと参加する来賓たちと挨拶をかわす中、肩身の狭いヘイン。人にぶつかりよろめくヘインを支えたのは夫ヒョヌだった。裁判を早く終わらせて駆け付けたという。ヘルマン会長はヒョヌを俳優のようだと褒め、鼻高々のヘイン。
一方ウンソンから「(ヘインのことが)すごく好きだった」と告げられたヒョヌは気分を害する。だがそれは、そのままヘインを好きでいてくれれば、自分がヘインと結婚することはなかったという理由。しかし自分が見る前で過度に親密そうな2人をみて複雑な心境を抱くヒョヌだった。
そんな折、母ソンファから訴訟を取り消す代わりに、ウンソンを家族の狩りに招待するよう提案されたヘインはこれに応じる。
狩り当日。ウンソンはヘインの家族と自然になじみ、まるで彼が婿のよう。そんな彼にヒョヌは微妙な感情を感じる。ウンソンもまたヒョヌに対して敵対心を露わにし、二人の間の緊張感が高まる。
それぞれが決められたエリアで狩りを始める中。ヒョヌとはぐれたヘインは1人森の中で獲物を見つけるが、その日はなぜか引き金を引けない。その時、ヘインは突然意識がもうろうとし、そんな彼女に向かってイノシシが猛進する。命の脅威を感じたヘインの前に、突如ヒョヌが現れ、1発で猪を仕留めた。
ヒョヌのあまりの素敵な登場に、ヘインはもちろん、視聴者もときめかせて第2話は終わった。
tvN新土日ドラマ「涙の女王」は毎週土・日21時10分に放送、その後Netflixを通じて独占配信される。
【「涙の女王」を2倍楽しむ】ではドラマやキャスト、関連動画の紹介、制作発表会動画・レポート、各話のあらすじと見どころ、視聴率など紹介する。
◇tvN HP
◇YouTube|Netflix「涙の女王」オフィシャル予告編
【作品詳細】【「涙の女王」を2倍楽しむ】