チェ・ブラム、イ・ジェフンの祖父役で登場…「捜査班長1958」初回視聴率10.1%で、歴代金土ドラマ初放送視聴率1位

04月20日11時20分ドラマ
MBC「수사반장 1958」放送画面キャプチャー

4月20日放送されたMBC金土ドラマ「捜査班長1958」の第1話がニールセンコリアによると全国10.1%、首都圏10.3%、最高12.4%の視聴率を記録した。本作はディズニープラスでも独占配信開始した。

これは過去のMBC金土ドラマの中で初回放送から獲得した最高視聴率で、金曜日の家庭視聴率全体でも1位になった。



「捜査班長1958」は、韓国で記録的大ヒットとなった犯罪捜査をテーマにした伝説的ドラマ「捜査班長」の前日譚(プリクエル)を描く。

初回放送では、故郷ファンチョンからソウルに上京した「田舎者刑事」パク・ヨンハン(イ・ジェフン)が警察署に入庁する様子が描かれた。

元祖パク班長の青春時代となる1958年を背景にした本作は、当時を知る者たちには思い出を、若い世代には新しい感性を刺激し、初回放送から没頭感のある展開と、引き込まれる演技、緻密な脚本で好評を集めた。

捜査班長パク班長(チェ・ブラム)の青年時代をイ・ジェフンがさすがの演技力で没入感を高めてくれた。初回冒頭では、オリジナル版「捜査班長」で主演を務めたチェ・ブラムが老年のパク・ヨンハン役として特別出演した。

パク・ヨンハンはすでに1992年にジョンナム警察署長として名誉退職しているが、現職の警察官たちは依然としてパク・ヨンハンを先輩として敬意を払い、きちんとした敬礼をしている様子が描かれた。パク・ヨンハンは、慣れたように敬礼を受け差し入れまで渡した。そして視聴者を興奮させたのは、孫のパク・ジュンソ役に扮したイ・ジェフンとの共演シーンだ。靴下の替えとお菓子まで用意してくれた、かつての名刑事である祖父に「大好きだよ」と抱擁して捜査に出ていく。そんな孫を頼もしそうに見つめる老年のパク・ヨンハを名優チェ・ブラムが郷愁漂う演技で魅せた。

懐かしさを感じさせるオープニング映像と音楽も、ニュートロがブームの韓国の若者にも受け入れられたようだ。(“ニュートロとは、“ニュー(NEW)”と“レトロ(RETRO)”を組み合わせた造語)

なお同時間帯に放送したSBS金土ドラマ「7人の脱出 season2―リベンジ―(原題:7人の復活)」の第7話は3.3%だった。今夜土曜日の放送ではぶっちぎりの視聴率で週末ドラマ1を驀進中の「涙の女王」と放送時間が被るだけに週末視聴率争いにも期待がかかる。

この回のネタバレあらすじと見どころは第2話放送後に【関連記事・各話のあらすじ】で紹介する。

捜査班長「捜査班長1958」は、『コンフィデンシャル/共助』『王宮の夜鬼』などを通じて、感覚的な演出を披露したキム・ソンフン監督がメガホンを取り、ヒット作を企画するMBCドラマIP開発チームが発掘した新人脚本家のキム・ヨンシンが執筆を担当する。また、「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」「熱血司祭」「ヴィンチェンツォ」などを執筆した作家のパク・ジェボムがクリエイターとして参加している。

放送は毎週金土曜日21時50分に放送、その後、Disney Plusで独占配信される。第2話は21日(土)放送、配信(全10話/毎週金・土曜日1話ずつ配信)、予告動画は以下でも視聴できる。

YouTube|수사반장 1958 2회 예고(日本語字幕なし)

MBC番組HP

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