「涙の女王」第13話:キム・ジウォン、キム・スヒョンに告白“バス停の君はあなた”…手術で記憶を失うのか?(ネタバレ)

04月21日07時00分ドラマ
画像:tvN「눈물의여왕」HPより

20日に放送されたtvN土日ドラマ「涙の女王」第13話では、ペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)とホン・ヘイン(キム・ジウォン)がそれぞれの初恋に人だと分かった。そして手術を受けるために2人はドイツへ向かう様子が描かれた。Netflixでも独占配信したこの回のあらすじと見どころを紹介する。
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

気になるこの回の視聴率は発表後、【「涙の女王」を2倍楽しむ】で紹介する。



「涙の女王」は、財閥クイーンズグループの3代目で、“デパート業界の女王”ホン・ヘインと、“スーパーマーケットの王子”ペク・ヒョヌとの結婚3周年の夫婦の悲しみの危機と奇跡のように再び始まる愛の物語。【「涙の女王」を2倍楽しむ】ではドラマやキャストの紹介、ネタバレあらすじと見どころ、視聴率や、関連動画、制作発表会動画・レポートなどまとめている。

■キャスト【相関図】
ペク・ヒョヌ(35歳)役:キム・スヒョン
ホン・ヘイン35歳)役:キム・ジウォン
ユン・ウンソン役:パク・ソンフン
 子役:イ・ジュウォン
ホン・スチョル役:クァク・ドンヨン
 子役:キム・ジュニ
チョン・ダヘ役:イ・ジュビン
 ⇒メインキャスト(5人)編
 ⇒脇役(21人)・特別出演(5人)編

■第13話あらすじ
ヘイン一家とヒョヌが秘密の部屋を見つけたが、裏金9000億ウォンはモ・スルヒ(イ・ミスク)によって運び出された後だった。それでもヘインが置いた万年筆には祖父マンデ(キム・ガプス)の声が録音されており、祖父が時折正気に戻っていたことをヘインは知る。

ヘインの命の期限の3か月は過ぎた。祖父が埋葬されるのを見つめるヘインは、「まるで死のリハーサルのようだ」と呟き、「でも生きたい」と涙ぐみ、ヒョヌも涙を流した。

そんな中、ヒョヌはドイツの医療スタッフからヘインが手術を受けられると連絡を受ける。しかし、海馬損傷による副作用で、手術前の全記憶が喪失する可能性が高いと聞く。ヒョヌはヘインを生かすためにこのことを彼女に隠すことに。手術を受けることができると聞いたヘインは、これまでの緊張が解けて子供のように声を出してうれし泣き。その夜、ヘインはヒョヌの胸に抱かれて眠った。

2人は九浪里(クランリ)へ初めてのプチ旅行をする。ヒョヌはヘインの幸せな姿やツーショットをカメラにたくさん残した。ヘインは手術を受けるまでに3つの秘密を明かすと約束し、一つ目の秘密として、MP3の持ち主が自分だと明かした。2人はその時のお互いをよく覚えていた。ヘインは「こんなイケメンを残して留学することを残念に思った」と打ち明け、ヒョヌは「千年に一度の理想の人だと思って、”MP3の彼女”を必死に捜しまわった」と明かした。ヘインは左手の薬指にはめたダイヤの指輪を見せて、「離婚の取り消しを受け入れる」と宣言し、ヒョヌはヘインを抱き締め、「この先何があっても返品不可」と約束させた。

その後、龍頭里(ヨンドゥリ)の女たちにホウセンカで爪を染めもらったヘインは、「初雪まで消えなければ初恋が叶う」と、ピンク色の小指の爪をヒョヌに見せる。ヒョヌはヘインの初恋の人“バス停の君”にやきもちを焼く。

一方、ヒョヌは、ヘインの伯父ホン・ボンソク(パク・ユニ)の協力を得てウンソン(パク・ソンフン)と同じやり方で彼を騙し、クイーンズを取り戻す計画を着実に進めていた。その過程で証拠を掴めばウンソンを横領と背任で刑務所送りできる。そんな中、ヒョヌを拉致したピョン社長の腐敗死体が発見される。

いよいよホン一家はクイーンズの屋敷に戻ることになるが、ヘインはドイツへ向かうまでヒョヌのマンションで2人きりで過ごすことに。マンションで隣人にヒョヌの妻だと宣言したヘインは、ヒョヌと片時も離れず、新婚夫婦のように幸せな時間を過ごした(詳しく紹介)。

ヒョヌがよく通っていたバッティングセンターでヘインは「私、今は株や持分集めるよりも幸せな思い出を集めることに集中するつもり。私にとって今はガラス瓶を満たすことが大切なの」と誓った。そして、ここに来るのが楽しいのかと聞き、ヒョヌは「楽しいというよりここで、何か一つに集中したかった。今一番重要なことだけを見るんだ。それは君を救うこと、それだけが重要。それだけを見る」とバットを振った。

ナ秘書(ユン・ボミ)と久しぶりにクイーンズ百貨店巡りをしたヘインは、かつての売り上げ重視の店舗づくりを反省し、今後は百貨店を癒しと幸福の場所にすると決める。ちょうどその日は、早々と年末商戦のリハーサルの日。すっかりクリスマス雰囲気に包まれた百貨店になぜか雪が降る。まだ秋なのにと不思議がるヘインの前にヒョヌが現れ「願いが叶って初雪が見られた」といたずらっぽい笑顔を見せる。ヘインは「初恋が叶う」とダイヤの指輪と小指をピンクに染めた左手を見せ、やきもち焼くヒョヌ。

ヘインは「実は、あなたがうぬぼれるかと一生話さないつもりだったけれど、教えてあげる。二つ目の秘密は「372番バス…昔、あなたが通勤時に乗っていたバス。いつも最後の窓際に座っていたわ」と過去を振り返り、まだ気づかないヒョヌに、「あなたの退勤バスを追って漢江を何度も渡った。あの渋滞の時間に往復で1時間半ずつかかったわ」と話した。それでもヘインの初恋が自分だと気づかない鈍感なヒョヌに「本当にソウル大卒?」と告げ、ヒョヌはやっと“バス停の君”が自分だと気づいた。施設係に無理を頼んで雪を降らせた気が利くヒョヌだが、恋には相変わらず鈍感だった。

その後、ヒョヌとヘインはドイツに到着した。病院に向かうタクシーの中でヘインは三つ目の秘密を明かした。それは4年間ヒョヌが捜していた「狸のヨンスク」が百貨店の屋上にいないということ。

病院に着いてヒョヌは「手術を受けた後、君は記憶を失う可能性が高い。君が知っている人々や場所、経験したすべてを忘れてしまうかもしれない」と告白し、「それでも、この手術だけが君が生きる唯一の方法なんだ」と手を握る。ヘインは、「だからなに?私に究極の選択を迫るの?もういいわ。何日か、いい夢を見たと思うわ」と怒りを露わにした。ヒョヌは「選ぶな。考えるな。僕の言うことを聞け。生きろ、生きるんだ。どうか生きよう」と説得し、互いを見つめ合い、涙を流した。



■見どころ
この回で、ウンソンもまたヘインの手術と記憶喪失になる可能性が高いことを知った。ヒョヌに面と向かって、ヘインを愛する自分も手術の成功を願っているというウンソンだが、どこか不気味な目つき。その後、ウンソンはクイーンズの屋敷から、ヒョヌとヘイン夫婦の痕跡を全て処分させ、自身もまたドイツに発った。これまでウンソンは、ヘインを窮地に追いやっては助けるというマッチポンプ的方法でヘインの愛を得ようとしてきた。いったいウンソンは何をやろうとしているのか?

また、前回第12話に続いて、この回でもキム・シンロクが特別出演した。また、いよいよホン一家がスチョル夫婦とゴヌを残して龍頭里を去ることになるが、世話になったお礼がビル1棟とは財閥のやることはスケールが違う。

そしてエピローグでは、ヘインが記憶を失くしたときのために、ヒョヌが「僕が君の夫だ」と自己紹介し、「かつての自分が気になるだろうが、心配しないで。僕が全部覚えてる。すべて話してあげる。もし僕が君のタイプでなくても、悪いが別れることはできない。君と僕とは単なる心変わりでは返品不可だと約束した」と涙をこらえながらカメラに話しかける様子が切なく描かれた。

tvN新土日ドラマ「涙の女王」第14話は、4月21日21時20分に放送、その後Netflixで独占配信される。予告動画は以下で。

YouTube|눈물의여왕 EP.14

tvN HP
YouTube|Netflix「涙の女王」オフィシャル予告編

kandoratop【作品詳細】【「涙の女王」を2倍楽しむ】