BS日テレ「王になった男」第6-10話あらすじ:王妃イ・セヨンを救うために力を尽くすヨ・ジング
BS日テレで再放送する「王になった男」(全24話)は、時代劇の申し子ヨ・ジングと「赤い袖先」のイ・セヨン共演のロマンス時代劇、5月10日からの第6話~第10話のあらすじと見どころを紹介、YouTubeにて予告動画が公開中だ。
「王になった男」は、大切な人を守るため、王の影武者となった男の、禁断の愛と数奇な運命を描く本格時代劇。【「王になった男」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじと見どころ、韓国での評判、主人公のモチーフになった朝鮮王朝の王・光海君についてなどをまとめて紹介している。
■キャスト
イ・ホン/ハソン(2役):ヨ・ジング
ユ・ソウン役:イ・セヨン
イ・ギュ役:キム・サンギョン
ウンシム役:チョン・ヘヨン
チョ内官 役:チャン・グァン
シン・チス役:クォン・ヘヒョ
ほか
■第6話⇒6話ネタバレ
宣化堂に毒を盛った犯人とされたのは、王妃付きのパク尚宮であった。取り調べが進む中、パク尚宮は毒殺され、王妃ソウンは窮地に陥る。しかし大妃がソウンを呪っていた証拠の品を、女官エヨンがパク尚宮の親族より手に入れる。何とかソウンを救いたいハソンは、大妃の罪を不問に付す代わりに、パク尚宮を殺害した犯人を差しだすよう迫る。実行犯の自白により廃妃を免れるソウン。いよいよ王宮を去る時が来たと覚悟を決めるハソン。一方、心を病んだ王の姿に衝撃を受けたイ・ギュは、ある決意を固めていた。
王宮で生き抜く心得は「徹底的に踏みつぶして殺すか、徹底的に無視するか」の2つ。なぜなら、王妃や側室たちの役目は王に気に入られ王子を産むこと。外戚として権力を握るための実行隊だから、王は誰にも味方してはならないのだ。それを知っているからこそ王妃は「信じるが力にはなれない」という王の言葉を恐れたのだ。だがハソンは王ではない!
王妃の優しさのお陰でエヨンが手にした証拠の品とは?そして証拠の品を都承旨イ・ギュに渡してしまったのに、ハソンはどうするのか?ハソンの一世一代の大芝居をお見逃しなく。自分を守ってくれた“王”ハソンの「王妃の笑顔が見たい」という願いを叶える王妃の微笑みが美しい。
いよいよ王宮を去る時が来たと覚悟を決めるハソンが、世話になったチョ内官にどんなお礼をするのか?そしてイ・ギュは何を決心したのか?
※この回の詳細あらすじは6話ネタバレで。
■第7話⇒7話ネタバレ
© STUDIO DRAGON CORPORATIONかつて夢見た世の中を作ろうと決意したイ・ギュは、大同会の仲間を集めるようウンシムに指示する。ハソンに王と同じ傷を負わせたイ・ギュは、内医院の診察を断らせ、他の者の拝謁を止めさせた。だが王妃ソウンだけは毎日のように薬を煎じて王宮を訪れ、ハソンとソウンの距離は縮まっていく。ソウンの頼みで民に施す救援米を集めるようシン・チスに命じるハソンだが、王室の財源を握るチスは、宮殿再興を口実に一蹴する。戸曹判書に救援米の件を相談するうちに、米で貢納品を統一する大同法の再施行の話が持ち上がるが、そのためには計算能力にたけたチュ・ホゴルの力が必要だった。
ついに都承旨が究極の選択をした。王イ・ホンの左胸の傷は戦乱での傷。ハソンに傷をつけるエピソードはドラマオリジナル。映画版との違いについては【コチラ】。何としても王に拝謁しようとするシン・チスを一言で下がらせたり、見舞いにやって来て嫌味をいう大妃にも一歩も引きさがらない王妃。王(ハソン)に信頼を寄せる王妃が実に頼もしい。“諺文”というのはハングルのこと。当時はハングルは女性や民が使う卑しい文字としてそう呼ばれた。詳しくはコチラで解説。漢字の学習を王妃が勝手に勘違いし、また株を上げたハソンだが、王位に就く前のイ・ホンとの仲睦まじい思い出話をする王妃を見て、傷の痛みより切ない気持ちで聞く。そんなハソンの恋心をいち早く察したチョ内官が心配する。それにしても“大同法”を知らないハソンが大同法の基本である米での貢納を思いつくとは…。
※この回の詳細あらすじと大同法については7話ネタバレで。
■第8話⇒8話ネタバレ
© STUDIO DRAGON CORPORATIONハソンはチュ・ホゴルの協力を得るため賭けをする。その結果ハソンは、ホゴルの心を得る。だがその矢先、シン・チスの策で戸曹に監察が入る。戸曹判書が罷免になれば、大同法の施行は困難となる。地方官吏が米を横流ししている証拠をつかむためにも、一刻も早くホゴルの力が必要となるが、ホゴルは命を狙われる。上奏の日、ギュが登庁しないことに気を揉むハソン。ところが上奏が始まると遅れてギュが現れる。引継書の疑惑を証明する証拠とともに。
ハソンは数学の天才との賭けになぜ勝てたのか?狩りの虎の尻尾に続いてハソンの悪知恵にあきれるイ・ギュとチョ内官。だがハソンは賭けではなく心意気でホゴルの心を得る。書庫での王妃の告白シーン。セレナーデと共に口づけする美しいシーン。驚いて目を醒ましたハソンにどんな異変が起こるのか?これに対するチョ内官の対処法が笑える。王妃の心づくしの生姜茶。実はハソンは生姜が苦手。姿かたちはそっくりでも嗜好は違うようだ。ところでいつもパク尚宮が淹れていた百花茶。パク尚宮亡きあとは女官エヨンが淹れているが…。いつも百花茶のアップがあるのが気になる。※この回の詳細あらすじは8話ネタバレで。
■第9話⇒9話ネタバレ
© STUDIO DRAGON CORPORATIONチュ・ホゴルは横領の証拠を提出し、さらにシン・イギョムに命を狙われたことを告白。イギョムは父チスからの鞭打ち100回の刑を受ける。一方、療養のため寺に身を寄せるハソンの妹ダルレは、東屋の中でハソンとそっくりな男を見かける。ギュは街中で物乞いに刺されるが、通りかかったホゴルに助けられ、妓楼に運ばれる。体が弱り、御医に静養を進められたソウンは王宮を離れるが、ハソンが恋しくなり早々と王宮に戻る。王宮へ戻る途中、重陽の節句で賑わう街を見物することにするが、ダルレの消息を探りに王宮を出ていたハソンと鉢合わせる。だがその頃、東屋から抜け出した王イ・ホンも街へと繰り出していた。
都承旨イ・ギュは、ホゴルが狙われるのを察していたのだ。それにしても遺体確認することまで計算していたとは恐れ入る。居並ぶ遺体に並んで一晩過ごすホゴル、頭だけでなく勇気もある。彼に勇気を与えてくれたのがチャン武官。鞭打ち100回の刑で親子に恥をかかせてひとまず溜飲を下げたハソンだが、こんなことで妹ダレルを襲ったイギョムの罪は帳消しにはできない。気持ちが安らぐからと、何度も“体にいいはずの”お茶をよく飲まされていた王妃、なぜ体が弱ったのか?大妃は何を企んでいるのか?そして体の弱っている王妃が静養に出るとき王の居る大殿のそばを、輿を使わずわざわざを歩いたのはハソンの姿を見るため?恋する女性のいじらしさが見てとれる。
※この回の詳細あらすじは“大明律”や“重陽の節句”と共に9話ネタバレで。
■第10話⇒10話ネタバレ
© STUDIO DRAGON CORPORATIONダルレの手を借りて寺を抜け出した王イ・ホンは、王宮に戻る。ハソンが王妃ソウンと市場の散策を楽しんで王宮に戻ると、ホンが待っていた。ホンは、不在中にハソンが都承旨イ・ギュと大同法を施行しようとしていたこと、ソウンとの距離を縮めていたことに憤り、都承旨にハソンを殺させようとした。しかしそれだけでは許せないホンは、山奥にハソンを捨て、トラの餌にするようムヨンに命じる。
さあ、王イ・ホンと偽王ハソン。2度目の2人ヨ・ジング!このシーンは特にヨ・ジングが意識したシーン。インタビューでこの時の苦労とスタッフの苦労についても言及しなら語っている。ここでチャン武官も影武者のことを知ってしまう。そして「静養するより王様と一緒の方が安らぐ」など、ホンには見せなかった柔らかい笑顔で語る王妃の言葉を聞くイ・ホンの嫉妬を押し殺した表情と、扉の向こうで畏れならが聞くハソンの様子をお見逃しなく。狂気のホンに「裏切ってはいない」と忠心を訴えるイ・ギュの目に浮かぶ涙の意味は?そして刀を手にしたイ・ギュは…。本物が現れてもチョ内官はまだハソンのことを“王様(殿下=チョナ)”と呼んでいる。虎の出没する山中に捨てられたハソンは?
※この回の詳細あらすじは10話ネタバレで。
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2024年10月21日スタート 月-金17:00-18:58 2話連続再放送
※野球中継のために放送予定の変更あり。初回は17:59スタート
2024年5月3日スタート 月-金13:00-14:00 終了
◇「王になった男」予告動画
【作品詳細】【「王になった男」を2倍楽しむ】