スジ、パク・ボゴム共演『ワンダーランド』のキャラクター紹介動画が公開

05月17日14時20分映画
画像:YouTubeよりキャプチャー

タン・ウェイ、スジ、パク・ボゴム、チョン・ユミ、チェ・ウシクら豪華俳優陣の共演のSFロマンス映画『ワンダーランド』が来る6月5日に公開予定だ。今回はYouTubeに新たに「キャラクター設計図」動画が公開されたのでご紹介したい。



『ワンダーランド』は、亡くなった人を人工知能で復元するビデオ通話サービス「ワンダーランド」を通じて、愛する人と再び出会う物語。『家族の誕生』、『レイトオータム』のキム・テヨン監督の新作で、5月7日に開催された第60回『百想芸術大賞』で並んでMCを務めたスジとパク・ボゴムが恋人役を演じることで、日本でも早くから注目されていた(navicon既報)。

今回新たに公開されたのは、先日ご紹介したメイン予告と重複したシーンも多いものの、改めて一人ずつ人物紹介がされていく「キャラクター設計図動画」 。



まず登場するのは娘に自分の死を隠したい「バイリ」(タン・ウェイ)。「私が死んだことを知らないということですよね?」「考古学者になるなんて、いいわね」と言いながら、出張中なのか砂漠のような広大な自然が広がる地から娘の「ジア」(ヨガウォン)にビデオ通話をするバイリ。「お母さんが毎日面白いものを見せてあげる」「友達みたいな母親になりたかったんだけど、そこでは上手にやりたい」と、娘を悲しませたくない、笑顔にしたい一心で努力するバイリ。しかしついに、娘から「もう家に帰ってきて」と言われれてしまう…。

続いて登場するのは、意識不明の彼氏の復元を依頼した「ジョンイン」(スジ)と、再び向き合う日常に混乱を感じる「テジュ」(パク・ボゴム)。「チャギや、よく寝た?起きて」というテジュのモーニングコールで朝の支度を始めるジョンイン。幸せそうな日々を送っているように見えるが、やはり直接会えず寂しいジョンインは「なんでまだ来ないの?」と言うも、宇宙にいるテジュは「行けないじゃん。僕も行きたい」と会話する。そして次のシーンでは、病室のような場所で目を覚ましたテジュとジョンインがガラス越しに向かい合う。「日常生活の適応が出来ないなど脳損傷からくる認知不調和があるだろう」と説明を受けたように、奇跡的に目覚めたもののこれまでとは違うテジュに「元々はこうじゃなかった」と混乱するジョンイン。テジュの「僕たち旅行しようか?」という提案にも「まだ体調良くないじゃない」と答える。そして次のシーンでは、飛行機に乗る浮かない顔のテジュ。一人で乗っているのか?果たして二人の関係はどうなるのか、気になるところだ。

そして最後は「ワンダーランド」サービスを設計する主任プランナーの「ヘリ」(チョン・ユミ)と新人プランナーの「ヒョンス」(チェ・ウシク)。ヘリが「サービスは法的に死亡した後や、死亡に準じた状態の場合のみ利用できます」と説明し、ヒョンスは依頼者(チェ・ムソン)に復元状態のチェックの電話をするなど、きめ細やかなサービスを提供している様子が伺える。またヘリ自身も「ワンダーランド」を利用しているのだろうか?母親とビデオ通話をしている様子も見られる。そして、とある2枚の写真に写る女性が似てると話すヘリとヒョンス、この女性の存在も気になるところだ。

こうしてYouTubeにこの最新動画が公開されるや否や「私達のテジュ、どうか幸せにしてください、現実のテジュもAIのテジュも」「テジュとジョンイン、とても気になる!劇場で会おうね」といったパク・ボゴム×スジに関心を寄せるコメントが多く集まった。また「もう会えない恋しい人と、映像だとしてもまた会いたい気持ち、とても理解できる」「こんなサービスがあったらいいけど、確かに混乱するかもな」といったコメントも多く、本作品のテーマに共感する人が多数。コメント欄を読んだだけでも胸がジーンとなってしまうほどで、これは劇場で見たらもう涙必至かもしれない!?

大切な人と再会できる世界を描いた『ワンダーランド』は、来る6月5日に公開予定だ。

YouTube[원더랜드] 캐릭터 설계도 영상
(キャラクター設計図)

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