金曜ロードショー「M:I」第2弾は『ミッション:インポッシブル2』トム・クルーズが恋と使命との板挟みで悩む

06月13日16時42分ドラマ
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トム・クルーズ主演、パラマウント映画の“ミッション:インポッシブル” シリーズの第1作~第3作までを3週連続で放送中の金曜ロードショー。第2週となる14日は、殺人ウイルスから愛する人を、そして世界を救うためにイーサン(トムクルーズ)が活躍する『ミッション:インポッシブル2』をノーカット放送する。番組公式サイトには、予告動画が公開中だ。



『ミッション:インポッシブル2』は、2000年の世界興行収入トップを記録した大ヒット作。日本国内でも102億円の興行収入でその年のNo.1ヒット作品となった。

感染すれば20時間で死亡するキメラウイルスが、輸送中に悪に転じた元エージェントだったショーン・アンブローズに強奪されてしまう。IMF本部は、イーサンを中心にチームを組み、ショーンの元へ彼の恋人だったナイアを送り込む。ナイアはスゴ腕の女泥棒で潜入は成功したかに見えたが、ナイアは人質に捕られ、窮地に追い込まれる。

監督はアクション表現の独特の映像美から「バイオレンスの詩人」とも呼ばれ、クエンティン・タランティーノ監督やマーティン・スコセッシ監督からもリスペクトされるジョン・ウー監督。イーサンが2丁拳銃を手に空を舞うなど、前作とは一味違った独自のアクション・シーンも見どころ。脚本は、前作で共同脚本を担当したロバート・タウンが今回は単独で担当。

ゴ腕の女泥棒のナイアを演じたのはタンディ・ニュートンは、かつてトム・クルーズと『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994年)で共演し、2004年『クラッシュ』で英国アカデミー賞 助演女優賞などの賞を受賞した実力派。一方、テロリストとなった元メンバーのショーンを演じたダグレイ・スコットは、2007年『ヒットマン』で粘り強いインターポールの刑事を演じたこちらも演技に定評のある俳優。今作では、この3人それぞれの切ない恋心も見どころだ。

毎回のトム・クルーズの「ノンスタントアクション」に注目が集まる本シリーズ。本作でも冒頭のアメリカ、デッドホースポイント州立公園でセーフティ・ネットを使わず、高さ30メートル以上の断崖絶壁に腕だけでぶら下がる超危険なフリークライミングのシーンや、ヘリコプターからビルに潜入するために屋上の天窓にダイビングするスリル満点のシーン、クライマックスの2台の大型バイクでバトルを繰り返しながら疾走するシーンなど、見ている方が目が眩み、手に汗握るシーンが満載。文字通り命を懸けたトム・クルーズのアクションシーンは必見!

■あらすじ
休暇中のイーサン・ハント(トム・クルーズ)の元に、司令官スワンベック(アンソニー・ホプキンス)から新たな指令が入る。今回の使命は元IMFメンバーのテロリスト、ショーン・アンブローズ(ダグレイ・スコット)が奪った、科学者ネロルヴィッチ博士(レイド・セルベッジア)が生み出した驚異の殺人ウィルス“キメラ”を奪還すること。キメラウイルスに感染すれば20時間で死亡する。
ハントは、使命のため女泥棒ナイア(タンディ・ニュートン)をメンバーに引き入れよ、という命令でナイアと接触するが、いつしか恋におちてしまう。実は、彼女はショーン・の元恋人で、当局の命令は、彼女を再びショーン・に接近させ、彼の計画を調べ出させようと言うもの。ナイアをアンブローズの元へ送り込むことに成功したイーサンだが、使命遂行と彼女への恋心との間で思い悩む。しかし、潜入は成功したかに見えたが、ナイアは人質に捕られ、潜入したイーサンは窮地に追い込まれる。ナイアはハントを救うためとっさに自分自身にキメラを注射し、イーサンは脱出することができるが、彼女の命はあと20時間。彼女が死ねば、世界中に殺人ウィルスが蔓延することになる。かくしてハントはナイアと世界を救うべく、アンブローズと死闘を繰り広げるのだが…。

トム・クルーズの大ヒットシリーズ第2弾『ミッション:インポッシブル2』は、明日14日21時から「金曜ロードショー」でノーカット放送する。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト