RAIN(ピ)、「レッド・スワン」に自信、“今年ディズニープラスで最高の作品に”【制作発表会】動画一覧

07月02日14時08分ドラマ
画像:비하인드 BEHINDチャンネル「会見動画」よりキャプチャー

7月2日午前、ソウル汝矣島のコンラッドソウルでディズニープラスの「レッド・スワン(화인가 스캔들)」の制作発表会が開かれ、俳優のキム・ハヌル、歌手兼俳優のRAIN(ピ)ことチョン・ジフン、チョン・ギョウン、ソ・イソク、キ・ウンセ、そして演出を担当したパク・ホングン監督が出席した。YouTubeにて発表会の動画が多数公開されている。また、本日作品のハイライト映像が公開された。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「レッド・スワン」は、財閥の副会長の妻であり、ナウ財団の理事長であるオ・ワンスが、ある日巻き込まれた銃撃戦で自分を救ってくれた男性とともに、闇に包まれた韓国上流階級トップ1%に君臨する財閥家の秘密と欲望を暴く、今夏最もスキャンダラスなサスペンスだ。

レッドスワン『レッド・スワン(原題)』ディズニープラス スターにて2024年7月3日より独占配信
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キム・ハヌルは韓国屈指の財閥「ファイングループ」の嫁ワンス役を、チョン・ジフンはオ・ワンスのボディガードであるソ・ドユン役を演じる。チョン・ギョウンはファイン家の後継者キム・ヨングク役を、ソ・イスクはファイン家の絶対者パク・ミラン役をそれぞれ演じる。

作品を選んだ理由についてキム・ハヌルは「『ボディガード』という映画がとても好きだった。久しぶりにこのような題材が興味深く、一話一話が気になり様々なストーリーが含まれているので、台本に引き込まれる魅力があった」と話した。チョン・ジフンは「パク・ホングン監督のファンだった。以前にも一緒に仕事をする機会が何度かあったが、他の仕事のために逃した。キム・ハヌルさんも皆のミューズじゃないか。一度は一緒に作品をやりたいと思っていたので、機会が巡ってきた」と語った。

レッドスワン画像:YouTube|비하인드 BEHINDチャンネル「会見動画」よりキャプチャー

チョン・ギョウンも「作品にぜひ参加したかった」と監督への感謝の意を表し、「『ヨングク』役がとても魅力的で、ぜひやってみたいと思った。だから監督に何度もアピールした。選んでいただき感謝している」と話した。また、長髪スタイルに変身した理由については「差別化を図りたかった。キャスティング後、監督にずっとこのようにすべきだと言い続けた。元々のキャラクターは正反対で、型にはまり、角が立っていた。しかし、違う方向にしたかったので、スペインやイタリアの雰囲気を提案した。それで髪を伸ばし、様々なヘアスタイルを演出した」と説明した。さらに「不足した演技力を補う方法として使った」と冗談で会場を沸かせた。

ファイン家のアイコンであるワンスを演じるためにキム・ハヌルは「親善大使の姿をたくさんモニターした。非常に堂々としていた。その精神まで研究し、外見も多く準備し、どの場面でどの服を着るべきかも研究した」と努力を演じる一方で、かつてゴルフ選手として頂点に立った人物でもあることに関しては、「一番難しかった。ゴルフはすこしはするが、世界一の役はどうしてもそのフォームが出なかった。監督が一生懸命格好良く撮ってくれたが、どう映るか私も気になる」と苦労を語った。

ワンスと対立することになる義母ミランン役のソ・イソクは「オ・ワンス(キム・ハヌル)は貧しい(泥のスプーン)出身だが、パク・ミランは生まれながらに財閥。生まれが違うのだ。通常、財閥というと浮かぶイメージがあるが、ミランは違うと思う」と語った。続けて「差別化を図るべきだと思い、それが欠乏だと感じた。彼ら(財閥)もそれなりに欠乏が強いと聞いた。ニュースで見る否定的な財閥の姿も欠乏から来るのではないかと思った。だから演技する時、仕事の専門性よりも欠乏から来る不足感、性質をポイントにした。それでパミランには少し抜けた感じがある」と演じる役を説明した。



アクションの名手であるチョン・ジフンは本作のアクション演技について「線が美しいアクションであって欲しいと思った。だから武術監督と多くの対話をした。それでカットを多く編集するより、テイクを長くしようと提案した」と語った。さらに感情演技については「他の人たちに比べてセリフが多くない。悲しい時は悲しい。言葉にできない。目が小さいじゃないか。しかし(セリフではなく)目の演技をしなければならないので、(腫れないように)食事も控え、撮影前にスクワットをしたり走ったりしていた」とジョークでみんなを笑わせた。

そんなチョン・ジフンの演技について、パク・ホングン監督は「チョン・ジフンはアクション面だけが強調されがちだが、感情を見事に表現する繊細な俳優だ。その点を見て欲しい」とし、「アクションに関しては熟練の職人だ。快適に撮影できた。ジャンル撮影というのは色々と難しい条件があるが、彼はそれをマスターしているので楽しく撮影でき、アイデアも豊富だった。結果も期待できると思う」と満足感を示した。

また、初めてのOTT(配信)ドラマへの出演について、キム・ハヌルは「現場では大きな違いを感じなかった。俳優や監督と撮影する空間なので特に違いは感じなかった。私もディズニープラスをよく見る視聴者として、このチャンネルで公開されることに期待が大きい」と語った。

チョン・ジフンも「ディズニープラスの愛好者として、新しいというよりはいつもと同じ撮影現場で意味深かった。毎回楽しく撮影した。OTTの撮影で特に新しい感じはなかった」と述べた。

どの程度のヒットを予想するかとの質問に対し、キム・ハヌルは「予告編を見て自信がさらに高まった。非常に微妙で事件が多いが、一度見ると抜け出せない。キャラクターたちは単純な部分があり、外国の方々もドラマを簡単に追えると思う」と自信をのぞかせた。

続いてチョン・ジフンは「いろいろな作品をやってきたが、期待が大きかったものがうまくいくこともあれば、期待に届かないこともあった。経験上、まずは最善を尽くし、視聴者や天の意志に委ねることだと思う。それでもうまくいって欲しい。せっかく撮ったのでディズニープラスで今年一番の作品になって欲しい」と素直な願いを明かした。

またチョン・ジフンは「ディズニープラスには素晴らしい作品がたくさんある。敢えてそれらと比較するのは不可能で、私たちは私たちの道を進んでいる。視聴者が期待しているかどうかは分からないが、1-2分だけ見れば引き込まれると思う」と付け加えた。

レッドスワン画像:YouTube|비하인드 BEHINDチャンネル「会見動画」よりキャプチャー

「レッド・スワン」は7月3日(水)にディズニープラスで初公開される。

YouTube「화인가 스캔들」制作発表会動画一覧

YouTube「レッド・スワン」ハイライト映像

■キャスト
オ・ワンス: キム・ハヌル「Happy Together」「紳士の品格」「オンエアー」
ソ・ドユン : チョン・ジフン「フルハウス」
キム・ヨングク:チョン・ギョウン「あなたはひどいです」「神様がくれた14日間」

■スタッフ
監督:パク・ホンギュン「花遊記<ファユギ>」「善徳女王」「幸せのレシピ~愛言葉はメンドロントット」
脚本:チェ・ユンジョン「最後から二番目の恋 ~beautifuldays」「三姉妹」
原題:더 리치
配信:ディズニープラス スターにて2024年7月3日(水)独占配信開始(全10話/毎週水曜日2話ずつ配信)。

YouTube予告動画

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