二宮和也が帰国したのは医療過誤を調べるためか?「ブラックペアン2」第2話ネタバレと第3話予告
「ブラックペアン2」(TBS、日、21時)第2話が14日放送された。驚くべき技で手術を成功させた天城(二宮和也)だが、来日の目的はまだわからない。渡海征司郎との関係もまだまだ見えない。第3話は21日の放送となる。石坂浩二、梅沢富美男、立川談春らが登場する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
日曜劇場「ブラックペアン2」見所&第1話あらすじ!
「ブラックペアン2」は、2018年4月期に二宮主演で放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編にあたる。「医療と金」そして「医療革命」を巡るメディカルエンターテインメントが再び始まった。その第2話が14日に放送された。
天城(二宮和也)の持ち出したファイルは誰の医療過誤の話なのか?
ドラマのラストで、天城が資料室から一冊のファイルを持ち出すシーンが映った。それは「医療事故調査報告書」なのだが、この医療事故を調べるために天城が来日したという考察を持つ人が多い。前作の「ブラックペアン」では医療事故を起こしそうになると渡海(二宮和也)が高額な報酬を条件に手術をかわり、見事に何事もなく収めてきた。ファイルにはそのことがかかれているのだろうか?
シークレットゲスト・新納慎也の登場に驚きの声
第2話のゲストは誠直也、蘭寿とむ、そして市川團十郎の長女・堀越麗禾と発表されていたが、その3人とは別に維新大が主催する学会に登場するクラッシャー・安島役で新納慎也が登場して視聴者を驚かせた。
猫田(趣里)の存在感
シーズン1では渡海と唯一といっていいほど、仲良くしていた看護師の猫田だが、来日した天城には壁を作っている。ただ、公開オペではオペ看を使命されると素直に従い、さらに佐伯から維新大のことを調べるように言われて素直に応じている。シーズン1よりも台詞も多く、猫田の過去についてもわかるようになっている。今後、猫田は天城に協力するのかどうか?
第3話のみどころ
第3話には梅沢富美男と立川談春がゲスト出演することが発表されている。梅沢が演じるのは、東城大のある桜宮市で水野製鉄という会社を経営している水野という役。水野は狭心症を患っているうえに悪性胸腺腫の術後で、助かるには天城のダイレクト・アナストモーシスしかなく、天城から手術を受けるための賭けを持ちかけられる。賭けに勝って命をつなぐことができるのか?
立川が演じるのは、狭心症と認知症を患った生活保護受給者の母を持つ梶谷孝利で、母親の担当医であるミンジェ(キム・ムジュン)にクレームばかりいれて困らせる役だ。
第2話ではシークレットゲストとして新納慎也の登場もあったため、第3話でも誰か追加のゲスト出演が期待されている。
■第2話ネタバレあらすじ
佐伯(内野聖陽)が計画中の新病院のトップに推挙され天城(二宮和也)は来日した。着天城は世界でただ一人、冠動脈バイパス術の進化形、ダイレクトアナストモーシスを扱える技術を持っている。ただ、日本でそこまでの知名度がないため、ダイレクトアナストモーシスを公開手術で披露して知名度をあげるという。
そんな中、世良(竹内涼真)が担当している患者である洋菓子店を営む繁野(誠直也)は資金が足らず困っていた。娘の麻美(蘭寿とむ)は大人気商品であるアップルパイのレシピと販売権を売り資金調達を考えるが、繁野とその孫の結衣(堀越麗禾)に猛反対される。さらに繁野が助かるためには莫大な資金がかかる天城のダイレクトアナストモーシスを受けるしかないこと判明してしまう。そして天城はなんと結衣に手術を受けるための賭けを持ちかけるのだった。賭けの内容は3日以内に繁野のレシピ通りに結衣がアップルパイを作り上げることができるか?だった。結衣は祖父のためにその賭けにでる。そして、成功した暁には、販売権の一部を天城に渡し、手術代とすることにしたのだ。結衣は試行錯誤してその賭けに勝った。アップルパイを作り上げることができたのだ。
一方、東城大では高階(小泉孝太郎)がトップの座を狙っていた。そんな高階に、維新大の菅井(段田安則)が近づく。菅井は佐伯と全日本医学会会長の座を争っている人物で、なんとか佐伯を追い落とそうとしていた。高階は天城の公開手術を維新大が主催する全日本胸部外科学会のメインプログラムにすることを提案した。成功すれば菅井の手柄になるし、失敗すれば天城のせいになる。
天城は助手に垣谷(内村遥)、第二助手に世良(竹内涼真)、オペ看に猫田(趣里)、花房(葵わかな)を抜擢する。
公開手術の日、プレゼンターが一人追加になっていた。維新代の姉妹校・テキサス医科大の外科医である安島恭也(新納慎也)だ。安島はクラッシャーと呼ばれ、学会でターゲットを追い詰めることで有名な人物だ。菅井は安島に天城を倒させることを仕組んでいたのだ。7年前、高階は安島によって潰された経験がある。
そんな中、手術が始まった。僧帽弁形成術および冠動脈バイパス術、ダイレクトアナストモーシスを手際よく進めてゆく天城に対して、安島は内胸動脈を離断してしまうのは危険だと言い出す。アメリカでその術式は閉塞率が高いと説明し、学会に来ていた人たちは手術方式に疑心暗鬼になる。しかし、天城は自分がやれたリスクはないといい、安島が以前起こした医療過誤について触れる。安島は立場が悪くなって退席してしまう。
天城の手術は成功し、あとの処理を垣谷たちにまかせて、パーティー会場へと学会に出席している人を誘う。佐伯も黒崎(橋本さとし)もパーティ会場へ向かう。
手術の後始末をしている垣谷は心臓の石灰化が気になり、天城に相談することもなくその対応を行ってしまう。石灰化部分を切り取っていると、左心室が破裂してしまい大出血となってしまった。慌てて高階も応援に向かうが、対処できない。このままでは人工心肺に頼るしかないとなった時、天城が戻ってきて、血液で見えていないような部分もきれいに対応して事なきを得た。
後日、繁野は退院する。結衣はアップルパイを作ってもってきていた。そして猫田に渡す。店が再開したらぜひまた来て欲しいと言った。猫田はアップルパイをひとつ、花房にも渡した。
実は、猫田は維新大出身で、安島の過去を探っていたのだ。それを頼んだのは佐伯。そしてそのことを知っているのは藤原師長(神野三鈴)だけだった。
天城は資料室から一つのファイルを持ち出していた。医療事故調査報告書だ。
■第3話あらすじ
天城(二宮和也)は桜宮市で計画中の新病院を「スリジエハートセンター」と勝手に命名した。しかし、佐伯(内野聖陽)たしなめられ、自身のセンター長就任と命名のお披露目を公開手術で行うと告げる。
そんな中、狭心症と認知症を患った患者・年子(正司花江)が転院してきた。担当医となった研修医のミンジェ(キム・ムジュン)は年子の息子・孝利(立川談春)がクレーマーであることに頭を悩ませていた。世良(竹内涼真)は、年子の検査結果を見て手術には天城の高度な技術が必要と判断し、天城に相談するも早々に断られてしまう。年子は生活保護受給者だった。
その後、天城は新病院への出資を取りまとめる企業組合の理事・水野(梅沢富美男)にダイレクト・アナストモーシス手術を受けるように仕向ける。もちろん、賭けで水野に財産の半分をかけることを条件としている。
しかし、水野は佐伯と対立する維新大教授・菅井(段田安則)の差し金であることが判明する。そこで天城は、桜宮市医師会会長である真行寺(石坂浩二)に公開手術の患者を紹介してほしいと持ち掛けるが…。
TBS 2024年7月スタート。毎週日曜日21時放送「ブラックペアン2」。出演:二宮和也、竹内涼真、葵わかな、趣里、キム・ムジュン、チェ・ジウ、神野三鈴、橋本さとし、段田安則、小泉孝太郎、内野聖陽、田中みな実、内村遥、今野浩喜、森田甘路、ヤマダユウスケ、松川尚瑠輝、水谷果穂、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@blackpean_tbs」。TVerとTBSFREEで最新話無料配信、U-NEXTで最新話まで全話配信中。
◇TBS「ブラックペアン2」番組公式サイト
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