二宮和也と竹内涼真の二人での手術が成功!「ブラックペアン2」病院名の由来も披露 第3話ネタバレと第4話予告

07月22日11時00分ドラマ
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「ブラックペアン2」(TBS、日、21時)第3話が21日放送された。シーズン1では泣き虫研修医だった世良(竹内涼真)が天城(二宮和也)の信頼を得て、著しい成長を見せた。第4話は28日の放送となる。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



日曜劇場「ブラックペアン2」第3話の話題と第4話あらすじ!

「ブラックペアン2」は、2018年4月期に二宮主演で放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編にあたる。「医療と金」そして「医療革命」を巡るメディカルエンターテインメントが再び始まった。その第3話が21日に放送された。



天城(二宮和也)と世良(竹内涼真)の同時手術に感動

2018年に放送した「ブラックペアン」では研修医だった世良だが、あれから月日がたち、医師としての正義感もあり、技術も向上している。性格に難もなく、金に汚くない。実は、このドラマに登場する人物の中で、精神面、技術面を兼ね備えた最も優秀な医師の一人となっている。

そんな世良が天城とともに同時に手術をすることで、天城が一人で手術をした場合に助かる可能性がゼロだったものを成功させることができた。このシーンをみて「あの世良先生が」「泣き虫だったのに」と親が子をみまもるような視点での発言がネットで多く見られた。



スリジエは桜の意味

天城が新病院を勝手に「スリジエハートセンター」と命名しているが、この「スリジエ」が桜の意味を表すフランス語であることがわかった。天城には桜並木も作り、桜とともにここの住民を見守る病院を作りたい」という希望があるのだ。

天城が度々フランス語を使っているが、これは原作ではもともと天城が働いていたのがフランス語圏のモナコの病院という設定になっているからだ。



第4話のみどころ

第4話では、世良と看護師の美和(葵わかな)の恋愛関係も進む。研修医だったころから互いに助け合ってきて、信頼関係もあり、なんでも言える関係だ。そんな二人に恋心が芽生える。さらに、美和の母親が天城を訴える弁護士として登場する。母親役として登場するのはミュージカル界の女王・花總まりだ。

さらにシーズン1に引き続き加藤浩次、池田鉄洋がゲスト出演する。加藤は、シーズン1から引き続き池永英人役で出演する。池永は医療ジャーナル誌の最高権威である「日本外科ジャーナル」の編集長だ。東城大の佐伯と維新大の菅井が争う日本医学会会長の座を得るためのキーパーソンとなり、維新大が力を入れている医療AIに興味を示している。池田は維新大の医師・野田吉行役として天城に対抗する医師を演じる。



■第3話ネタバレあらすじ

天城(二宮和也)は桜宮市で計画中の新病院を「スリジエハートセンター」と勝手に命名した。しかし、佐伯(内野聖陽)たしなめられ、自身のセンター長就任と命名のお披露目を公開手術で行うと告げる。

そんな中、狭心症と認知症を患った患者・年子(正司花江)が転院してきた。担当医となった研修医のミンジェ(キム・ムジュン)は年子の息子・孝利(立川談春)がクレーマーであることに頭を悩ませていた。世良(竹内涼真)は、年子の検査結果を見て手術には天城の高度な技術が必要と判断し、天城に相談するも早々に断られてしまう。年子は生活保護受給者だった。

その後、天城は新病院への出資を取りまとめる企業組合の理事・水野(梅沢富美男)にダイレクト・アナストモーシス手術を受けるように仕向ける。もちろん、賭けで水野に財産の半分をかけることを条件としている。水野は佐伯と対立する維新大教授・菅井(段田安則)の差し金であることが判明し、天城が自分の財産をかけるように話したことから、センター長就任にはふさわしくない人間だと判断される。手術は高階(小泉孝太郎)にやってもらうという。

天城は、桜宮市医師会会長である真行寺(石坂浩二)に公開手術の患者を紹介してほしいと持ち掛ける。しかし、真行寺もまた天城が金を巻き上げる強欲な医者と判断して患者の紹介はしない。実は、裏で、菅井、高階、水野、真行寺はつながっていて、センター長には高階を推薦するつもりでいたのだ。

年子の息子・孝利が怪我をして病院に運ばれてきた。仕事中の事故のため労災の申請を進めるが、労災にでもなれば、仕事が首になるといって麻酔もしなくていいからという。そんな孝利に天城は「人生を賭ける」ことを条件に母親の手術を引き受けた。

しかし、年子は以前の手術の影響でダイレクトアナストモーシスもできなければ、人工心肺に切り替えることもできない。現在治験中の一酸化窒素郷製剤という製薬を使うことでなんとか手術が可能となるレベルだ。それでも天城は公開手術に踏み切る。同時にメスを握るのは世良だ。世良は手術直前まで練習に励む。

高階は30分以内に手術などできないと踏んで、隣の病室にダーウィンを用意していた。

そして手術が始まった。一人ではできない手術だが、世良が同時にメスを握ることで難手術を成功させた。そして、天城は聴衆の前に戻ってくると、寄付金を募り始める。さらに、年子の息子である孝利が事故にあったのは水野が社長をつとめている会社の仕事でのことだった。水野のことを菅井は切り捨てる。

孝利に人生を賭けるといったのは、内部告発をさせることだった。当然のように失職した孝利だが、天城は集まった寄付金の半額を与え、次の仕事までのつなぎにつかうようにという。

天城と世良は計画中の新病院の予定地を歩く。スリジエとは桜を意味するフランス語だと天城は教えた。そして桜は70年の寿命であり、人間と似ているという。そんな桜とともに人間を見守る病院と作りたいと思っていることを世良に話した。



■第4話あらすじ

医療訴訟で有名な弁護士・戸島和子(花總まり)が市民団体を引き連れ東城大に乗り込んできた。天城がやっていることが詐欺だというのだ。佐伯(内野聖陽)が、天城の今後予定している手術を即刻中止とすることでなんとかその場を収める。

和子はなんと美和(葵わかな)の母親だったことが発覚する。そんな中、突然和子がその場に倒れ込む。

対応にあたった世良(竹内涼真)は、緊急で冠動脈のバイパス手術が必要と判断し、手術を実施。しかし、中断する。石灰化が激しく、治せるのは天城のダイレクト・アナストモーシスのみ。しかし、和子は天城のオペを拒否するのだった。

和子は維新大が開発した医療AI“エルカノ”による保険適用のバイパス手術を受けることにするが、佐伯のライバルである維新大教授の菅井(段田安則)は、AIを使ってどんな医師でもできる手術を成功させ、日本医学会トップの座に近づこうとしていた。



「ブラックペアン2」

TBS 2024年7月スタート。毎週日曜日21時放送「ブラックペアン2」。出演:二宮和也、竹内涼真、葵わかな、趣里、キム・ムジュン、チェ・ジウ、神野三鈴、橋本さとし、段田安則、小泉孝太郎、内野聖陽、田中みな実、内村遥、今野浩喜、森田甘路、ヤマダユウスケ、松川尚瑠輝、水谷果穂、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@blackpean_tbs」。TVerとTBSFREEで最新話無料配信、U-NEXTで最新話まで全話配信中。



TBS「ブラックペアン2」番組公式サイト

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