【最終回】公開手術中に患者が危篤に。二宮和也はどう対応する?「ブラックペアン2」第9話ネタバレと第10話予告

09月09日09時52分ドラマ
©TBS

「ブラックペアン2」(TBS、日、21時)第9話が9月8日に放送された。天城雪彦(二宮和也)の命は、佐伯教授(内野聖陽)と渡海征司郎(二宮和也/2役)が同時手術を行うことで助けた。最終回・第9話は9月15日に25分拡大で放送される。公開手術中に患者が悪性高熱症に陥った。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



日曜劇場「ブラックペアン2」第9話放送後の話題&最終回のみどころ!

「ブラックペアン2」は、2018年4月期に二宮主演で放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編にあたる。「医療と金」そして「医療革命」を巡るメディカルエンターテインメントが再び始まった。その第9話が9月8日に放送された。

幼いころから心疾患を患っていた天城雪彦(二宮和也)は、エルカノによる遠隔操作でダイレクト・アナストモーシスを佐伯(内野聖陽)、佐伯式僧帽弁形成手術を渡海征志郎(二宮和也/2役)が行うことで一命を取り留めた。そんな天城は、実父・渡海一郎を病院から追い出し、育ての親・天城司(大和田伸也)が亡くなる前に言った「ブラックペアンの約束は破られた」の意味を探るために大胆な行動にでた。



天城は母を手術中の悪性高熱症で亡くしていた

天城を3歳のころから育ててくれたのは天城司とその妻だ。天城の育ての母親も心疾患に倒れる。手術の日が「運勢が悪い」と日程を渋る母親を説得して手術に向かった天城だが、全身麻酔の影響で悪性高熱症を発症してしまい、手術中になくなってしまう。

これが天城のトラウマになり、「運の悪い患者」の手術を避けるようになった。そして、天城が取り込んだのがシャンス・サンプル(二者択一)だった。


ブラックペアンの約束とは?

天城司が死ぬ前に天城に託した「ブラックペアンの約束は破られた」という言葉。ブラックペアンはカーボン製のペアンでレントゲンにも映らず、燃えてしまうために、死後、遺体を火葬すれば体内にあったとしても何も残らない。シーズン1でもそのペアンを使った過去の診療が問題となったが、シーズン2ではどんな闇が隠されているのか?15日に放送される最終回・第10話で明らかになる。


天城の命は本当に大丈夫?

最終回の予告動画で手術中に胸を押さえている天城の姿が映っている。第9話で佐伯式とダイレクト・アナストモーシスの同時手術を受けたばかりだが、すぐに治っているのか?公開手術中に患者が悪性高熱症となった極度のプレッシャーに天城の心臓はもつのか?


世良(竹内涼真)の涙!

予告動画で「一人の医者として彼を救いたい」と涙し、手術を申し出ているが、それは天城雪彦の手術なのか?ドラマを通して一環して「よい人」「よい医者」の世良にも注目が集まる。



■第9話ネタバレあらすじ

佐伯(内野聖陽)、渡海征志郎(二宮和也/2役)の二人が心疾患のある天城雪彦(二宮和也)の手術を行う。しかし、渡海は天城を救う唯一の方式であるダイレクト・アナストモーシスでの手術は断っていた。佐伯はダイレクト・アナストモーシスと佐伯式僧帽弁形成手術を同時に実施しないと天城の命は助からないと判断し、椎名(田中みな実)にエルカノを維新大から持ってきてもらう。佐伯がエルカノを使いながらダイレクト・アナストモーシスを行い、渡海が通常の手術で佐伯式僧帽弁形成手術を行い、天城は一命を取り留めた。

助かった天城は「ブラックペアンの秘密」を探るためにやってきたのだと言う。実の親・渡海一郎は佐伯が体内に残したペアンのことを医療過誤と疑われて病院を追われた。渡海が佐伯をかばったのだと思える。佐伯は以後、カーボン製のペアンを手術道具の中に忍ばせるようになった。天城は育ての親である天城司(大和田伸也)がなくなる前に「ブラックペアンの約束は破られた」と話したことから、秘密が隠されていると思い、佐伯が手術した過去の患者を探していた。8年前、天城司が東城大でオペをした患者・徳永栄一が秘密を握る人だと確信した。

国際心臓外科学会での公開オペをすることになった天城。患者は結衣(堀越麗禾)だ。承諾書もとったが、手術には主治医である世良(竹内涼真)を参加させないという。不信に思った世良が尋ねると、公開オペは結衣ではなく、徳永で行うことがわかる。身よりのない徳永は佐伯が保証人となり別の病院にいた。

8年前の徳永の手術記録はなかった。ただ、天城司は論文を書いていた。「冠状脈病変に対しいて行うダイレクトアナストモーシスの可能性について」という論文で、天城司の死後、その論文を読むことが出来た。そして徳永を助けることができるのは天城雪彦だけだとも書いてあった。手術記録はなかったが、天城雪彦は渡海の実家でそれを見つけていて、写真に撮っていた。そこに書かれている助手は架空の人物だ。その追求を佐伯にするが、佐伯は何も言わない。

また、天城雪彦がシャンス・サンプル(二者択一)を行うようになったのは育ての母が「運の悪い日」に手術をして、術中に悪性高熱で亡くなったためなこともわかった。

徳永の公開手術が始まる。ダイレクトアナストモーシスをしようとしたところ、患者の熱が上がってしまう。麻酔による悪性高熱だ。悪性高熱症を抑える特効薬はあるのだが、その日の麻酔医は用意していない。天城雪彦は母親の時と同じように、公開手術中に絶体絶命のピンチを迎えてしまった。



■最終回・第10話あらすじ

母の悪夢と重なる、悪性高熱症の患者を前にした天城(二宮和也)は、バイパス手術中に人工心肺を使うという極めて危険なオペを決断した。高階(小泉孝太郎)がサポートにつく。ところが、患者である徳永のバイパスを作るための冠動脈3本はすべて切離されていた。その手術痕はいったい何を意味するのか・・・。

そして、会場にいた真行寺(石坂浩二)は学会の意向として天城にオペ中止を勧告するのだが、佐伯(内野聖陽)はオペの続行を促し、さらに新病院設立の真の目的を天城に告げる。

同じ頃、東城大では結衣(堀越麗禾)が急性僧帽弁閉鎖不全を発症してしまう。非常に危険な状態で、世良(竹内涼真)は黒崎(橋本さとし)に補助してもらいスナイプによる緊急オペを行う。ところが思わぬアクシデントに見舞われてしまった。

封印されてきたダイレクト・アナストモーシスをめぐる全ての真実、破られたブラックペアンの約束の意味が明かされる。


TBS 2024年7月スタート。毎週日曜日21時放送「ブラックペアン2」。出演:二宮和也、竹内涼真、葵わかな、趣里、キム・ムジュン、チェ・ジウ、神野三鈴、橋本さとし、段田安則、小泉孝太郎、内野聖陽、田中みな実、内村遥、今野浩喜、森田甘路、ヤマダユウスケ、松川尚瑠輝、水谷果穂、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@blackpean_tbs」。TVerとTBSFREEで最新話無料配信、U-NEXTで最新話まで全話配信中。



TBS「ブラックペアン2」番組公式サイト

【2024年夏ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】