20日に放送したMBC金土ドラマ「白雪姫には死を～BLACK OUT」第10話で、11年前にジョンウ（ピョン・ヨハン）が無実の罪を着せられた経緯が明らかになった。これにより視聴率は全国基準6.1％、首都圏5.9％を記録した（ニールセンコリアより）。

第10話のあらすじと見どころ。考察など紹介、次回第11話予告はYouTubeで視聴できる。本作はU-NEXT、Hulu、Lemino、FOD、ABEMAなどで韓国と同日配信中だ。

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「白雪姫には死を～BLACK OUT」は…

「白雪姫には死を～BLACK OUT（백설공주에게 죽음을-Black Out）」は、遺体が発見されていないミステリアスな殺人事件の犯人とされ、前科者になった青年が10年後、真実を明らかにする過程を描いた逆追跡犯罪スリラードラマ。ドイツのミステリーの女王と呼ばれるネレ・ノイハウスのベストセラーが原作で、Disney+オリジナルシリーズ「サムシクおじさん」、映画『ハンサン　―龍の出現―』『彼女が死んだ』など大作への主演が続くピョン・ヨハンが、高校生から青年まで熱演する。⇒【関連記事・各話のあらすじ】

■キャスト

コ・ジョンウ役：ピョン・ヨハン
刑事：ノ・サンチョル役：コ・ジュン
女優：チェ・ナギョム役：コ・ボギョル
医大生（休学中のアルバイト生）：ハ・ソル役：キム・ボラ
警察署長：ヒョン・クタク役：クォン・ヘヒョ
クタクの息子：ヒョン・スオ役：イ・ガソプ
国会議員：イェ・ヨンシル役：ぺ・ジョンオク
病院長：パク・ヒョンシク役：コン・ジョンファン
ジョンウ母：チョン・グムヒ役：キム・ミギョン
ジョンウ父：コ・チャンス役：アン・ネサン
　ほか

■第10話あらすじ

11年前、チェ・ナギョム（コ・ボギョル）はコ・ジョンウ（ピョン・ヨハン）の家にやって来て、二人は酒を飲み始める。ジョンウがソウルに行くことで友人たちと別れる話をすると、ナギョムは彼が恋人ダウン（ハン・ソウン）とも別れるのかと尋ねる。別れないというジョンウに、彼女が浮気していることを話すと、ジョンウは怒って、ナギョムを追い返したという過去があった。

現在、ナギョムのマンションでジョンウは「すべてお前の計画だとヤン・ビョンム（イ・テグ）が言っている」と問い詰めるが、ナギョムはビョンムに脅されたと主張する。

一方、ハ・ソル（キム・ボラ）はシン・ミンス（イ・ウジェ）に11年前の真実を追及し、激怒したミンスが彼女を脅すが、ジョンウが現れてそれを止める。ミンスは「ダウン（ハン・ソウン）はお前が殺したんだろう」とジョンウを非難し、「そう思えば罪悪感も消えるのか」とジョンウは皮肉を返す。

ナギョムはビョンムに面会し、「恩を仇で返すの？」と睨みつけてビョンムを挑発し、得意の演技力で泣き真似をする。ビョンムは「お前が指示した！」と騒ぐが、周囲には彼女が脅迫されているようにしか見えない。

一方、ジョンウとソルは11年前の交通事故の目撃者を探す一方で、刑事ノ・サンチョル（コ・ジュン）と手分けして犯行に使われたジョンウの車を探し始める。

実は、11年前にジョンウとケンカしたナジョンは、倉庫に戻って事件現場を目撃した。そして、ゴノ（イ・ガソプ）が通報しようとするのを止めたのだ。ボヨンの携帯や下着を見つけたゴノは耐えきれず父グタク（クォン・ヘヒョ）に助けを求めた。グタクはビョンムとミンスの父親たちと現場に駆けつけた。グタクの指示で、シン・チュホ（イ・ドゥイル）がジョンウの車を運転してボヨンの遺体を運ぶ途中で、事故を起こしてしまった。
ジョンウを犯人とする証拠を捏造したグタクは、コ・チャンス（アン・ネサン）に「未成年のうちにジョンウに自白させて減刑を狙い、控除を諦めた方が本人のためだ」と説得したのだった。

現在、議員イェ・ヨンシル（ペ・ジョンオク）は夫パク・ヒョンシク（コン・ジョンファン）が殺人で脅迫されていることを知り激怒。「あなたには解決できない！」と彼の携帯を取り上げて、新しい携帯を渡す。

廃車場で手掛かりを探すサンチョルだが、グタクたちが手を回し手掛かりは見つからない。一方、ジョンウは配車の関連書類を探す中でコンテナ賃貸書を見つけ、父チャンスが車を保管していた事実を突き止める。ジョンウはコンテナで11年前の自分の車を見つけ、父が自分の無実を信じていたことに感激する。

■見どころ・考察・次回予告

第10話の視聴率は、前回の最高視聴率（全国6.5％、首都圏6.4％）には届かなかったが、同時間帯に「グッド・パートナー」最終回を迎えてのこの数字は大健闘と言えよう。
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また、この回ではヒョン・グタク、ドンミン（チョ・ジェユン）、フンス（チャ・スンベ）、チュホ（イ・ドゥイル）たちは、才覚のあるチャンスと秀才ジョンウ親子に嫉妬していた。一方、ジョンウを好きなナギョンはダウンに嫉妬し、彼女に二股をかけられているジョンウに腹を立てていた。ジョンウに仕掛けられた冤罪は、父親たちの歪んだ愛と、2つの嫉妬から始まったことが分かった。

気になるのはダウンの死。これまでの展開から、おそらくダウンの浮気相手は院長のヒョンシク。となるのは犯人はヒョンシク？11年前にヨンシルはグタクに隠ぺい工作を頼んだのか？

やりきれない展開の中、息子の面会に10年間行かなかったグムヒ（キム・ミギョン）の投函しなかった多くの手紙と、息子の無実を信じて車を廃車しなかったチャンスの行動に救われた。そうなるとチャンスの自殺も怪しい。残り4話でどんな真実が明らかになるのか？

第11話の予告動画はYouTubeでも視聴できる。但し、日本語字幕なし。

MBC「白雪姫には死を～BLACK OUT」は金・土曜日21時50分から放送、YouTube「MBC Drama」には関連動画が多数公開中だ。