「損するのは嫌だから」キム・ヨンデ、“新・年下男子”として国内外で人気沸騰中
キム・ヨンデが主演を務めるドラマ「損するのが嫌だから」で、国内外問わず「年下男子」として大きな注目を浴びている。
韓国の年下男子ブームは2018年から始まった。「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」でチョン・へインがソン・イェジンと共演し、韓国で全ての年上女性を虜にした。最強年下男子チョン・ヘインは2024年、「となりのMr.パーフェクト」で同級生とのロマンスで人気だ。
今年に入って「卒業」のウィ・ハジュン、「ウエディング・インポッシブル」が年下男子として多くの女性視聴者を魅了し、新たな年下男子のスターとして人気を集めてきた。
そして今、韓国、日本はもちろん海外でも大注目を集めているのがキム・ヨンデだ。キム・ヨンデは「損するのは嫌だから」で、シン・ミナ演じるソン・ヘヨンと共演しており、二人の息の合った演技が話題を呼んでいる。実際には12歳の年齢差があるが、劇中では7歳差という設定で、年下男子ならではの若々しさと甘さで視聴者を引き込んでいる。
本作は、損をしたくないという理由で結婚を選んだ女性ソン・ヘヨンと、人に迷惑をかけたくないために偽の新郎になった男性キム・ジウクが繰り広げる、損得ゼロのロマンスを描いた作品だ。
ドラマが進むにつれ、キム・ヨンデ演じるジウクがシン・ミナを支えながらも、次第に自分の感情に気づいていく様子が描かれ、視聴者の感情移入を高めている。キム・ヨンデの繊細な演技が評価され、彼自身の人気や知名度も急上昇している。
23日放送された第9話では、ジウクのある事情のためにヘヨンが辞職の危機にさらされる。ジウクはヘヨンに迷惑をかけないために、彼女の前から去ることを決心し、少しでも彼女と幸せな時間を過ごそうと、ヘヨンの出張先についていく。電車のヘヨンの指定席にちょこんと座っていたり、仕事に行くヘヨンに甘えたりと年下男子の可愛さ爆発で胸キュン必至だ。⇒第9話ネタバレと見どころ(9/24 8:00公開)
©tvN「손해 보기 싫어서」より
最近のTV-OTT(オンライン動画サービス)出演者ランキングでは、「となりのMr.パーフェクト」のチョン・ソミンやチョン・ヘインに続いて堂々の3位にランクインしており、その存在感がさらに増している。特に、韓国のドラマ業界で一目置かれるイ・ミンホ(「パチンコ」主演)や、現在高視聴率を記録している「グッド・パートナー」のチャン・ナラ、ナム・ジヒョンを抑えた結果は大きな話題となった。
さらに、キム・ヨンデの人気は韓国国内にとどまらず、ドラマがアマゾンプライムビデオ(Prime Video)も独占配信を通じて世界240カ国以上で同時配信され、海外ファンからの注目も急速に高まっている。
次回作にも早くから出演が決定しており、キム・ヨンデはさらに大きな飛躍を目指している。次の作品は、「太陽の末裔 Love Under The Sun」や「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」を手掛けたイ・ウンボク監督の新ドラマ「親愛なるX」で、キム・ユジョンとの共演が予定されている。物語は、生きるために仮面をかぶる女性と、その女性を救おうとする男性を描くメロスリラーで、キム・ヨンデが再び新たな魅力を発揮することが期待されている。
◇YouTube|손해보기싫어서 EP.9
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