「白雪姫には死を」11年前の事件の真相が明らかに、まさかの驚愕ラスト…視聴率7.9%【第12話ネタバレ】

09月28日09時07分ドラマ
画像:MBC「백설공주에게 죽음을」HPより

27日に放送した韓国MBC金土ドラマ「白雪姫には死を~BLACK OUT」第12話では、11年前の事件に絡む一連の真実がついに明らかになった。

11年前と現在とが交錯した第12話のはネタバレあらすじと見どころを紹介する。本作はU-NEXT、Hulu、Lemino、FOD、ABEMAなどで韓国と同日配信中だ。なお、ニールセンコリアによると、この回の視聴率は全国平均で7.9%だったことが分かった。

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「白雪姫には死を~BLACK OUT」は…

「白雪姫には死を~BLACK OUT(백설공주에게 죽음을-Black Out)」は、遺体が発見されていないミステリアスな殺人事件の犯人とされ、前科者になった青年(ピョン・ヨハン)が10年後、真実を明らかにする過程を描いた逆追跡犯罪スリラードラマ。ドイツのミステリーの女王と呼ばれるネレ・ノイハウスのベストセラーが原作。⇒全話ネタバレあらすじ、見どころ、キャスト紹介、視聴率などは【「白雪姫には死を」を2倍楽しむ】でまとめている。

■キャスト

コ・ジョンウ役:ピョン・ヨハン
刑事:ノ・サンチョル役:コ・ジュン
女優:チェ・ナギョム役:コ・ボギョル
医大生(休学中のアルバイト生):ハ・ソル役:キム・ボラ
警察署長:ヒョン・クタク役:クォン・ヘヒョ
クタクの息子:ヒョン・スオ役:イ・ガソプ
国会議員:イェ・ヨンシル役:ぺ・ジョンオク
病院長:パク・ヒョンシク役:コン・ジョンファン
ジョンウ母:チョン・グムヒ役:キム・ミギョン
ジョンウ父:コ・チャンス役:アン・ネサン
 ほか


■第12話あらすじ

11年前、シン・チュホ(イ・ドゥイル)とヤン・フンス(チャ・スンベ)はシム・ボヨン(チャン・ハウン)の遺体を廃校に運ぶが、ボヨンはまだ生きていた。ボヨンをチュホが殴殺し、その遺体を排水溝に遺棄した。二人は恐怖に震えながら帰路につくが、途中で交通事故を起こしてしまう。ヒョン・グタク(クォン・ヘヒョ)に全てを知らせるべきか悩むが、グタクが知れば自分たちも殺されると考えて躊躇したという経緯があった。

シム・ドンミン(チョ・ジェユン)はボヨンを殺害したチュホを猟銃で射殺した後、グタクを呼び出す。グタクはチュホ殺害の理由を聞き、「ボヨンを殺したから」と自白し、グタクもこのことを知っていたはずだと、銃口を向ける。しかし「先に俺に言うべきだった」と叱りながらも慰めるグタクの言葉に、ドンミンは銃を降ろし、涙を流した。

サンチョル(コ・ジュン)による事情聴取で、ドンミンは事件当日にグタク、チュホ、フンスの4人で酒を飲んでいたと証言した。そしてジョンウ(ビョン・ヨハン)一家への謝罪を口にし、グムヒ(キム・ミギョン)を突き落としたのも自分だと自白する。ところがグタクに怯えるフンスを取り調べると、「署長がいるわけがない! ドンミンは酔っぱらって先に帰った! 俺たちと署長は親しくない!」と興奮して否定した。

グタクはサンチョルに「俺を調査しても構わない」と言い、「当時、署長はどこにいたんですか?」と問うサンチョル、「前の署長に呼ばれて行った」とグタク。しかしサンチョルの疑念は晴れない。

署長グタクはマスコミを通じて11年前の操作ミスを謝罪し、再捜査を発表する。これを見た議員イェ・ヨンシル(ペ・ジョンオク)はグタクを脅迫しようとするが、逆にグタクからパク・ダウン(ハン・ソウン)と夫パク・ヒョンシク(コン・ジョンファン)の密会写真を突きつけられる。野心を露わにするグタクにヨンシルは「道知事就任後、南部庁公安部部長として一緒に働いてほしい」と提案する。その後、グタクはキム・ヒド(チャン・ウォニョン)に辞職を迫る。

ナギョム(コ・ボギョル)は11年前の事件当日を思い出す。
ダウンとヒョンシクの関係を知り殺人現場まで目撃したナギョムは恐怖に震えジョンウの家に行った。しかし、酔いつぶれたジョンウがダウンに「何でも直すから」と懇願するメッセージを送っていたことを知ると、ジョンウに罪を着せる計画を進めることを決めた。

ヒョンシクもダウン殺害の罪をジョンウに着せようと凶器を倉庫に戻した。帰宅したヒョンシクは妻ヨンシルに泣きつく。ヨンシルは「三つのことはするなと言ったでしょう。妊娠させるな、金で解決できないことはするな、ニュースになるようなことはするな。これが難しいの?」とビンタして、当日の一部始終を聞き出したのだった。

サンチョルはダウンの祖母に接触して証言を得る。彼女は「低くて穏やかな声」を持つ教師のような人物が事件に関与していたことを話し、その声が重要な手がかりとなるが、確実な証拠を掴むことは依然として難しい状況だった。

一方、スオを病院から連れ戻したグタクは、全て忘れろと言いゴノの死を隠す。しかし、驚くべきことに、スホはゴノような健康的な姿で花束を持ち、庭のどこかへ向かった。そして「ずっと待ってた?」とゴノは制服を着て横たわるダウンのそばに座った。彼はダウンに『白雪姫』の一節を読み聞かせた。「何年経っても白雪姫の体は全く腐らなかった」という一文をスオはスラスラと読み上げた。





■見どころ・考察・次回予告

想像の斜め上を行くラストに「まさかスオがダウンの遺体を持っていたのか?」と驚愕し、「毎回、名演技が出ている」、「ジョンウの10年間は誰が償うんだ」、「署長はダウンの遺体のことを知っているのか?」といった熱い反応が寄せられた。

今回は他にも、ナギョンに関する事実が次々と明らかになった。11年前彼女はヒョンシクがダウンを殺害する現場を携帯電話で撮影していた。そして現在では、先行映像で明かされたように、ジョンウの位置情報をGPSアプリで共有していたことをサンチョルとジョンウが知り、彼女への疑念が膨らむシーンもあった(詳細はこちらで解説)。

以下のYouTubeにて今夜28日放送の第13話の予告が公開されたが、MBC番組HPには別の予告が先行公開された。残念ながら日本からは視聴できないが、ここではナギョンがジョンウに全て目撃したいたと告白し、一途に慕って来たジョンウに罪を擦り付けた理由を告白している。

YouTube「백설공주에게 죽음을」EP13予告

MBC「白雪姫には死を~BLACK OUT」は金・土曜日21時50分から放送、YouTube「MBC Drama」には関連動画が多数公開中だ。



YouTube「MBC Drama」チャンネル

kandoratop【作品詳細】【「白雪姫には死を」を2倍楽しむ】