BSフジ<大王の道>の後は約100年前の「馬医」を放送(あらすじ・3つの見どころ・キャスト)

16時05分 
(16時06分 更新)
ドラマ
©2012-3 MBC

BSフジ(月~金曜日10:00-11:00)枠で放送中の韓国時代劇「大王の道」の後は、“時代劇の巨匠”イ・ビョンフン監督と名優チョ・スンウがタッグを組んだメディカル史劇「馬医」(全50話)を11月1日(金)より放送する。YouTubeにて予告動画が視聴できる。


「馬医」は17世紀後半を舞台に、馬の医者からやがて王の主治医(御医)にまでなった実在の人物、ペク・クァンヒョンの波乱に満ちた生涯ドラマチックに描くメディカル史劇。【「馬医」を2倍楽しむ】では時代背景や実在人物の紹介、全話ネタバレあらすじ、キャストの魅力、豆知識などまとめて紹介している。



■時代背景

現在放送中の「大王の道」は、18世紀の朝鮮王朝第21代王・英祖を時代背景としている。11月からスタートする「馬医」は1世紀ほど時代をさかのぼった17世紀の第16代・仁祖19代・粛宗の治世を舞台としている。



■ドラマ紹介

史実とフィクションを巧みに織り交ぜた歴史ドラマを描いてきたイ・ビョンフン監督だが、本作は、「ホジュン 宮廷医官への道」「宮廷女官 チャングムの誓い」に続く実在の人物を主人公にした3作目の医療ドラマ。命あるすべてのために、自分の医術を信じて突き進んだ男の物語である。



■見どころ① 実在の医官の物語

ペク・クァンヒョンは、朝鮮時代に実在した医官で、馬医から王の主治医にまで昇進した白光炫。彼についての記述は少なく、韓国でもあまり知られていなかったが、ドラマによって注目を浴びた。物語には馬が多く登場し、特に序盤では、主人公と馬との心温まるエピソードが描かれている。



■見どころ② 実力派俳優たちの名演技

主人公ペク・クァンヒョンを演じたチョ・スンウは、映画や舞台での実績を持つ実力派俳優で、時代劇への挑戦を成功させた。ヒロイン役のイ・ヨウォンも「善徳女王」での史劇演技が評価され、さらにイ・サンウがライバル役として登場するが、その爽やかさが際立ち、悪役にはならなかったというエピソードがある。これについては詳しくは、【「馬医」を2倍楽しむ】イ監督のインタビューで詳しく紹介している。



■見どころ③ イ・ビョンフン監督の挑戦

イ・ビョンフン監督は、「ホジュン 宮廷医官への道」をはじめ「チャングムの誓い」「イ・サン」「トンイ」を通じて時代劇を万人に受け入れられるジャンルにした功績がある。本作「馬医」では、動物との交流や自然とのつながりをテーマにした新しい挑戦を試みた。動物たちの演技も話題になり、「動物演技大賞」なるランキングなるものが発表された。これについては第7話の詳しいあらすじで紹介している。イ監督の作品の中では視聴率的には大ヒットとは言えなかったが、監督の新たな試みとして評価された作品となっている。



■あらすじ

17 世紀・朝鮮王朝時代-。
共に医学の道を志し、身分を超えた友情で結ばれた三人の若者、カン・ドジュン(チョン・ノミン)、イ・ミョンファン(ソン・チャンミン)、チャン・インジュ(ユソン)は互いに腕を磨き夢に向かって歩んでいた。しかし、ある時朝廷内の陰謀による昭顕世子暗殺事件に巻き込まれ、その友情は悲しくも崩れてしまう。
イ・ミョンファンの裏切りからカン・ドジュンは世子暗殺の罪をかぶせられ処刑に・・・。
その後、罪人カン・ドジュンの息子として生まれたクァンヒョン(チョ・スンウ)。即刻、処刑されそうになるが、女児なら処刑を免れるため、カン・ドジュンを慕う奴婢(ぬひ)ぺク・ソック(パク・ヒョッコン)が自分の娘チニョン(イ・ヨウォン)とすりかえる。一命を取り留めたクァンヒョンは、奴婢として牧場で育てられ、やがて腕利きの馬医へと成長をしていく・・・。



■キャスト

ペク・クァンヒョン 役:チョ・スンウ
カン・ジニョン 役:イ・ヨウォン
イ・ソンハ 役:イ・サンウ
イ・ミョンファン 役:ソン・チャンミン
 ほか



BSフジ「馬医」番組公式サイト
 2024年11月1日スタート 月~金10:00~11:00
YouTube「馬医」予告動画

kandoratop【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】