「損するのは嫌だから」“何の計算もなく愛してる”シン・ミナ&キム・ヨンデ、キスエンド【最終回・第12話ネタバレ】

10月02日07時00分 ドラマ
画像:YouTube「손해 보기 싫어서」EP12予告、放送画面キャプチャー

1日に放送されたtvN 土日ドラマ「損するのは嫌だから」最終回となる第12話では、ソン・ヘヨン(シン・ミナ)とキム・ジウク(キム・ヨンデ)がついに再会し、互いの気持ちを確認する様子が描かれた。プライムビデオでも独占配信開始したこの回のネタバレあらすじと見どころを紹介する。

■スピンオフ10月3日配信決定

本作のスピンオフとして、劇中でジャヨン(ハン・ジヒョン)執筆の大人向け小説『社長のお品書き』がドラマ化され、10月3日からプライムビデオで独占配信される。⇒(naviconで既報)

【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】



「損するのは嫌だから」は、損をしたくないという理由で結婚を選んだ女性ソン・ヘヨン(シン・ミナ)と、人に迷惑をかけたくないために偽の新郎になった男性キム・ジウク(キム・ヨンデ)が繰り広げる、損得ゼロのロマンスを描いた作品だ。⇒【各話のあらすじ】



■キャスト

ソン・ヘヨン役:シン・ミナ
キム・ジウク役:キム・ヨンデ
ポク・ギュヒョン役:イ・サンイ
ナム・ジャヨン役:ハン・ジヒョン
 ほか


■第12話(最終回)あらすじ

ヘヨンは母ウノク(ユン・ボギン)の葬儀後、ジウクに別れを告げ、「もう誰も守らなくていい。自分自身だけを守って生きて」と伝えた。ジウクが驚く中、ヘヨンはジウクがこれまで家族のために生き、自分の人生を犠牲にしてきたことを指摘し、「私はあなたの人生の理由や存在になりたくない。それはあまりにも重すぎる」といった。ジウクは別れを拒むが、ヘヨンは「最後にもう一度だけ私を守ってほしい。私が私でいられるように」と最後のお願いをした。

その後、ジウクは海外へ出国。ヘヨンとの連絡は途絶えたものの、チェ・ヒソン(チュ・ミンギョン)とナム・ジャヨン(ハン・ジヒョン)はジウクと連絡を続けていた。

6か月後、教育機関『クルビ教育』から独立したヘヨンは、投資金のミーティングに向かう途中、ジウクがある女性と一緒にいるところを偶然目撃した。ジウクはウノクの田舎の家を買おうとしている客でもあった。

また、『クルビ教育』のスタッフたちが結婚式のために帰国したというジウクの話を聞き、ヘヨンは驚く。複雑な気持ちで、ジウクと出会った懐かしいコンビニは『閉店』になっていた。ヘヨンはジウクとの思い出の場所がなくなると思い、とうとう涙を流した。

その時、ジウクがヘヨンの後ろに現れた。ヘヨンは「結婚するんだって?結婚式のために帰国したって聞いたよ。彼女、綺麗だね」と平気を装って話したが、ジウクは「それだけ?俺が結婚するってのに…」と問いかけた。

ヘヨンは「そうよ」と答え、まだタバコをやめられないのかと尋ねるジウクに「タバコを初めて教えてくれた人のことは一生忘れられない」と言い、立ち去った。ジウクはそれが高校生の自分だったと気づき、ヘヨンを追いかけた。

そして彼女のビールを取り上げて一気飲みし、「タバコを教えたのが俺だって言ったのは何でだ?俺を忘れられないってことだろ?俺に会いたかったってことだし、俺を送り出したことを後悔してるってことだろ?」と問い詰めた。

ヘヨンはそれを認めながらも、ジウクを送り出したことは後悔してないと答え、「何も守らなくてよかった時間はどうだった?」と問い返した。ジウクは「楽だった」と言いつつも「どんなベッドも、ヘヨンが買ってくれたベッドほどは楽じゃなかった。すごく恋しかった。妹、可愛いだろう?義父と親しくなって、親戚の結婚式に代わりに行ってほしいって頼まれたんだ」と、ヘヨンの誤解を解いた。

「俺の心が戻ってきたんだ。俺は重くないよ。俺が重いとしても、どれだけ重いっていうんだ」と酒に酔ったジウクが打ち明けた。ヘヨンのベッドで眠りについたジウクだったが、ヘヨンが目覚めるとジウクは居なかった。

ヘヨンはジウクを探し回った。実は、ジウクはヘヨンのためにワカメスープを作ろうと、朝早く買い物に行っていたのだった。ヘヨンは「おかえり、ジウク」と言い、「何も考えず、君を愛してる」と告白した。



■第12話見どころと感想

母の葬儀から始まった最終回。里子たちが集まりにぎやかな葬儀となり、ヘヨンは初めて母の生き方を認めた。テヒョン(ホ・ジョンミン)と別れたヒソンだったが、6カ月間、彼が父親になろうと努力してくれたことを知り、二人は寄りを元した。ギュギョンも騙されて見合いをさせられたが、ナジョンへの愛を貫いた。

またこの回では、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のチュ・ヒョンヨンが、イ・サンイの見合い相手のオム・ジヘ役で、「プレイ・プリ」のシン・ヒョンスンがナジョンの編集社内気なインターン、ミン・ジュウォン役で特別出演した。

ちなみに、チュ・ヒョンヨンが演じたのはオム館長の妹で、オム館長は本作の脚本を担当したキム・ヘヨン作家の「彼女の私生活」に登場する人物。キム・ソニョンが役柄そのままで第6話で出演した。

「損するのは嫌だから」は、日本を含む世界240カ国以上でAmazon Prime Videoを通じて全話公開中だ。



tvN 「손해 보기 싫어서(損するのは嫌だから)」公式番組サイト

kandoratop

【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】