BS12「上陽賦〜運命の王妃〜」(68話版)第12話-第13話:寧朔で解けた誤解~命がけの救出【ネタバレ】

16時00分 ドラマ
(c) 2021 China International Television Corporation

中国ドラマ「上陽賦~運命の王妃~」(全68話版)、BS12ウェルビにて10月7日放送の第12話と第13話のあらすじと見どころを紹介しよう。予告動画は番組サイトで視聴できる。



「上陽賦〜運命の王妃〜」は、⼈気⼩説『帝王業』を原作にした時代劇。架空の古代中国を舞台に、不本意な政略結婚で結ばれた二人が、やがて心を通わせ互いに支え合うようになり、民のために戦う超本格歴史スペクタクル。
【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレ(あり、なし)あらすじや見どころ、豆知識や架空の国・成(王朝)の時代設定や、人物紹介、音楽(OST)、ロケ地などはまとめているので、視聴の参考にされたい。


■キャスト

押さえておくべき5人
比べてみた!“宋懐恩”vs“胡光烈”
王儇(以下、王ケン)/阿嫵/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか


上陽賦(c) 2021 China International Television Corporation

■第12話「寧朔で解けた誤解」

謝宛如は蘇錦児に宮廷服を着せ、王ケンに匹敵する美しさを称賛し、王ケンの好きな香りを持たせることで子澹の喜びを引き出そうとする。しかし、その夜、子澹は王ケンを捜せずに落ち込み、酔った状態で部屋に入ってきた錦児を王ケンと間違えて抱いてしまう。

一方、賀蘭箴が王ケンを拉致し、寧朔の演舞場を支配し、暗殺を遂行したが、蕭キが敵を制圧し王ケンを救出したとの急報が入る。皇太子・馬子隆は王ケンの無事を喜び、寧朔に褒美を送るよう指示。王ケンの母・瑾若も涙を流して喜ぶ中、子澹は錦児を抱いてしまったことに後悔し、部屋を飛び出す。

王ケンは傷が癒え、寧朔の異なる暮らしに触れ、世話をしてくれる無邪気な玉秀に好意を抱きながらも錦児を思い出す。そして、次女・杏児たちの振る舞いに懲らしめようと考える。蕭キは皇帝が病に倒れ、皇族の動きがざわついていると報告を受け、皇族を監視するよう指示する。

皇都では、江南の謇寧王が15万の兵を率いて都に向かうとの知らせがあり、皇太子・子隆は不安を抱える。温宗慎によると、馬曜と弟の馬スイの間で皇太子の座を巡る争いが続いていたが、先帝の遺言で馬スイが江南に下り、謇寧王となった。

しばらく姿を見せなかった蕭キが王ケンを散歩に誘い、城壁を歩きながら寧朔のことを語る。蕭キは賀蘭箴を忽蘭に送り届けたことを話し、王ケンはその戦略に驚く。賀蘭箴が王位を継ぐ一方、甥の賀蘭拓が王位を狙っていることを知り、王ケンは蕭キへの誤解を解く。蕭キは、婚礼を望んだのは王藺であることも打ち明ける。蕭キはショックを受け涙する王ケンに「これから先、そなたは私の王妃だ。私と生死を共にする女は、弱くてはいけない」と優しく抱きしめる。

その時、王藺は息子・王夙を止め、跡継ぎの男子は必ず桓宓から生まれるべきだと告げる。桓宓は子律と密会を重ねており、夫婦関係は冷え込んでいる。

王藺は、忽蘭の蕭キ暗殺未遂や江南の謇寧王の挙兵が繋がっていると考え、蕭キに10万の兵を率いて江南に向かうよう指示を出す。

寧朔。盧夫人は地元の富豪の娘で、蕭キが屋敷のことに無関心なことに付け込んで増長していたのだ。そんな夫人を後見人とする侍女・杏児たちは蕭綦の側室になる野心を持っていた。これを知った王ケンは杏児たちを追い出す。

■見どころ:前回は、蕭キと賀蘭箴との吊り橋の迫力ある対決にハラハラさせられたが、まさに心理学でいわれる不安や恐怖を共有すると恋愛感情が芽生えやすいという“吊り橋効果”の効き目か?ついに王ケンと蕭キの心がつながる。




■第13話「蕭キの本心」

上陽賦(c) 2021 China International Television Corporation真実を聞いて以来、王ケンは蕭キと顔を合わせられず、蕭キは4日も王ケンの部屋の外で夜を過ごした。玉秀相手に酒を飲み酔った王ケンは、彼女の父親が酒飲みで暴力を振るう人だと聞くが、それでも父に騙されるよりましだと呟く。酔いつぶれた王ケンは介抱してくれる蕭キに絡み眠り込んでしまう。そんな王ケンに蕭キは「私はそなたの夫だ。受け入れられなくても、そなたは豫章王妃だ。私はすでに心を決めた」と本心を打ち明ける。

馬子律は謇寧王が蕭キに勝てるか半信半疑だが、桓公は自分と謇寧王が結託して双方から攻めるから必ず勝つと自信をのぞかせる。だが勝利した後、ケン寧王自身が即位するのではないかと危惧するが、桓公はその心配はないと意味深は笑みを浮かべる。

一方、王ケン誘拐に失敗した杜盟(とめい)は、蕭キの部下を買収したので蕭キが城を出たら必ず暗殺すると報告する。謝淵は成功すれば朝廷に返り咲き、杜盟は寧朔将軍だと言い渡す。

江南の地で謇寧王が挙兵したと聞いた蕭キは、出陣を決断する。そして3日後の出陣を前に、蕭キは王ケンを草原へと馬で連れ出し楽しい時を過ごす。夜は忽蘭の祭りがおこなわれており、2人も加わる。見ず知らずの自分たちを歓迎してくれる忽蘭の人々に驚く王ケンに、蕭キは草原ではいくつもの民族が共存しており、人々は寛大なのだと説明する。そしてかつて大成と忽蘭は支え合って生きてきたが、この数百年は戦で民ばかりが傷ついてきたと話す。2人は輪の中に入って一緒に楽しく踊る。

翌日、幸せな気持ちで2人が寧朔に戻る途中、草原で刺客には襲われたが、蕭キの見事な作戦で逃げ切ることに成功する。2人は軍馬の飼料場だった場所に立つ小屋に隠れる。たき火の火おこしでさらに距離を近づけた2人。蕭キは王ケンを強く抱きしめ口づけをする。幸せなひと時を過ごした王ケンと蕭キ。

上陽賦(c) 2021 China International Television Corporation■見どころ:生涯を共にすると決めた王ケンを幼名の“阿嫵(あぶ)”と呼ぶのもこの回。指笛で馬を呼び、すっかり蕭キに打ち解けた王ケン。2人で雄大な草原を馬で駆ける姿が何とも美しい。馬を降りて手をつなぐ2人はすっかり仲良し夫婦。

また祭りでは忽蘭の女が蕭キに踊りを申し込み、王ケンが「私の夫なの」と断るシーンも。蕭キから「忽蘭では女からの踊りに応じたら2人は恋仲になる」と聞いた王ケンがどうするのか?



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 2024年9月16日スタート 月・火16時~ 2話連続(全68話版無料BS初放送)
予告編

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