BS12「上陽賦〜運命の王妃〜」(68話版)第14話-第15話:皇都への旅立ち~仕掛けられた罠【ネタバレ】

15時00分 ドラマ
(c) 2021 China International Television Corporation

中国ドラマ「上陽賦~運命の王妃~」(全68話版)、BS12ウェルビにて10月8日放送の第14話と第15話のあらすじと見どころを紹介しよう。予告動画は番組サイトで視聴できる。



「上陽賦〜運命の王妃〜」は、⼈気⼩説『帝王業』を原作にした時代劇。架空の古代中国を舞台に、不本意な政略結婚で結ばれた二人が、やがて心を通わせ互いに支え合うようになり、民のために戦う超本格歴史スペクタクル。
【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレ(あり、なし)あらすじや見どころ、豆知識や架空の国・成(王朝)の時代設定や、人物紹介、音楽(OST)、ロケ地などはまとめているので、視聴の参考にされたい。


■キャスト

押さえておくべき5人
比べてみた!“宋懐恩”vs“胡光烈”
王儇(以下、王ケン)/阿嫵/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか


上陽賦(c) 2021 China International Television Corporation

■第14話「皇都への旅立ち」

翌朝、王ケンと蕭キは部下たちと共に寧朔へ戻る。宋懐恩は侍女たちの調査を進め、盧夫人が夫に話した内容を明らかにする。その後、出陣する蕭キに、王ケンは彼女の父・王藺からの「母危篤」の手紙を見せられ、皇都に戻るよう促される。

捕まった杜盟との面会で、王ケンは彼が蕭キを襲った理由を尋ねる。杜盟は「逆賊を始末するため」と王藺への強い憎しみを表し、王ケンと蕭キは何者かが皇帝の名を騙っているという共通の見解に至る。蕭キは、王ケンが自分に嫁いだことで巻き添えを食ったのだと冗談交じりに説明する。

王藺は王夙と桓宓を伴い、皇都の別邸にいる桓公を訪ねるが、桓宓は気分が優れず宴に出ず、密会している第2皇子・馬子律に気づく王夙は、侍女の制止を振り切り部屋に入る。子律は急いで隠れ、王夙は妻に抵抗されつつも部屋を出る。その頃、宴に残る桓公は王藺に、ケン寧王の攻撃に対する自らの防衛体制を強調する。

蕭キは出陣の際、王ケンのために心を込めた外套をかけ、二人は互いの決意を再確認し合う。別れの際、蕭キは懐恩に王ケンを無事に皇都へ送り届けるよう指示し、二人は涙を流して別れる。兵士たちの「王妃様を称えよ!」の声に、王ケンは改めて自らの立場を実感する。

一方、王藺は妻の馬瑾若が慈安寺から戻らないと聞き、説得に向かうが、瑾若は「野心を捨てない限り戻らない」と涙ながらに拒絶する。

宮殿では家族が集まる宴が開かれるが、皇帝は不在の謝貴妃に話しかけ、皇后は彼女に怯えて怒り中座する。その夜、皇后は謝貴妃の夢を見て取り乱し、同時に皇帝の元に、弟・ケン寧王の兵が暉州近くまで来ているとの急報が届く。

■見どころ

蕭キの王ケンに向けた眼差しや言葉が愛情あふれている。王ケンもまた蕭キへの甘えが随所で見られる。「母危篤」の知らせで実家に戻ることになった王ケンの「ここの暮らしが恋しくなる。寧朔もそうだがあなたがもっと…」と愛情あふれる言葉を聞いた蕭キの表情をお見逃しなく。そして、王ケン出立のシーンでは「王妃様を称えよ!」と言う兵士たちの声に王ケンは、改めて寧朔軍の指揮る豫章王の妻になったと感じる。夫婦になってから愛を育て始めた王ケンと蕭キ。その一方で王ケンの両親はそれぞれ別の道を歩み始める。



■第15話「仕掛けられた罠」

上陽賦(c) 2021 China International Television Corporation物語は、王ケンが皇都への帰途にあり、暉州に立ち寄るという報告を受けた子律が、暉州長官の呉謙とケン寧王に密書を送るところから始まる。暉州に到着した王ケンは、呉謙によって城内ではなく別邸に案内されようとするが、護衛との引き離しを図られる。怪しい動きを察知した懐恩は王ケンと共に引き返そうとするが伏兵に囲まれる。王ケンは懐恩を攪月山荘に向かわせ、援軍を求めるよう指示する。

一方、蕭キ率いる寧朔軍はケン寧王の15万の兵に直面していた。ケン寧王は残りの5万の兵で皇都を攻める計画を立てており、呉謙とケン寧王が結託しているという急報が届く。

王ケンは暉州で呉謙に捕らえられ、呉謙はケン寧王と結託し、蕭キに勝ち目がないことを王ケンに伝えるが、王ケンは動じない。呉謙は王ケンの処刑を命じるが、呉夫人は王ケンを助けるために甥の牟連に護衛を命じる。牟連は王ケンの説得に応じ、蕭キへの忠誠を決意する。

その頃、懐恩は攪月山荘に到着し、援軍を求める。一方、皇都では王藺が呉謙の謀反を知り、背後にいる者を調査させる。ケン寧王が子律の実父であるという驚くべき事実が明かされ、政権奪取を20年も企んでいたことが判明する。子律は自分と母が利用されていたことに怒りと悲しみを覚えるが、謝淵に説得される。

謝淵はケン寧王と蕭キを共倒れさせようと企て、王ケンの殺害も命じる。刺客が王ケンを襲うが、牟連が彼女を守り、懐恩と援軍も駆けつける。

■見どころ:馬子律と桓公・ケン寧王の政権奪取計画が本格的に動き出す。その中で、子律は自分がケン寧王の息子だと知ることになる。王ケンを危険な目に遭わせた呉謙だが、妻の呉夫人は恨みがましい夫と違って正義と行動力のある人物。そんな呉夫人の甥・牟連がまたいい人物。ひと目で信じられると判断した王ケンは、彼自身に叔父の呉謙に従って王家を裏切る“不義”になるか、叔父を裏切って王ケンを助けて“不忠”となるのかを選ばせる。忠と義の間で悩む牟連が忠臣となることを選んだ



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 2024年9月16日スタート 月・火16時~ 2話連続(全68話版無料BS初放送)
予告編

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