韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」多重人格殺人犯のヤン・ギョンウォンに下る悪魔の審判【ネタバレ】

10月06日16時16分 
(2024年10月06日16時17分 更新)
ドラマ
画像:SBS「지옥에서 온 판사(地獄から来た判事)」HPより
「悪魔なカノジョは裁判官」ディズニープラスにて独占配信中

10月4日と5日に放送、ディズニープラスの「スター」でも独占配信開始したSBS金土ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」第5話、第6話あらすじと見どころを紹介。

第5話の視聴率が全国9.3%、首都圏9.2%、第6話では視聴率が全国平均13.1%で首都圏は13.5%を記録。13%超えの高い視聴率は先週に引き続き自己最高記録を更新し、うなぎ登りの人気を示している。
「悪魔なカノジョは裁判官」好調続く
「悪魔なカノジョは裁判官」13%台で「アイロンファミリー」に肉薄

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「悪魔なカノジョは裁判官」は、エリート裁判官の体に憑依した悪魔カン・ビンナ(パク・シネ)が地獄のような現実で、人間的な熱血刑事ハン・ダオン(キム・ジェヨン)に会って罪人を処断し、真の裁判官に生まれ変わる善悪共存スカッとアクション・法廷ファンタジーだ⇒【全話あらすじ】

キャスト:
カン・ビンナ役:パク・シネ
ハン・ダオン:キム・ジェヨン
ク・マンド役:キム・イングォン
イ・アロン役:キム・アヨン
 ほか

■第5話あらすじ
akuma5画像:SBS「지옥에서 온 판사(地獄から来た判事)」HPより
「悪魔なカノジョは裁判官」2024年9月21日からディズニープラスで独占配信される。

「悪魔なカノジョは裁判官」2024年9月21日からディズニープラスで独占配信される。
ダオン(キム・ジェヨン)と会って鼓動の高鳴りと、胸の苦しさを感じた悪魔のビンナ(パク・シネ)は倒れ、病院に運ばれた。検査結果に異常が無かったことから、原因がダオンだと悟った悪魔のビンナは警戒態勢に入り、隣に越してきた彼を追い出そうとする。

そんな中、アロン(キム・アヨン)の提案でサタン探しを開始する悪魔のビンナ。彼女を疑い、尾行したダオンは自ら悪魔の集会に首を突っ込んでしまい、窮地に陥る。悪魔のビンナの機転で命拾いをしたダオンは、悪魔たちが追うサタンとカエルムの存在を知ることに。ダオンの身を案じた悪魔のビンナは身を引くよう警告するが、ダオンはこれを無視し、再び彼女に付きまとい始めた。

その一方で、一家の主が妻と子を殺害する事件が発生。容疑者・スンビンは血に濡れた顔で笑いながら罪を自白する。しかし、取り調べの場では泣きながら、記憶が無いと罪を否認した。後に行われた尋問で自らをキム・ソユル、クム・ドワンと名乗り、1人芝居のように豹変を繰り替えしたスンビン。凶暴なドワンの姿と幼いソユルの姿に刑事たちが動揺する中、ダオンは怯まず尋問を続ける。殺害動機、家庭内暴力の事実を武勇伝のように語るドワンと、それを止めようとするソユル。これに怒ったドワンは自分自身を殴ることでソユルを攻撃し、結果、スンビンが倒れてしまい尋問は中断となる。精神鑑定の結果、スンビンには多重人格の疑いが浮上。しかしダオンは演技の可能性を拭い切れずにいた。

多重人格の自覚が無い、というスンビンの主張を利用する作戦を思いついたダオン。2度目の尋問で他の人格の名前をわざと間違え、その反応を見た。結果、知らないはずの名前を正確に語ったスンビン。ダオンが演技を確信する一方で、スンビンは自身のミスに気付いておらず、演技を続けた。

後日、開かれたスンビンの裁判。裁判官の席には、事件を聞きつけ、スンビンを次の標的に定めた悪魔のビンナが座っていた。法廷の場でも多重人格の演技を繰り広げる彼を見た悪魔のビンナは不敵な笑みを浮かべる。

精神状態を理由に宣告日が延期されたスンビンはその夜、悪魔のビンナと会う。治療にやって来た、と語る彼女の手にはゲヘナの短剣が握られていた。そんな彼女の足首は突然何者かに掴まれる。悪魔のビンナが驚いて足下を見ると、スンビンのベッドの下に隠れていたダオンが姿を現わした。

■第5話見どころ
スンビンによる多重人格の演技が印象的だった5話。本当に人格が変わっているかのようにねっとりと表情と声色が変わる様子は実に恐ろしかった。ダオンが演技だと断言したが、それをまだ疑ってしまう自分がいる。そんなスンビンを演じたのは愛の不時着でピョ・チス役を演じたことで知られる俳優ヤン・ギョンウォン。実質1人3役を演じた彼の演技力に改めて驚かされた視聴者は多く、SNSでも彼の演技に言及する人が多数見られた。
<愛の不時着>“北朝鮮兵”ヤン・ギョンウォン、ゾッとする多重人格者を熱演
そしてラストのダオンによるまさかの審判キャンセルは全く予想ができず、悪魔のビンナと同じタイミングで驚かされた。捕まる事はないと豪語していたビンナが犯行現場を見られた今、どう立ち回るのかが気になるところだ。


■第6話あらすじ
akuma6画像:SBS「지옥에서 온 판사(地獄から来た判事)」HPより
「悪魔なカノジョは裁判官」2024年9月21日からディズニープラスで独占配信される。

ダオンの手を振りほどき、スンビンの独房から逃げた悪魔のビンナ。追ってくるダオンを巧みにかわし、何とか逃げ切ることに成功する。その後もダオンは悪魔のビンナを疑い続けるも、彼女はシラを切り通した。

宣告日、ダオンは法廷にてスンビンが多重人格ではないと主張し、スンビンの息子が命懸けで遺した彼の本性の音声を流す。これに法廷が騒然とするが、悪魔のビンナは申告遅れを理由にこれを証拠と認めない。よってスンビンには心神喪失状態が考慮された、無罪判決が下る。

その後、ダオンとスンビンが載る護送車に車が突っ込む事件が発生。スンビンを拉致する不審者にダオンは応戦するも、人並み外れた力に膝をつく。一方、拉致されたスンビンの身柄は、アロンへと引き渡された。

その夜、行われたスンビンの審判。彼が作ったソユル、ドワンになりすました悪魔のビンナは、彼の家族が受けた苦痛をスンビンに与える。反撃に出るスンビンだったが、敵わない相手と悟るや否や、命乞いを始めた。そんな彼に「5+3+13は?」と問題を出した悪魔のビンナ。助かるチャンスと思い込んだスンビンは嬉々として「21」と答えるも、これは彼が家族を刺した回数且つ、今から自身に返ってくる苦痛の数だった。



スンビンを20回刺したところで悪魔のビンナは反省の有無を問う。これに天寿を全うし償う、と答えたスンビンは額にゲヘナの烙印を押される。熱さと痛みに苦しむ中、腹部をゲヘナの短剣が貫き、地獄へ葬られた。

審判後、事件の被害者遺族の元に向かった悪魔のビンナは、彼女たちがスンビンの死を喜んでいないことを知る。被害者に謝罪と悔しさを口にする遺族に胸の不快感を覚えるビンナ。そんな時会ったダオンから今回の犯行のみならず、ボランティアを共にした悪魔の死ヘの関与も疑われ、怒りが不快感を上書きする。

機嫌を損ねていた悪魔のビンナの元にやって来たテギュ。父であるチョ議員の権力を乱用する悪魔のビンナへの嫌悪感を隠さず釘を刺した彼は、続けて、開発地に住み続ける彼女に引っ越しを迫る。これを拒否した悪魔のビンナは、テギュからの拒絶と「人気が無いから気を付けて」との警告めいた言葉を受け、眉をひそめた。

その後、悪魔のビンナを同じビラに住むジョンイムが何者かに襲われる事件が発生する。

■第6話見どころ
今回も容赦ない審判を行った悪魔のビンナ。しかし、清掃員の報告にもあったように今回の審判では怒りの言葉とともに表情を歪ませる等、狂気のみならず彼女の感情がこもっているのが伺えた。これまでとは違う種の恐怖は審判のグロテスクさを助長させ、終盤は思わず目を背けてしまった。
残酷さに関心が向く審判だが、シチュエーションに合わせて変わっている悪魔のビンナのファッションも見どころの1つだ。今回の審判でも何度もお色直しをしていた彼女。ファッショニスタな彼女のコーディネートには注目している視聴者は多いようで、「○話の○○のシーンの服が可愛かった!」などの声も増えている。

2024年9月21日にスタートしたSBS金土ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」は、21日2話、以降金土各1話ディズニープラスで独占配信される。

YouTube「지옥에서 온 판사(地獄から来た判事)」第7話予告(日本語字幕なし)
SBS「지옥에서 온 판사(地獄から来た判事)」HP

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