「三国志 秘密の皇帝」第8話 軍師・郭嘉(サニー・ワン)が許都に舞戻る ネタバレあらすじ(全33話)

10月20日22時01分ドラマ
© Chinese Entertainment Tianjin Ltd.

BSP4Kで10月27日(日)、BSPでは31日(木、深夜)放送予定の第8話に鬼才軍師・郭嘉(かくか)が美女を連れて許都に帰還。第8話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介する。NHK番組サイトでは予告動画や相関図も公開している。
※BSの放送時間が11月7日(木)第9話から「毎週木曜23時45分」に変更となります。



「三国志 秘密の皇帝」は、亡き皇帝、献帝・劉協と入れ替わった双子の弟・劉平が、愛と民のために闘うもう一つの三国志ロマン。【「三国志 秘密の皇帝」を2倍楽しむ】では、時代背景、人物・キャスト紹介などまとめているので、視聴の前にチェックしておくと初回から楽しめるはず。
相関図はこちら⇒【第1回~ 人物相関図】


■キャスト

メインキャスト(6人)・役柄・実在人物紹介
押さえておくべき(17人)キャスト・役柄
劉平(りゅうへい)/皇帝 :マー・ティエンユー 马天宇 [声:浪川大輔]
司馬懿(しばい)/仲達:エルビス・ハン 韩东君 [声:峰晃弘]
伏寿(ふくじゅ)/皇后:レジーナ・ワン 万茜 [声:久保ユリカ]
唐瑛(とうえい):ドン・ジエ 董洁 [声:折井あゆみ]
郭嘉(かくか)/奉孝:サニー・ワン 王阳明 [声:山本兼平]
任紅昌(じんこうしょう):ドン・シュエン 董璇 [声:田所あずさ]
曹操(そうそう)/孟徳:ツェー・クワンホウ 谢君豪 [声:早川毅]
曹丕(そうひ)/子桓:タン・ジエンツー 檀健次 [声:小笠原仁]
 ほか



※あらすじはネタバレになっています。気になる方は「見どころ」と「豆知識」を参考に、「あらすじ」は視聴後の確認用としてご覧ください。



■第8話見どころ

王越(おうえつ)の襲撃で動揺走る許都。袁紹(えんしょう)との癒着を疑われる劉平(りゅうへい)だが、自分のやり方で漢王朝を救うことを伏寿(ふくじゅ)の前で宣言。先帝とは違う優しさを見せる劉平に、だんだん心惹かれる伏寿。恋心を隠して好きな娘を迎えることを勧める伏寿だが、劉平は「私が本当に好きなのは・・・」とつぶやき、突然の甘い展開に。さらに誰もがその才能に惚れこんでいる武将・郭嘉(かくか)が満を持して登場。無骨な武将とは違い、シュっとしたイケメン軍師に注目です。



■豆知識:絶対間違えない男・郭嘉とは何者?

策士・賈詡(かく)に「絶対間違えない男」と言わしめ、曹丕(そうひ)から「荀彧(じゅんいく)は正法、郭嘉は奇法を用いる。あのような者は世俗の考えでは計れない」と信頼される軍師・郭嘉。これまでも郭祭酒という名で度々名前があがっていたが、祭酒とは曹操軍の参謀官職のこと。曹操(そうそう)は郭嘉を自分の参謀、つまり軍事顧問として側に置いていた。

郭嘉は、197年頃、荀彧の推挙により27歳という若さで曹操陣営に加入した。若い頃から優秀だった郭嘉は、勢いある袁紹につこうとするが、袁紹の欠点を見極め失望。丁度その頃、曹操側は軍師の空きを探していたところ、郭嘉の同郷である荀彧が推挙したと言われている。幕僚に入った郭嘉は軍祭酒に抜擢。優れた洞察力を駆使して、袁紹、劉備、孫策らの動向をチェック。曹操を支える重臣となっていった。

ドラマでは、驚異的な知恵を兼ね備え人心を操る計略を得意とし、司馬懿(しばい、仲、)の大敵で、劉平の前に立ちはだかる。演じるのは台湾出身の俳優、サニー・ワン。大学を卒業後、サラリーマンを経て2011年「イタズラな恋愛白書~In Time With You~」30歳で俳優デビュー。188cmという高身長と、飄々としたキャラがドラマでも存在感を放っている。



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■第8話ネタバレあらすじ

唐瑛は王子服から教わった剣術を披露。司馬懿は「弟子にも教えなった秘術を教えたのは、唐王妃が最愛の人だったからだ。王子服は唐王妃を守るために自害したのだ。」と真実を告げる。王越は紛れもない秘術を目の当りにし、剣を鞘におさめ「弟のために命は助けてやる。しかしいつか必ず王氏の剣術は返してもらうぞ。」と言い残し去って行った。

満寵(まんちょう)は小石が王越の剣に当たり曹丕が助かったと推理していた。これが出来るのは楊修(ようしゅう)の部下、徐福(じょふく)と考えられ、楊修を疑いはじめる。その頃、楊修は唐瑛(とうえい)に、王越は袁紹の所にいると伝え、自分が手を汚さないために曹家が王子服を殺したことを袁紹側に流したことを明かした。

その後、曹家に戻って来た劉平を前に、満寵は楊修に小石について尋ねるが、楊修は父が秘密で遣わした徐福が曹丕を助けたととぼける。そこへ卞(べん)夫人がやって来て、曹丕の命を救った劉協に礼を言った後、小石ばかり気にして、都の警護を怠った満寵を罪に問うべきだと訴えた。思いがけない攻撃にあった満寵だが、怒りがおさまらない卞夫人に、荀彧は県令の職を解き、曹操が帰ってきたら新ためて処分してもらうことを提案。これで満寵は帽子を床に置き、任を解かれることになる。

一方、伏寿は冷寿光(れいじゅこう)を呼び出し、何者か問い詰める。冷寿光は、自分の師匠は名医の華佗(かだ)であることを明かした。さらに5年前の飢饉で伏寿が故郷を訪れた際、寿光が師匠から追い出され飢え死に寸前だった時、伏寿が自ら冷寿光の懐に食べ物を入れてくれたことがあったことを語り、その恩を返すために宮中へ来たことを告げる。伏完(ふくかん)と楊修がやって来て、劉平の身勝手な行動を批判するが、伏寿は曹家の信頼を得られたと言って劉平をかばう。

外では、満寵は部下から孫儀の致命傷が、素人腕であると報告を受けていた。その場にいたのは王越、唐瑛、司馬懿(仲達)。その中で剣の達人である王越、唐瑛を除くと、孫儀を殺したのは司馬懿(しばい)ではないかと推測する。その頃、劉平と2人きりになった伏寿は、伏寿を助けたことで劉平が武術の腕があると知られてしまったと怒る。その優しさを捨てなければ出ていくように言うが、劉平は兄の様に非情にはなれないが、自分のやり方で漢王朝を救うと宣言する。

役職を解かれた満寵は賈詡(かく)と酒を飲みながら、陛下が変わったのは袁紹(えんしょう)と通じているからと疑念を口にする。満寵から探りを入れて欲しいと頼まれ、賈詡は劉平に謁見するが、すぐに退席し、庭で待っていた楊修に「若い者が火遊びはやめておけ」と忠告した。そんな中、郭嘉が任紅昌(じんこうしょう)という美女を連れて許都に帰ってくる。満寵は出迎え、今回の反乱について楊修が怪しいと報告する。

劉平が伏寿に郭嘉はどんな人物なのか問うと、計り知れぬ智謀の持ち主で最も恐ろしい相手だと教えてくれた。その頃、郭嘉の帰還を聞いて曹丕は早く会いたいと思っていた。曹節はいつも違う女性を連れているので嫌っていた。曹丕は、真面目な荀彧とは違った部分で頼り甲斐のある臣下だと信頼を寄せ、許都で起こった謎は郭嘉にしか解けないと思っていた。曹操の屋敷に到着した郭嘉は、まず卞夫人に会いに行き、満寵の処分を取り下げるよう働きかける。満寵(まんちょう)は二度と迷惑をかけないと涙ぐみ、郭嘉に感謝する。

郭嘉は怪我を負った曹丕に会いに行く。曹丕は陛下が袁紹と通じて、それを隠すために董承に反乱を起こさせたのではないかと疑う。また、曹丕は曹操と一緒にいる曹植へ妬みを募らせ、父の元で活躍したいと焦りを口にすると、郭嘉に慰められる。郭嘉が陛下に会いに行こうとすると、曹丕は「許都の霧を晴らして下さい」と腕を掴み懇願する。



[原題]

三国机密之潜龙在渊
三国機密/三国志 Secret of Three Kingdoms
[制作] 2017年 中国



【放送予定】

BSP4K(日)21時00分 9月8日(日)開始
BS(木)24時25分 9月12日(木)開始
((金)午前0時25分9月13日(金)開始)
※BSの放送時間は、11月7日(木) 第9話から「毎週木曜23時45分」に変わる
[話数] 全33回(予定)
[音声] ステレオ2か国語
(主音声:日本語吹き替え/副音声:中国語)/[字幕放送] 有り

NHK「三国志 秘密の皇帝」番組サイト

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