BS12「上陽賦〜運命の王妃〜」(68話版)第38話-第39話:盟友~公主選び【ネタバレ】

17時44分ドラマ
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中国ドラマ「上陽賦~運命の王妃~」(全68話版)、BS12ウェルビにて11月19日放送の第38話と第39話のあらすじと見どころを紹介しよう。予告動画は番組サイトで視聴できる。



「上陽賦〜運命の王妃〜」は、⼈気⼩説『帝王業』を原作にした時代劇。架空の古代中国を舞台に、不本意な政略結婚で結ばれた二人が、やがて心を通わせ互いに支え合うようになり、民のために戦う超本格歴史スペクタクル。
【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレ(あり、なし)あらすじや見どころ、豆知識や架空の国・成(王朝)の時代設定や、人物紹介、音楽(OST)、ロケ地などはまとめているので、視聴の参考にされたい。


■キャスト

押さえておくべき5人
比べてみた!“宋懐恩”vs“胡光烈”
王儇(以下、王ケン)/阿嫵/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか



■第38話「盟友」

徐女官は、薬を煎じながら、蕭キが王ケンに避妊薬を飲ませた理由を考える。王氏の血筋を残させたくない意図があるのではないかと疑い、王ケンを守るために命を懸ける決意を固める。

上陽賦(c) 2021 China International Television
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蕭キは、軍費横領の罪で謝守正を捕らえるが、謝宛如の介入で釈放される。蕭キは諦めずに兵糧米を調べ、その半分以上が不正に処理されていることを突き止める。謝守正だけでなく、宋懐恩も関与していることを知り、朝廷に報告する。皇帝・馬子隆は軍糧米や兵士たちへの冬服の支給を命じるが、謝守正に対する処罰には答えを出せない。衛侯は、謝氏一族の忠心や事件の関与者の多さを理由に、厳罰を避けるべきだと提案する。これに対して蕭キは、謝守正を免罪すれば民の怒りを招き、朝廷の権威を失うと反対する。

退朝後、宛如は子隆に「蕭キは朝廷に不要だ」と唆す。蕭キは懐恩に玉秀との婚礼準備を確認し、懐恩が謝守正からの贈り物をすべて返却したと聞く。蕭キは今後の行動に慎重を期すよう懐恩に忠告するが、懐恩は密かに財宝を処分する。

その頃、賀蘭箴の元に謝氏の使者が訪れる。賀蘭箴は、謝氏が蕭キの敵であることを理解し、協力を決める。謝宛如は蕭キの排除を提案し、賀蘭箴はそれに賛同する。賀蘭箴は、蕭キを辺境に追放することは避けるよう警告する。

王ケンを守るために、徐女官は龐癸と密会し、蕭キが王ケンに避妊薬を与えていることを告白し、調査を依頼する。龐癸は、王藺の死を報告し、王ケンにはまだ伝えていないことを伝える。徐女官は、今の王ケンに伝えなかったことを正解だと認め、王ケンを守るため命を懸ける覚悟を決める。王ケンは徐女官の様子に不審を抱き、散歩の際に彼女に悩みを聞くが、徐女官は隠し事はないと答え、涙を浮かべて王ケンを守る決意を表明する。

それぞれの思惑が絡み合い、陰謀が渦巻く中、賀蘭箴を歓迎する宴が開かれる。太極殿に向かう王ケンは顧采微(こさいび)と久々の再会を果たす。

■見どころ:ついに賀蘭箴と謝氏とが手を組む。まさに敵の敵は盟友というわけだ。賀蘭箴の計画は1年前から始まっていた。賀蘭箴の命を受けた索拉(ソラ)は身分を偽って妓楼・月柳閣を買い取り、大成の情報を収取し、秘密の通路と密室を用意していたのだ。賀蘭箴はどのように蕭キを始末するつもりなのか?

そんな中、蕭キの最側近、宋懐恩の裏切りも明らかになった。宋懐恩ほどの人物でも財物には目がくらんでしまうのか?人の欲が恐ろしい。

顧采微(こさいび)は、太傅・顧傭(こよう)の孫娘で、顧びんぶんの妹。清楚で美しく才能ある女性のようだ。本人も忽蘭にやられるのを知っており、同じ政略結婚の王ケンに不安な気持ちを打ち明ける。





■第39話「公主選び」

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宴が行われる太極殿に向かう王ケンと顧采微(こさいび)。蕭キから忽蘭に嫁がされるのが采微だと聞いた王ケンは、彼女の服が汚れているのに気づき、着替えさせて太極殿に向かう。その途中で宛如とも鉢合わせする。すると宛如は流産したばかりの王ケンに、ことさら自分が身ごもったことを誇示する。

皇帝と皇后が席に着き華やかな宴が始まる。子隆は士族の娘たちにくじを引かせて才能を披露する機会を与える。まず王倩が「舞」を引き当て披露する。その舞う姿にかつての王ケンを思い出すと話す子隆。次に采微が「画」を引き当て、「水のほとり」と題する見事な絵を披露する。満足した子隆はここで「今回の忽蘭王子の来訪は忽蘭に嫁ぐ公主を選ぶためだと」重大発表する。子隆はその公主を発表しようとすると、賀蘭箴が声を上げて「王氏の娘、倩を公主に奉じて忽蘭に嫁がせてほしい」と願い出る。参列者が驚く中、賀蘭箴は王倩を迎えれば忽蘭軍を百里退け、今後は戦を起こさないと約束するという。子隆はこれを認め、倩と母・薜夫人は泣き崩れる。

宴からの帰路、王ケンは蕭キに、賀蘭箴が倩に拘ったのは自分のせいではないかと言う。蕭キは倩の気立ての悪さから、宮中に入ったら問題を起こしただろうと話す。

皇后、謝宛如(しゃえんじょ)は王倩を皇帝、馬子隆(ばしりゅう)の側室にしようとした皇太后のたくらみを阻止できたと喜ぶ。一方、皇太后は憤慨するも、それで戦乱が抑えられるなら、王氏の娘を忽蘭に送ろうと子隆に話す。だが皇太后は今なお、王氏の娘から側室を出すことを諦めておらず、宛如の子が男子だったら皇太子に奉じてはならないと条件を出す。王氏の屋敷では王倩が忽蘭に嫁ぎたくないと騒いでいた。

翌朝、倩の母・薛(せつ)夫人は王ケンを訪ねて夫も長男も亡くなり、自分には娘しかいないと泣き落としにかかる。その姿にかつての自分の政略結婚で母が苦しんだのを思い出した王ケンは、力になることを承諾する。そして王ケンは子隆に直接交渉に行くが、子隆は変更できないと断る。目的は果たせなかったものの、彼がとても皇帝らしくなったと感じる。

宛如は呼びつけた蘇錦児から、蕭キが王ケンに避妊薬を飲ませていると報告を受けると大喜びする。そこに婚姻を望まない倩が泣きついてくる。

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■見どころ:気になるのは徐女官の動きだ。王ケンを守るために補薬をすり替えたが、その間にもし妊娠すれば王ケンの命が危ない。徐女官が一刻も早く蕭キの本心を知ってほしいものだが。その蕭キ。王ケンのまえでは少年のような姿も度々見せているが、今回は、王ケンの舞を見たことがないと拗ねる一幕も。王ケンの華麗な舞は見たことがない蕭キだが、草原で王ケンと楽しく踊ったのは蕭キだけ。



BS12「上陽賦」番組サイト
 2024年9月16日スタート 月・火16時~ 2話連続(全68話版無料BS初放送)
予告編

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