【最終回前話】「酔いしれるロマンス」キム・セジョン×イ・ジョンウォン、休戦の先に待つ愛と決意

12月9日に放送されたENA月火ドラマ「酔いしれるロマンス」第11話「味のブレ」では、チェ・ヨンジュ(キム・セジョン)とユン・ミンジュ(イ・ジョンウォン)が危機を乗り越える中で、愛をさらに深めた。U-NEXTでも独占配信したこの回のあらすじと見どころを紹介する。
●【U-NEXTで独占配信の韓国ドラマ】
「酔いしれるロマンス」は、感情を隠すのが当然の「超情熱的」な酒類会社の営業王ヨンジュと、感情を敏感に察知するのが日常の「超敏感」なブルワリー代表ミンジュの心ときめくロマンスを描く。様々な味と香りを持つビールのように、全く正反対の2人が互いに染まっていく過程が、愉快な笑いと共感をもたらすラブロマンス。⇒【各話のあらすじ】
■キャスト
チェ・ヨンジュ役:キム・セジョン
子役:ソ・ウンソル
ユン・ミンジュ役:イ・ジョンウォン
パン・アルム役:シン・ドヒョン
オ・チャンフィ:ペク・ソンチョル
ほか
TFチームは新製品「トゥゲザー」の完成に向けて最終会議に没頭。ヨンジュは大量生産による味の変化を心配していたが、同時に責任を背負うミンジュを気遣う。ついに初出荷日を迎えるが、製品の味が不安定だと判明。ミンジュは出荷中止を主張するが、企業の信頼を守りたいヨンジュは受け入れず、二人は衝突する。
ヨンジュはミンジュとの出会いや「トゥゲザー」を作り上げる喜びを思い返しながら悩む。決意を固めたヨンジュは出荷停止を上層部に掛け合うが、説得は失敗。結局、初出荷を止められなかった責任を感じ、ミンジュと向き合うも、二人の間にはぎこちない空気が流れる。ヨンジュはミンジュの本心を知りたいと願うが、ミンジュは彼女に余計な心配をかけたくない思いから自分の気持ちを隠していた。
その後、ヨンジュはミンジュが体調を崩したと知り急いで駆けつける。だが、ミンジュはヨンジュの心配を優先し、自分を後回しにする態度を見せる。これに心が乱れたヨンジュは、「私の感情は感じるのに、なぜあなたの気持ちは伝えないの?」と涙ながらに訴える。ミンジュは初めて彼女の感情に正面から向き合い、ヨンジュは「私たちは別れない。でも休戦してお互いのやるべきことに集中しよう」と提案。こうして二人は一時的に距離を置くことを決めた。
休戦後も二人は互いを想い続け、ついに「トゥゲザー」の味が安定したとの報告が入る。再会したミンジュは自身の好みや考えを共有し、ヨンジュの不満や寂しさを癒そうと努力する。ヨンジュも「愛してる」と応え、二人の休戦は終わりを迎えた。
だが、「トゥゲザー」を巡る問題は解決しなかった。味が不安定だったとの記事が拡散され、企業イメージが揺らぐ。調査の結果、ヨム・ジャングン(キム・ジュンヒ)がライバル企業と結託し、悪意を持って情報を流したことが判明する。ミンジュはジャングンに「自分を認めてくれる人が必要だ」と諭し、彼が見落としていた大切な価値を伝える。孤独な自分に気づいたジャングンは辞表を提出し退職した。
TFチームは「トゥゲザー」の信頼を取り戻すために策を練り始める。ヨンジュは悪徳業者に立ち向かうと宣言し、かつてのトラブル時に着用していた『特殊任務』の黒い制服を身に着ける。そして「触れてはならないものを守る」と強い決意を示し、クライマックスへと向かう物語に期待を膨らませた。
第11話は、仕事上の危機と恋愛の葛藤を通じて主人公たちの絆がさらに深まる展開が描かれた。ヨンジュとミンジュが一時的な「休戦」を選ぶことで成熟した関係性を見せつつ、企業の陰謀や裏切りといった緊張感あるストーリーが進行。愛と責任の間で葛藤しながらも立ち上がるヨンジュの姿は、最終回となる次回への期待を高める内容となっている。また、この回では前回オ・チャンフィ(ペク・ソンチョル)の苦しみに向き合うと決めたパン・アルム(シン・ドヒョン)。そんなアルムと彼女の両親から祝福される結婚をしたいと、チャンフィの奮闘も描かれた。
公開された最終回予告では、釜山支店の廃業取り消しになるようだが、ミンジュとヨンジュとのまるで別れのような気になるワンシーンも描かれている。果たしてミンジュとヨンジュのロマンスの行方は?
ENA月火ドラマ「酔いしれるロマンス」最終回(第12話)は12月10日22時に放送され、U-NEXTにて23時に見放題・日本初・独占配信される。※毎週月・火曜日配信。
なお、本作の後のENA月火ドラマは、プロデューサーのカン・スヒョン(コ・ヒョンジョン)と、事務所から放り出された長期練習生ユ・ジヌ(リョウン)のスター誕生プロジェクトを描くドラマ「ナミブ」を放送する。日本での放送、配信は12月9日現在発表されていない。
◇YouTube|「취하는 로맨스」予告
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