WOWOW「カーテンコール」第11-最終回あらすじ:ハッピーエンドにするために協力

17時32分ドラマ
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実力派俳優カン・ハヌルとハ・ジウォンの共演で送る家族愛を感じる人間ドラマ、「カーテンコール」、WOWOWプライムで12月16日(月)から放送の第11話~第16話(最終回)のあらすじと見どころを紹介する。オンデマンドにてアーカイブ配信もされる。
※12月24日からは、平凡なタクシー運転手オテク(イ・ソンミン)が高額を提示する長距離客(ユ・ヨンソク)を乗せて行く途中、彼が連続殺人犯であることに気づき恐怖の走行を始めるミステリーサスペンス「運の悪い日」を放送する。



「カーテンコール:木は立って死ぬ」は、激動の時代を生き抜き、家族と生き別れながらも財を築き上げた北朝鮮出身の実業家と、彼女の孫を演じる劇団俳優が紡ぎ出す前代未聞の詐欺劇に巻き込まれていく人々を描いたヒューマンドラマだ。【「カーテンコール」を2倍楽しむ】では全話ネタバレあらすじと見どころ、キャストの魅力などまとめて紹介している。

■キャストキャスト・登場人物12名一挙紹介
ユ・ジェホン役:カン・ハヌル
パク・セヨン役:ハ・ジウォン
チャ・グムスン役:コ・ドゥシム
チョン・サンチョル役:ソン・ドンイル
ペ・ドンジェ役:クォン・サンウ
パク・セジュン役:チ・スンヒョン
ジウォン役:ファンウ・スルへ
リ・ムンソン役:ノ・サンヒョン
ソ・ユニ役:チョン・ジソ
ほか

■第11話

散歩に出かけたグムスンは、本物の孫であるムンソンに出会う。ムンソンは実の孫であることを明かさずに2人はつかの間を過ごすが、ムンソンが去った後に実の孫であることに気が付き、涙を流すグムスン。一方、ムンソクの存在を記事にしようとしつこくセヨンに付きまとう記者に、ジェホンが激怒するが、本物の家族でないのになぜそこまでするのかとセヨンに言われ、セヨンにバレてしまったことを確信する。しかし、ジェホンたちが芝居を始めた理由を聞いたセヨンは、彼らに協力することにして…。

物語が大きく動いた。冒頭グムスンとリ・ムンソンの出会いでは、グムスンが語る孫=ジェホンと本物の孫=自分とのギャップに苦しむリ・ムンソンをノ・サンヒョンが好演している。また、セヨンがジェホンに真実を知っていることを告げる場面では、“偽物の孫”だけでない2人の間のロマンスも垣間見れ、次回の展開が大いに気になるところだ。そんな、深刻な展開のなか、セヨンが加わった“偽芝居”計画4人組のやり取りが愉快で、ドラマのいいアクセントになっている。サンチョルの若い頃の写真に「K-POPアイドル見たい」とはしゃぐジェホンとユニだが、写真に写っているのは本物のアイドル。若き日のサンチョルをSF9のダウォンことイ・サンヒョクが演じている。
この回のネタバレあらすじは6話詳細で。



カーテンコール

■第12話

仕事中にドンジェに呼び出されたジェホンは、そこでドンジェに秘密がバレてしまったことを知る。しかし、セヨンが結婚を決意することになり、それはジェホンの手柄であるので、この事実を公表するつもりはないというドンジェ。そんな中、ユンヒとセジュンの妻のヒョン・ジウォンは、グムスンのために、庭で一日限定のスパを開くことに。マッサージやネイルをしてもらい、とても楽しいひと時を過ごすグムスンだった。

“偽芝居”計画にセヨンも参加することになった前回。第12話では、ジェホン、セヨン、ドンジェ、そしてユニとそれぞれの恋心が複雑に絡み合う。一方、ユニのお陰でグムスン家の女性たちの絆がどんどん深まる。そんな和気あいあいとした家族関係を誰より喜んでいるのがセギュだ。すっかり従弟夫婦が気に入り、何かと目をかけてくれる。そんなセギュが従弟夫婦が偽者と知ったときどれほど傷つくのか?人一倍純粋なセギュが心配だ。
この回のネタバレあらすじは7話詳細で。



カーテンコール

■第13話

行方が分からなくなっていたムンソンが戻り、セジュンはグムスンと会わせようとするも、その計画を阻止しようと先にセヨンがムンソンに接触をする。グムスンにショックを与えないよう、お金と引き換えに静かに去ってほしいと伝えるが、ムンソンの目的は自分たちを傷つけたグムスンへの復讐だという。一方、ジェホンはグムスンを連れて海辺へ出かけるが、そこでグムスンの容態が悪化してしまい…。

13話は、ジェホンの衝撃の告白から始まった。セヨンとユニがコーヒーを飲むシーン。ユニにジェホンを好きな理由を聞きそびれるセヨン。セヨンの「従弟として好き」いう言葉をユニはそのまま受け取るのか?次回、ついにふたりの正体が明かされ、本物のリ・ムンソンが家族の前に姿を現すようだが、その前哨戦となったこの回。気になるのは、セジュンもあのセヨンでさえもリ・ムンソンの想いを本人に確かめず、「グムスンを恨んでいる」「お金が目当て」と決めつけ、韓国にリ・ムンソンに居場所がないと言っているところだ。そんな決めつけがリ・ムンソンに恨みの言葉を吐かせたとしか思えない。リ・ムンソンの本心を誰か聞いてほしいと願わずにいられない。
この回のネタバレあらすじは8話詳細で。



カーテンコール

■第14話

グムスンの容態が悪化したことがきっかけで、ついにグムスン以外の家族に芝居を演じていたことを伝えるジェホンとユンヒ。2人は家を去ることになり、そこへ本物のムンソンが家にやってくるが、とても気まずい雰囲気に。一方、演劇に興味を持ったというセギュがジェホンのもとへやって来る。そこで、グムスンの家で過ごしていく中で、1つの台本を書き上げていたジェホンは、セギュに本人役で登場することを提案し…。

邪魔者ジェホンを追い出したセジュンだったが、学歴詐称しているジウォンの友人サンジをギャフンと言わせたゴルフのあと、ジェホンとユニと一緒にした楽しい食事会のことを思い出していた。北朝鮮の方言になれていた耳に、ジェホンとユニとの聞きなれた韓国標準語でじゃれる姿が子供のようで微笑ましい。また、ジェホンとセギュとの本当の兄弟のような関係も愉快だ。「セギュがセギュの役を演じる」というジェホンの提案を断ったセギュは誰の役を担当するのか?そしてジェホンが見せてくれるグムスンの1人の為にどんな舞台を見せてくれるのか?次回が楽しみだ。
この回のネタバレあらすじは14話詳細で。



カーテンコール

■第15話

意識を取り戻したグムスンは、ムンソンに会いたがる。そこで家族たちはどちらのムンソンを合わせるべきか悩むが、セヨンはグムスンのためにもう一度ムンソンを演じてほしいとジェホンに頼みに行く。グムスンのもとへ駆けつけたジェホンは、ムンソンに別れの挨拶をどうしても言いたかったのだという言葉を聞いて、ついに自分が偽物であるということを打ち明けてしまう。そんな中、ジェホンはグムスンへの誤解を解くために、ムンソンと2人で旅行に出かけ…。

この回は、ジェホンプロデュースによる偽者から本物への「祖母と孫との思い出」渡しを中心に描かれた。タメ語(砕けた口調)で話したり、ジェホンをリ・ムンソンが負ぶったりと2人の間の距離は縮まったが、ユニとはなかなか距離が縮まらない。ユニの役が妻役と聞いて、スプーンを投げ出し「俺の妻は見たいに不細工でない」と苦情を言うリ・ムンソン。吹き出すジェホン、言い返すユニが愉快だ。また、ジェホンが酔いつぶれた翌早朝。屋敷に忍び込んだリ・ムンソンを待っていたかのようなユニ。ここでも2人のバトルがある。
この回のネタバレあらすじは15話詳細で。



カーテンコール

■第16話(最終回)

ジェホンとの旅から戻ったムンソンは、ついに祖母であるグムスンに孫として会いに行くことに。そこで自分が長年グムスンのことを誤解していたことや、父親も南へ行きたがっていたことをグムスンに伝える。そしてついに、グムスンやセヨン、セジュン、ムンソンをはじめとした家族を招いて、ジェホンが用意した最後の芝居の幕が上がる。

固く閉ざしていたリ・ムンソンの心の扉を開いたのはジェホンとセギュ。終始コミカル路線のセギュだが、クラブでの指切りには泣かされた。祖母の危篤も知らされず、韓国に居場所はないと言われ、誰一人としてリ・ムンソン自身の生活や守ろうと言ってくれた人はいなかったから。コ・ドゥシムの神がかった演技にも感動させられたが、何より2役のカン・ハヌルとハ・ジウォンを初回で辛い別れをさせ、最終回で別人としてロマンスの入り口まで見せてくれた演出に好感が持てた。派手な演出や物語のどんでん返しもなくどちらかと言えば地味な作品だが、SNSには「(この作品に)出会えたこと本当に私の宝物ですありがとうございました」「往年の韓国ドラマを思わせる重厚感音楽も衣装も優雅でキャストもほんとにみんなよかった」「何度も見たくなるドラマになりそうです」などの声があった。どんどん過激になる韓国ドラマの中で、穏やかな作風に癒されたファンが多かったようだ。
この回のネタバレあらすじは16話詳細で。



WOWOW「カーテンコール」番組サイト
 2024年12月2日-12月23日 8:30-9:45

kandoratop【作品詳細】【「カーテンコール」を2倍楽しむ】