「三国志 秘密の皇帝」第19話:郭嘉(かくか)が毒血を浴び瀕死の状態に ネタバレあらすじ(全33話)
BSP4Kで1月19日(日)、BSPでは23日(木、深夜)放送予定の第19 話では、袁紹の軍師・蜚(ひ)先生と郭嘉(かくか)が燃え盛る烏巣(うそう)で直接対決。第19話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介する。NHK番組サイトでは予告動画や相関図も公開している。
「三国志 秘密の皇帝」は、亡き皇帝、献帝・劉協と入れ替わった双子の弟・劉平が、愛と民のために闘うもう一つの三国志ロマン。【「三国志 秘密の皇帝」を2倍楽しむ】では、時代背景、人物・キャスト紹介などまとめているので、視聴の前にチェックしておくと初回から楽しめるはず。
相関図はこちら⇒【第1回~ 人物相関図】
■キャスト
⇒メインキャスト(6人)・役柄・実在人物紹介
⇒押さえておくべき(17人)キャスト・役柄
劉平(りゅうへい)/皇帝 :マー・ティエンユー 马天宇 [声:浪川大輔]
司馬懿(しばい)/仲達:エルビス・ハン 韩东君 [声:峰晃弘]
伏寿(ふくじゅ)/皇后:レジーナ・ワン 万茜 [声:久保ユリカ]
唐瑛(とうえい):ドン・ジエ 董洁 [声:折井あゆみ]
郭嘉(かくか)/奉孝:サニー・ワン 王阳明 [声:山本兼平]
任紅昌(じんこうしょう):ドン・シュエン 董璇 [声:田所あずさ]
曹操(そうそう)/孟徳:ツェー・クワンホウ 谢君豪 [声:早川毅]
曹丕(そうひ)/子桓:タン・ジエンツー 檀健次 [声:小笠原仁]
ほか
※あらすじはネタバレになっています。気になる方は「見どころ」と「豆知識」を参考に、「あらすじ」は視聴後の確認用としてご覧ください。またDVD版(全54話)を参考にしているので、あらすじが前後することもあります。放送後に調整します。
■第19話見どころ
曹操(そうそう)の奇襲でついに官渡の戦いに決着がつく。そして毒に侵された唐瑛(とうえい)を助けるべく、劉平(りゅうへい)烏巣にいる蜚(ひ)先生の元へ。しかし燃え盛る火の中、蜚先生は郭嘉(かくか)の手により絶命。その返り血を浴びる郭嘉は、蜚先生の毒に侵され生死をさまようことになる。
郭嘉に一矢報いるため、5年間毒を飲み続け、郭嘉を道連れにした蜚先生の執念が、燃え盛る炎と相まって凄まじさを見せる。一方で、曹丕は兄の死の真相を知り闇落ちに。だが、敵視されていた王越(おうえつ)にその闇を見込まれ剣の道へ進むこととなる。そして2年ぶりに曹操と再会した劉平は、瀕死の郭嘉を救うことで、今後の力関係を左右する一手に出る。
■豆知識:イケメン時代俳優、曹丕役のタン・ジエンツー
曹操の次男として生まれ、10歳のころ、目の前で殺された異母兄弟・曹昴(そうこう)の死の真相を探るべく劉平と共に旅を続けた曹丕。しかし、兄の死に実母が関わっていることを知り闇落ちしてしまうが、王越(おうえつ)に導かれ剣の道へと進むことになる。
曹丕を演じるタン・ジエンツーは、アイドルグループ「MIC男団」のメンバーとして活動を開始。俳優デビューは2007年の「彼岸」で主演を務め、その後も俳優として実力を発揮し、2022年「猟罪図鑑」や「長相思」で再び人気が急上昇した。中国名だと檀健次と書くため、日本のファンの間では「ケンジ君」と呼ばれ親しまれている。
端正な顔立ちで、日本の女性たちも魅了するタン・ジエンツーは、現代ドラマでも活躍中。2025年4月2日からU-NEXTで配信される「今日も君を想ってる」では、ビュアな女子大生と恋に落ちる男性を熱演。しかもその役どころは、声優で心臓外科医、さらに料理上手という型破りのスーパーダーリンということもあり、日本での人気もさらに上がるだろう。
■第19話ネタバレあらすじ
伏寿(ふくじゅ)が兵士に手かせを外すよう指示すると、唐瑛はその隙に兵士を倒し、2人で逃げようとする。だが潘揚(はんよう)がやって来て、唐瑛は袁紹に毒を飲まされ、ここを離れれば死ぬと告げる。逃げる準備をしていた劉平は、伏寿からその話を聞き、袁紹に交渉するため会いに行くと、戦の様子を見に行こうと誘い出す。その頃、任紅昌(じんこうしょう)は蜚先生を訪ね、郭嘉を呼び出し殺す計画を立てる。
一方、司馬懿は曹丕を縛り張繍(ちょうしゅう)の前に現れる。張繍にとって曹丕は胡車児(こしゃじ)を殺した仇。曹丕は殺される前に兄・曹昴(そうこう)の真相を教えて欲しいと頼むが、張繍はわからないと答える。その頃、袁紹は劉平を烏巣(うそう)が見下ろせる高台の上に連れていき、曹操を討てば自分と手を組むのか問う。劉平が、天下が整えば名ばかりの皇帝は必要ないと答えると、そこで烏巣に火の手が上がった。
その頃、張繍は曹丕に兄のことを話していた。郭嘉が連れて来た魏蚊(ぎぶん)と名乗る男が曹昴を殺すようそそのかしたと説明すると、楊修は、魏蚊は曹昴が邪魔だった卞(べん)夫人が仕向けたと暗に説明した。憎しみがこみ上げる曹丕は、憤慨すると、司馬懿が縄を切り曹丕を逃がした。その礼として曹丕は劉平を助けに向かった。袁紹が崖の上から炎を見下ろし、天下統一したと喜び「曹操が破れた今、陛下に行き場はありませぬ」と告げると、今度は陽武(ようぶ)からも火の手があがる。自分の食糧庫を責められ、そこで袁紹は自分が曹操に敗れたことを悟る。
伏寿が唐瑛の解毒剤を渡せば許すと言っても、袁紹は蜚先生が作った毒で解毒剤はないと答え、劉平たちに斬りかかる。そこへ、曹操が現れ戦場は大混乱していると報告が入る。袁紹が逃げ、王越(おうえつ)が劉平を襲うが、そこへ曹丕が助けにくる。劉平は解毒剤を求めて烏巣へ急いだ。火に囲まれた烏巣で、蜚先生と任紅昌は郭嘉が来るのを待っていた。そこへ任紅昌を助けるため、郭嘉が兵士を連れてやって来る。
郭嘉に恨みを持つ蜚先生は、華丹(かたん)の名を出し、郭嘉を怒らせる。かつて蜚先生は妹弟子だった華丹が好きだったが、郭嘉と華丹が両想いであることに気づき、郭嘉の酒に薬を入れ、華丹を襲わせ、それが原因で自殺に追い込んだと告白。これを聞いた郭嘉は激怒し、蜚先生を剣で突き刺した。返り血を浴びた郭嘉に、蜚先生は、自分は郭嘉を殺すために5年間毒を飲み続けたと告げると蜚先生は息を引き取った。毒に侵された血を浴びた郭嘉は任紅昌に抱かれたまま目を閉じた。
司馬懿と落ち合えた伏寿は、唐瑛の容態を見守っていた。唐瑛を失うことを恐れた司馬懿は落ち込むが、それを伏寿は励ました。そこに、曹操の命を受け、劉平と伏寿を迎えに曹植(そうしょく)がやって来る。その頃、王越に助けられた曹丕は、心の闇を抱える曹丕の素質を見込み、自分の剣術の後継者にならないかと打診。曹丕はそれを受け入れ、王越を「師匠」と呼ぶことにした。一方、烏巣に向かう劉平は途中で任紅昌に出会う。蜚先生が死に、その返り血を郭嘉が浴びて意識を失っていることを知った劉平は、一緒に司馬懿の元へ急いだ。
蜚先生の訃報に絶望する司馬懿だったが、劉平は郭嘉なら救えるだろうと言って説得する。曹操の軍営に唐瑛を連れて行くことはしたくなかった司馬懿だったが、劉平は曹操と交渉する種があると告げ、そこへ曹植が来たので、司馬懿も諦め曹操の軍営に向かうことにした。その頃、曹操は医師たちが手をつくしても全く良くならない郭嘉の病状と、王越が曹丕をさらって行ったと報告を受け苛立っていた。
そこに劉平たちが到着する。劉平は郭嘉の様子を見て、直す手立てはあると話した。そして郭嘉を助ける代わりに、唐瑛が治ったら黙って去らせ、袁紹に殺されたことにして欲しいと頼んだ。曹操は、唐瑛が漢王朝に関わらないようにすると約束し、その条件を受け入れたので、劉平はさっそく郭嘉の治療に取り掛かった。一方、司馬懿は曹操に戦勝の宴に出席するよう言われるが、唐瑛のことが気になって行く気はしなかった。曹操は司馬防の話を持ち出し「父君のおかげで、今日の自分がいる。その恩を返すために、その息子を推挙しよう」と言ったが、司馬懿は父に話して見ると答えるのみだった。
劉平は冷寿光に聞いていた方法で、郭嘉の意識を取り戻すことに成功する。目が覚めた郭嘉は、劉平が助けたことに驚いた。唐瑛を助けるために自分を助けたことを理解した郭嘉は、任紅昌に出会ったときから彼女の正体に気づいていたと告白する。
[原題]
三国机密之潜龙在渊
三国機密/三国志 Secret of Three Kingdoms
[制作] 2017年 中国
【放送予定】
BSP4K(日)21時00分 9月8日(日)開始BS(木)24時25分 9月12日(木)開始
((金)午前0時25分9月13日(金)開始)
※BSの放送時間は、11月7日(木) 第9話から「毎週木曜23時45分」に変わる
[話数] 全33回(予定)
[音声] ステレオ2か国語
(主音声:日本語吹き替え/副音声:中国語)/[字幕放送] 有り
◇NHK「三国志 秘密の皇帝」番組サイト
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