唐沢寿明「プライベートバンカー」夏木マリの“右腕”吹越満の1億円横領の理由にガッカリ…第5話ネタバレと第6話予告

00時22分ドラマ
ⓒテレビ朝日

2月6日(木)に放送された唐沢寿明主演のテレビ朝日系「プライベートバンカー」第5話のネタバレとみどころ、第6話のあらすじを紹介。ドラマ公式サイトで予告動画が公開中、見逃し配信はTverとTELASAで配信中だ。


「プライベートバンカー」とは?
「プライベートバンカー」 は、凄腕プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)が金融知識を武器に、とある資産家一族の相続争いや愛人問題、裏金疑惑など“金”にまつわる数々の問題を打破していく、これまでにないマネーサスペンスドラマ。

■第5話 ネタバレあらすじ
天宮寺美琴(夏木マリ)をはじめとした天宮寺一族、そして美琴の右腕で専務の伊勢崎大和(吹越満)が集まる中、庵野は「どなたかが横領しています」と衝撃の事実を伝える。庵野は国税の査察調査のために資料を確認していた中で、天宮寺アイナグループの子会社「天宮寺アート」から1億円が消えていることに気づいたというのだ。

「天宮寺アート」の役員も務める伊勢崎は責任をもって調べると美琴に伝えるが、庵野がその調査のサポートを申し出ると動揺を見せる。庵野はそんな伊勢崎のことを調査するよう、助手の御子柴修(上杉柊平)に指示する。

そんな中、SNSに天宮寺グループで10億円以上の横領があったという嘘のタレコミ情報が投稿される。会社の株価に影響することを危惧する美琴は、またしても庵野にクビをちらつかせて、一刻も早く横領問題の真相を明らかにするよう要求する。

しかし、庵野は余裕な表情を見せる。実は、「天宮寺アート」の仕入れに真相が隠されていると睨む庵野は、もうひとりの助手・飯田久美子(鈴木保奈美)を「天宮寺アート」に従業員として送り込んだ。

久美子は、アートの仕入れを任されている柳原咲子(西原亜希)をはじめ従業員たちから情報を集めたところ、「天宮寺アート」はほとんどのアートを代理店「アートスマート」から仕入れていることが判明する。

しかし、伊勢崎は仕入れには関わっておらず、また御子柴の調査でも伊勢崎の暮らしぶりは質素で、とても大金を横領したようには見えないし、「天宮寺アート」の従業員たちにもとても慕われていた。「アートスマート」が関わる展示会が催されることを知った庵野は、展示会を見学したのち、御子柴に「絵」を書くように指示を出す。

そんな中、伊勢崎は横領の調査報告をする美琴たちに報告。調べた結果、購入担当者・柳原の職務怠慢が招いた“勘違い”だったという。「アートスマート」の社長の口車にのせられ、高額な値で絵画を購入したが、まったく売れなかったため帳簿を改ざん。絵画の価値は固定ではないため、罪に問うのは難しく、反省している柳原は解雇したという。美琴は伊勢崎に減給半年の処分を下した。

その後、果澄(MEGUMI)と努(安井順平)が「天宮寺アート」で伊勢崎から400万円の絵画を勧められるが、実はそれは御子柴が30分で描いたものに一万円の値をつけたものだったことを庵野が明かす。伊勢崎は「アートスマート」と「アートスマート+」で中抜きをして。「天宮寺アート」に高額で絵画を買い取らせる方法で横領を重ねていたのだ。

解雇された柳原は、伊勢崎になにか事情があったに違いないと言うが、伊勢崎は横領した1億円をすべてギャンブル(オンラインカジノ)に使っていた。伊勢崎は天宮寺グループの成功は自分の力あってのことだとこれまでの実績を語るが、副社長の美琴からは横領分は返済するよう言われ、告訴はされなかったが解雇された。

伊勢崎は最後に庵野に天王寺グループの金の流れを網羅したデータを渡す。そこには、美琴の横領の証拠がぎっしり詰まっていた。

横領の理由と解雇にがっかり
今話で、庵野が対峙したのは、40年間天宮寺グループに尽してきた美琴の右腕である吹越満演じる専務・伊勢崎大和。控えめなのに優秀、生活は質素で部下の評判の上場のできる男が編み出したのは価値が定かでないアートを使った「アーティスティックダブル中抜きスキーム」こと「99.9%バレない横領」だった。

スキームの仕組みは単純明快だが、最後まで謎だったのが、伊勢崎が横領した理由。妻の入院費用のために仕方なくかと思いきや…ただのギャンブルによる借金だったとは…。架空の価値で儲けた大金が、そのまま価値のないものに消化されたのがなんとも虚しい。

今回の件で、庵野はグループの社長・天宮寺丈洋(橋爪功)から頼まれていた美琴の裏帳簿を手に入れることができたが、天宮寺グループにとって伊勢崎の解雇は損失ではなかったのだろうか?40年も天宮寺を支えてきた人物を庵野があっさり排除してしまったのは少し残念だった。

遺産相続レース開幕!
次週からついに本作の本題、相続バトルがスタートする。妻と三人の子供に加え、新たに山崎静代演じる介護士が養女として相続争いに参戦することに…。

■第6話 あらすじ
丈洋が保有する資産5082億円を誰に譲るか決める時が来た。集められた美琴たち天宮寺一族に緊張が走る中、庵野と共にやってきた丈洋は衝撃の内容を告げる。なんと、これまで丈洋の世話を献身的にしていた介護士・相馬英美子(山崎静代)を養子に迎え入れて、相続の候補者にするというのだ。長女・天宮寺沙織(土屋アンナ)たち兄弟が猛反発する中、美琴は丈洋と言葉を交わした後、あっさり養子を受け入れてしまう。資産を英美子に奪われてしまうかもしれないことに焦る沙織たちは、英美子が財産目当てで丈洋に近づいてたぶらかしたのだと考え、庵野に英美子の本性を暴くよう依頼するが、高級老人ホームの同僚や入居者たちをはじめ、前の職場の関係者など、その誰もが英美子を絶賛し、悪い評判は一切出てこない。

そんな中、業を煮やした沙織が動き、英美子が200万円もする超高級バッグを購入していたことを突き止める。しかし、この一件がより丈洋の英美子への信頼を強めることになってしまい、沙織たちは窮地に追い込まれることに…。

テレビ朝日「プライベートバンカー」は2025年1月9日(木)21時放送スタート。/主題歌:Alexandros『金字塔』(Polydor Records / RX-RECORDS)/出演:唐沢寿明、鈴木保奈美、上杉柊平、土屋アンナ、MEGUMI、安井順平、吉田ウーロン太、夏木マリ、橋爪功 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@pb_tvasahi」。番組公式Instagramアカウントは「@pb_tvasahi」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「プライベートバンカー」番組公式サイト

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