「東京サラダボウル」物語後半のキーマン、阿川博也役・三上博史が本格登場…コメント第一弾到着
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在日外国人居住者に向き合うミドリ髪の警察官・鴻田麻里×中国語通訳人・有木野了を、奈緒と松田龍平がW主演で演じる社会派エンターテインメント「東京サラダボウル」の後半のキーマン、阿川博也役で三上博史が、2月18日放送の第7話「神様とバディ」からいよいよ本格登場する。次回予告は番組HPで公開中だ。
阿川博也は、中国語を駆使する非常に優秀なベテラン刑事だったが、外国人コミュニティに深入りしすぎて過ちを犯す。かつて外国人の聴取で意図的に誤訳を行い、織田を巻き込む事件に発展。一時干されていたが鴻田の相棒として復帰する。
「東京サラダボウル」は、小説『東京サラダボウルー国際捜査事件簿―』(黒丸)が原作。異なる言語、食、文化が同居する“サラダボウル”の大都市で、ミドリ髪の国際捜査の警察官&ワケありの通訳人のコンビが日本社会からこぼれ落ちそうな人生を拾っていく社会派エンターテインメント。⇒【全話ネタバレあらすじ・関連記事】
2話に渡ってキーマンとして登場する三上から第一弾のコメントも到着した。
原作を読み、阿川博也という男は、ギリギリで生きている男なのかなと思いました。
人生で燃えるべき“最後の炎”がくすぶっている感じがしたんです。面白いと思いました。
連続ドラマは脚本が全て揃っていることは少なく、難しいものです。時間と体力との闘いでもある。
何か信じるものに賭けていかないといけないところがあります。今回はプロデューサーと話し、チームの真摯なものづくりを感じました。そこに賭けてみようと思いました。
ギリギリさの質は異なるけれども、今の年齢の自分が、体全体から発する自分のギリギリな表現を活かして見せれば、この役にハマるかもしれない―そう感じながら挑みました。
原作ではオフになっているところをどこまで映像で出すのか、心情をどこまで吐露するのか、 検討の結果、阿川は立体的な役になった気がしています。
物語には、間(あわい)が大切。実際演じてみて、リアルよりももうちょっと、夢のような淡さを乗せたほうが方が良かったかなとも考えたりしています。人生に疲れた加減を出すにはどの感じが良かったかな…、台詞が立体的なら芝居をもう少しオフめにしたら良かったかな…など、ずっと今も考え続けています。
でもそれは蓋を開けて、皆さんに見てもらわないとわからない。
一回曝け出してやってみることを挑みたかったから、それはできたんじゃないかと感じています。
10年前の自分もできない、10年先の自分でもできない。 今の自分に見る方が出会っていただけたら嬉しいですし、そういう場を用意してくれた作品に感謝です。何よりも、物語を楽しんでいただけたらと思っています。
■ドラマ10「東京サラダボウル」
【放送予定】2025年1月7日(火)スタート <全9回>
総合 毎週火曜 22:00〜22:45
BSP4K 毎週火曜 18:15〜19:00
[再放送] 総合 毎週木曜 24:35
【原作】黒丸 「東京サラダボウルー国際捜査事件簿―」
【出演】奈緒 松田龍平
中村蒼 武田玲奈 中川大輔 絃瀬聡一 ノムラフッソ 関口メンディー 朝井大智 張翰 許莉廷 喬湲媛 Nguyen Truong Khang 阿部進之介 平原テツ イモトアヤコ 皆川猿時 三上博史
【演出】津田温子(NHKエンタープライズ) 川井隼人 水元泰嗣
【制作統括】家冨未央(NHKエンタープライズ) 磯智明(NHK)
【プロデューサー】中川聡子
◇NHK「東京サラダボウル」HP
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