「相棒23」出生時に取り違えられた松井愛莉、山谷花純の仲がよくて安心…【第16話ネタバレ・17話予告】
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2月19日に放送された「相棒season23」(テレビ朝日、水、21時)第16話では有名画家の娘が出生時に病院で取り違えられたことから事件が複雑化した。右京(水谷豊)は二人の画家(松井愛莉、山谷花純)に寄り添いながら真犯人を逮捕した。闇バイトを扱う第17話「盗まれた死体」は2月26日(水)21時から放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「相棒23」とは?
「相棒」は捜査権がないはずの特命係の杉下右京(水谷豊)と相棒が巨悪事件から、どうしても気になるささいなことまで調べ上げる1話完結型の刑事ドラマだ。その第16話が19日に放送された。
■第16話ネタバレあらすじ
小手鞠(森口瑤子)に誘われた右京(水谷豊)は、虻川希美(松井愛莉)という女性と菜の花畑で知り合う。希美は、日本画の巨匠・虻川徹の娘で、自身もすでに高い評価を受けている美大生だ。その菜の花畑は1年前、徹が心臓の病気で急死した場所でもあった。
2か月後、画商の男性が刺殺される事件が発生した。現場の状況などから、希美が容疑者として浮上する。現場に希美がつけていたピアスが落ち、希美のものと思われる血液もいおひていた。しかし、希美がいなくなってしまった。
捜査に乗り出した右京と薫(寺脇康文)は、行方が分からなくなっている希美を捜すため、被害者の画商が最近、推していた倉田ひかり(山谷花純)という画家から事情を聞くことにする。画商は最近、ひかりの絵を好んで買っていた。それ以前は希美の作品を沢山買ってたのにと右京は違和感を覚える。
希美を同世代のひかりだったが、希美についてあまり語らない。しかし、希美の母・洋子は希美と1年くらい前から仲良くしていたという。また、希美の画風は1年前くらいにかなり替わっていた。
画商が殺されたころ、小手毬は洋子とともに喫茶店にいたという。喫茶店の夫婦は徹のファンだというが、徹の絵は高くて、手が出ないため、希美の絵を収集していた。同じDNAを感じるというのだ。絵は殺された画商から買っていた。
右京たちは希美の絵とひかりの絵のモチーフが同じ事に気がつき、再度、ひかりのもとを訪ねる。ひかりはやはりあまり多くを語らない。
右京は徹がなくなったことが事件に関係があると考えて、菜の花畑にもう一度向かう。発見時にたちあった警官に話を聞き、右京はその時のことがわかった。徹にはアーレンシンドローム症候群という病気があった。そのため、色のついたサングラスで光りを遮った生活を送っていたが、絵を描くときはそれをはずしていた。倒れた時、強い西日があたり、具合がわるくなったようで、さらに心臓発作も起きて亡くなった。
実は、ひかりと希美の誕生日、出生した病院は同じだった。その日、大きな台風が来ていたため、病院内は混乱していて、二人の取り違えが起きた。画商が殺された現場に落ちていた血液は実はひかりのものだった。ひかりと希美は自分たちが取り違えられたのだと知っていたが、ひかりは育ててくれた両親が自分の両親だと信じて、そのことを公表することはしないとちかっていた。希美は母親に知れたら、見捨てられるかもと恐れていた。そんなとき、画商が二人の取り違えを知り、希美の絵ではなく、ひかりの絵に高い価値がつくとふんでひかりの絵を買いだしたのだ。画商の考えを知り、頭にきたひかりは絵を回収しようとして、画商を突き飛ばし、その時、ピアスを落として、出血してしまった。ただ、殺してはいない。
殺したのは喫茶店をやっている夫婦の妻だった。希美の絵を価値があるからと画商から売られていたが、血のつながりがないと知ったこと、これからはひかりの絵に価値がでることを知り、かっとなって刺してしまったのだった。
洋子は希美を抱きしめ、「あなたは虻川と私の子よ」と言った。それをみていたひかりにも「これからのことは話し合いましょう」と話した。
ゲストの松井愛莉、山谷花純の誕生日はドラマだけでなく実際にも同じ
「相棒23」の第16話のゲストとして登場し、出生時に病院で取り違えられた二人を演じた松井愛莉、山谷花純だが、実は二人は実際の誕生日も同じだった。1996年12月26日生まれなのだ。松井愛莉は福島県いわき市出身で、山谷花純は宮城県仙台市出身で場所は違う。ドラマ内では同じ病院で生まれた二人を演じていたゲストが奇遇にも同じ誕生日ということで話題となった。
相変わらず女心を理解しない右京(水谷豊)
ドラマは虻川希美(松井愛莉)が菜の花畑でスケッチをしているところを、小手鞠(森口瑤子)に誘われて右京が訪れるところからスタートする。ドラマラストで菜の花畑にいったのは希美のことを心配した小手毬が自分を連れていったと右京が予想するが、小手毬は「半分正解」とまるで、デートを楽しむために右京を誘ったようにいう。しかし、これが右京には全く通じない。ドラマのシリーズを通して、“女心を理解しない”というキャラクターにぶれはない。
26日に放送される第17話は闇バイトを扱う
昨今、ニュースに載らない日はないほど世間を騒がせている闇バイト。2月26日に放送する第17話では闇バイトに迫る。脅されて運び屋をしている少女が運ぶのは“死体”だったり、警察が監禁されたりと、1時間でどこまで闇バイトに迫れるのか楽しみな第17話となる。
■第17話あらすじ
闇バイトを使って金庫泥棒を繰り返す反社組織『スカル』を警察は追っていた。そんな中、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、スーツケースを盗まれたという少女と遭遇する。少女は脅されて運び屋をしていたが、死体を詰めたスーツケースを盗まれたという。
その少女に指示を出していたのが『スカル』のリーダー・ユキチだった。右京と薫は、死体運搬に使われたスーツケースの遺留品から、被害者が住田(松岡広大)という反社組織メンバーの可能性が高いことを掴んでいた。
テレビ朝日 2024年10月16日スタート。毎週水曜日21時放送「相棒23」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@AibouNow」。
◇テレビ朝日「相棒season223」番組公式サイト
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