唐沢寿明「プライベートバンカー」第7話 夏木マリ、土屋アンナの母子バトルがついに決着!ネタバレと第8話予告

02月21日11時07分ドラマ
ⓒテレビ朝日

2月20日(木)に放送された唐沢寿明主演のテレビ朝日系「プライベートバンカー」第7話のネタバレとみどころ、第8話のあらすじを紹介。ドラマ公式サイトで予告動画が公開中、見逃し配信はTverとTELASAで配信中だ。


「プライベートバンカー」とは?
「プライベートバンカー」 は、凄腕プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)が金融知識を武器に、とある資産家一族の相続争いや愛人問題、裏金疑惑など“金”にまつわる数々の問題を打破していく、これまでにないマネーサスペンスドラマ。

■第7話 ネタバレあらすじ
天宮寺アイナグループ社長・天宮寺丈洋(橋爪功)は一命は取り留めとりたものの、長女・天宮寺沙織(土屋アンナ)たち兄弟は丈洋の後を誰が継ぐのかが気になり気が気じゃない。そんな中、副社長・天宮寺美琴(夏木マリ)は自分が継ぐと宣言。いよいよ美琴が代表取締役社長として決まるという時に、沙織が突然クーデターを起こし、「ハナウマハンバーグ」の業績低下を理由に美琴の解任を要求する。
 
実は、この計画を庵野に反対された沙織は庵野を見限り、これからは沙織の大学時代の友人でアメリカ帰りの実力派プライベートバンカー・岡田大輔(ウエンツ瑛士)と組むことを告げていた。沙織と岡田のクーデターは成功し、美琴の解任が決定してしまう。しかし、美琴はなぜか笑みを浮かべてあっさりと受け入れる。
 
沙織は「ハナウマハンバーグ」の立て直しを岡田に一任しようとするが、岡田を信用できない庵野は、天宮寺家のプライベートバンカーとしては承服できない旨を伝える。そして沙織に、庵野と岡田それぞれに100万円を預け、1週間後にどちらがそれを増やせたかで判断するように提案。しかしその結果は、100万円を3倍にも増やした岡田の圧勝。助手の飯田久美子(鈴木保奈美)と御子柴修(上杉柊平)ががく然とする中、庵野は負けを認め引き下がる。

岡田を信用した沙織は、個人資産も岡田にまかせる。さらに岡田の“サスティナブル”を前面に打ち出した提案で「ハナウマハンバーグ」に“安さ、旨さ、速さ”を売りにした大胆な改革を行なったところ、過去最高の売り上げをたたき出す。この結果と美琴から花束と共に祝福の言葉を受け、ついに母・美琴に勝ったと喜ぶ沙織だったが、その直後、取引先からの契約解除があいつぎ、経営の危機に落ちいる。

実は、庵野は沙織のビジネスプランに不安を感じ、保険として美琴に最高メニュー3万円の「極ハナウマ」というニューブランドを開店させていたのだ。「極ハナウマ」は話題を呼び、激安が売りの「ハナウマハンバーグ」からは客足が遠のいていく。

焦る沙織に岡田はスティナブルファンドに全額ベットして損失を取り戻そうと持ちかける。そこへ庵野が現れ、沙織の資産が大幅に減額していること、それは全て岡田が利益を産まないファンドに投資させたことが原因で、岡田は多額の手数料が欲しかっただけだと告げる。

沙織は「詐欺だ」と騒ぐが、岡田の行為は詐欺には当たらない。庵野は沙織に投資先を間違えたのだと告げる。岡田は「バカの金持ちからちょろまかして何が悪い。…持つべきものはプライドだけ高い出来損ないの金持ちの出来損ないだな」と捨て台詞を遺して去っていった。

落ち込む沙織に、庵野は美琴の不正の証拠を渡す。それをみた沙織は美琴の元へ出向き、二度と経営に口出さないようにと要求するが、会社に大きな損失を負わせた沙織が株主代表訴訟を起されたら、現在の資産ではまかなえないと告げられ返り討ちにあう。結局、現金150億円で持ち株を購入すること、二度と経営に関わらないと誓約書を書かされることに…。

「なんで金持ちに生まれたんだろう」と母に負けたことを悔しがる沙織に、庵野は「(生活を保証されている貴女は)何やらかしても死にはしない。あなたはまだ生きています」と慰める。「…今やっと肩の荷が下りた気がする」と沙織はほっと息をついた。

負け知らずのプライベートバンカー
今回は、ウエンツ瑛士演じる詐欺まがいのプライベートバンカー・岡田が登場。顧客を食い物にする「手数料蟻地獄スキーム」で沙織は大ピンチに。結局、「詐欺」の証拠は見つからず、岡田は無傷で大金を手にしたまま退場。結局、岡田は自分の顧客の利益のために、沙織を食い物にしたということなのだろう。顧客の資産を守るためには手段を厭わないプライベートバンカー庵野も敵に回ったら岡田と同じことをしているということ…?

母子対決が決着
母を見返したい一心で「社長」になることを望んだ沙織だったが、結局、経営のなんたるかは理解しないまま多額の損失を出して経営者争いからは退くことに…。そのビジュアルから注目度が高かった夏木マリと土屋アンナの母子バトルがもう観れなくなってしまうのはとても残念。

■次回:第8話 あらすじ
丈洋が認知症を発症。長男・天宮寺努(安井順平)や妻の天宮寺果澄(MEGUMI)たちは、丈洋の認知症の診断が下る前に後継者問題に決着をつけなければと焦り出す。ところがその矢先、役員会議にて美琴が、丈洋が引退の意を示して代表権を美琴に譲りたいと言っていると偽り、努をはじめ役員たちに有無を言わさぬ圧力で社長の座に就こうとする。しかし、丈洋は引退どころか、人間が変わったかのように乱暴な物言いで反論をする者に次々とクビを言い渡す。そんな暴走する丈洋を誰も止められず、美琴は庵野に、何としてでも丈洋に引導を渡すよう指示を出す。

そんな中、丈洋が記憶を失っていることをいいことに、丈洋に嘘を吹き込み、努を後継者に指名する内容の遺言書を書かせたのだ。その一部始終を見ていた庵野は、なぜか努と果澄を後押しするように、努が早急かつ確実に後継者となるための方法を提案。取締役会で努と庵野は実行に移すのだが、そこへ天宮寺家の弁護士・加賀谷(近江谷太朗)が現れ、美琴から託された、丈洋が正式な手続きの元で作成したという遺言書を発表する。そこには美琴を後継者とする内容が書かれていて…?

テレビ朝日「プライベートバンカー」は2025年1月9日(木)21時放送スタート。/主題歌:Alexandros『金字塔』(Polydor Records / RX-RECORDS)/出演:唐沢寿明、鈴木保奈美、上杉柊平、土屋アンナ、MEGUMI、安井順平、吉田ウーロン太、夏木マリ、橋爪功 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@pb_tvasahi」。番組公式Instagramアカウントは「@pb_tvasahi」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「プライベートバンカー」番組公式サイト

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