【最終回直前】唐沢寿明「プライベートバンカー」橋爪功が認知症に?夏木マリ、安井順平の相続バトル加熱!第8話ネタバレと第9話予告
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2月27日(木)に放送された唐沢寿明主演のテレビ朝日系「プライベートバンカー」第8話のネタバレとみどころ、次週最終回の第9話のあらすじを紹介。ドラマ公式サイトで予告動画が公開中、見逃し配信はTverとTELASAで配信、Netfrixでも配信中だ。
「プライベートバンカー」とは?
「プライベートバンカー」 は、凄腕プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)が金融知識を武器に、とある資産家一族の相続争いや愛人問題、裏金疑惑など“金”にまつわる数々の問題を打破していく、これまでにないマネーサスペンスドラマ。
■第8話 ネタバレあらすじ
危険な状態に陥ったが天宮寺アイナグループ社長・天宮寺丈洋(橋爪功)。その後奇跡的に回復したはずだったのだが、見舞いに訪れた天宮寺家の面々は、丈洋が子供たちの顔も妻のことも分からないことに愕然とする。なんと、丈洋は認知症を発症していたのだ。
その矢先、役員会議で副社長の天宮寺美琴(夏木マリ)が、丈洋が引退の意を示して代表権を美琴に譲りたいと言っていると偽り、努をはじめ役員たちに有無を言わさぬ圧力で社長の座に就こうとする。そこへ丈洋が庵野と共に突如現れ、引退どころか天宮寺アイナグループは自分の会社だと主張し、経営に口を出しはじめる。
人間が変わったかのように乱暴な物言いで反論をする者に次々とクビを言い渡す丈洋の暴走を誰も止められず、美琴は庵野に、何としてでも丈洋に引導を渡すよう指示を出す。
長男・努(安井順平)と妻の果澄(MEGUMI)は、丈洋の認知症の診断が下る前に後継者問題に決着をつけなければと、丈洋が記憶を失っていることをいいことに、丈洋に嘘を吹き込み、努を後継者に指名する内容の遺言書を書かせる。
その一部始終を助手の飯田久美子(鈴木保奈美)と御子柴修(上杉柊平)と共に見ていた庵野は、なぜか努と果澄を後押しするように、努が早急かつ確実に後継者となるための方法を提案する。
努が後継者として社長になり、非上場企業に戻すこと。手続きは簡単ではないが、大きなメリットがあり、相続税ゼロを実現することができる。事業承継税制を使った「事業承継スキーム」を使えば1500億円の節税になると知り、取締役たちも努の案に賛同する。
そこへ天宮寺家の弁護士・加賀谷(近江谷太朗)が現れ、丈洋が正式な手続きの元で作成したという遺言書を発表。そこには美琴を後継者とする内容が書かれていた。しかし、努に書かれた遺言書の日付が新しかったため、美琴は丈洋にもう一度遺言書を書いてもらおうとするが、丈洋は体調不良で中座する。
美琴と折り合いの悪い長女・沙織(土屋アンナ)を味方につけた努。ところが次男・昴(吉田ウーロン太)は美琴側に付き、丈洋に昴を後継者とすると書かれた新しい遺言書を書いてもらう。昴の行動に腹を立てた努は遺言書を破棄し、相続欠格を庵野から告げられる。ところが、美琴も弁護士に偽の遺言書を作らせていたことが判明する。互いの不正をののしり合う親子。
そこに丈洋が現れ、実はすべては一族の本音を聞き出すための芝居だったことを明かす。車椅子を使う必要もなく、認知症も患っていなかったのだ。これは庵野が仕掛けた「家族の欲望あぶり出しスキーム」だった。
会社の未来より、私欲を満たしたいだけの家族に、社長のイスは譲れないと丈洋は、庵野に次のスキームに移ってくれと指示を出す。
そんな中、美琴の不正が公となり、天宮寺アイナグループの株価が急落。資産家一族はかつてない局面を迎えるも、総額2350億円もの相続税の支払いが、株価の下落によって減額されると知り、複雑な想いを抱える美琴たち。美琴は庵野に「当然分かっていたことなのだから対処しろ」と指示を出す。
混迷する相続争い
家族の本音を知るために、認知症を演じた丈洋。自分の都合のいいように父親を騙そうとする子供たちにさぞやがっかりしたことだろう。誰か一人でも本気で「会社の未来」を考えていたら…後継者問題はあっさり解決したのだと思うととても残念。今のところ、1500億円を節税できる「事業承継スキーム」を使うのが天宮寺アイナグループと天宮寺家の資産を守るのに一番有効な方法のようだが…? 混迷する天宮寺家の相続争いはどんな結末を迎えるのか?
庵野の最後の一手は?
次週最終回では、美琴への個人融資の一括返済を迫る銀行の常務役で宇梶剛士が登場。他の銀行も次々と融資の全額返済を要求してきたため、総額はなんと約1000億。このままでは天宮寺アイナグループは存続の危機に…。資産を守るためなら“何でもやる”プライベートバンカー・庵野が、最後の一手として繰り出す“空前絶後のスキーム”とは?そして、金という欲望に搔き立てられた天宮寺一族に待ち受ける運命は?
■次回:第9話 あらすじ
天宮寺アイナグループの株価が急落し、メインバンクである徳川銀行の常務・南野(宇梶剛士)は、美琴に行ってきた個人融資の一括返済を通告。さらに、他の銀行も次々と融資の全額返済を要求、その総額はなんと約1000億に。美琴は家族に協力を煽るが冷ややかな反応で…。しかし、美琴が返済できなければ天宮寺アイナグループは乗っ取られる危機に陥ることを庵野から知らされると、努は外資系ファンド会社に勤める大学からの友人・鷹崎(中野英雄)を美琴に引き合わせる。
鷹崎はこの上ない好条件を申し出るが、美琴は警戒。この窮地を抜け出すには他に道はなく、また鷹崎の会社は投資実績もあり怪しい企業ではない様子。しかし、念には念をと、庵野の助手たちはそれぞれ調査を申し出る。すると、意外な事実にたどり着き…。同じ頃、美琴は珍しく自ら丈洋のもとを訪ねるのだが…この一件をきっかけに、やがて丈洋VS美琴の天宮寺家最大のバトルが幕を開けることに。
テレビ朝日「プライベートバンカー」は2025年1月9日(木)21時放送スタート。/主題歌:Alexandros『金字塔』(Polydor Records / RX-RECORDS)/出演:唐沢寿明、鈴木保奈美、上杉柊平、土屋アンナ、MEGUMI、安井順平、吉田ウーロン太、夏木マリ、橋爪功 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@pb_tvasahi」。番組公式Instagramアカウントは「@pb_tvasahi」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「プライベートバンカー」番組公式サイト
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