「なんで私が神説教」第1話 “黙れガキ”広瀬アリスのストレートな物言いとド正論なカンペ神説教にスカッ!ネタバレと第2話予告

4月12日に放送された広瀬アリス主演の日本テレビ系の土曜ドラマ「なんで私が神説教」第1話“やる気ゼロ教師”のみどころとネタバレあらすじを紹介しよう。次回第2話予告動画は番組公式サイトやTBS公式youcubeで配信、Tverで最新話が配信されている。
「なんで私が神説教 」は、無職生活を脱却するためになんとなく高校教師になった主人公・麗美静(広瀬)が、問題児ぞろいの生徒たちの事情に巻き込まれ、したくもない“説教”をしなければならない状況に追い込まれ、悪戦苦闘するさまを描く学校エンターテインメント。
■カンペありの神説教にスッキリ!
二年間引きこもりのニートで、人と接するのが苦手、自己肯定感も低めの静だが、登場から一時も止まない責任回避一択の“正直な心の声”。「謝りたくありません」「教師やめます」「面倒くさい」とストレートな物言いの彼女に、本当に説教なんてできるのかと思いきや…、当初は静をなめ切っていた生徒たちと真っ向から対峙し「イジメとイジリの違い」「何故イジメがなくならないか」を熱弁、生徒たちと視聴者の心をがっちり掴むことに。(感動の神説教は、ネタバレにほぼ全文記載)
他の先生たちも感心させた神説教だったが、実は“勝ち”にこだわる彼女が、大人をなめてる生徒たちに反省を促すための「神説教の原稿」を事前に準備していたことが最後に判明。視聴者からは「カンペがあったのか」「カンペ作る気持ちわかる」「教師ドラマの奇麗ごとを排除しているのも新しい」「完璧じゃないところも共感」と静の“極度な負けず嫌い”に好感の声が上がった。
第2話“恋人がいる人を好きになっちゃいけないの?”では、どんな神説教が聞けるのか楽しみ。
■“シー”とは?
ドラマラストで海斗(水沢林太郎)が静にたずねた「先生ってシーなの?」に注目が集まった。京子校長から「しーちゃん」と呼ばれていることを考えると、「しー」が静のハンドルネームか何かと予想されるのだが…。静の二年間のニート生活の理由もまだ明かされておらず、「シー」との関係を考察する視聴者も多い。静の過去に一体何があったのだろう?
■第1話 ネタバレあらすじ
わけあって2年間、実家にこもってニート生活を続けてきた麗美静(広瀬アリス)。人と接することが苦手だし、声も小さいし、自分の考えを表に出したくもない、そんな静が、母・叶子(堀内敬子)とその友人・加護京子(木村佳乃)に強引に説き伏せられ、嫌々ながらも、京子が校長を務める私立名新学園2年10組の担任をやることになった。
同じ2年生の担任には、正義感強めの数学教師・浦見(渡辺翔太)、プライベート重視今どき女子の英語教師・聖羅(岡崎紗絵)、独特の優しい口調で教師と生徒を指導する学年主任・大口(野呂佳代)、穏やかだけど超データ魔な政治経済教師・森口(伊藤淳史)らクセ強な教員がズラり。なんだか面倒くさそうな面子に囲まれ、ただでさえやる気のない静はますますゲンナリ。
名新学園はもともと伝統ある名門進学校だったが、時代の流れと共に入学希望者が激減。経営を立て直すために、教頭の新庄(小手伸也)を中心とする学校改革委員会が打ち出した方針は、学校はサービス業と割り切って『生徒とは程よい距離感で、怒るな、褒めるな、相談乗るな』。
静もその方針に便乗して、生徒たちに差し障りのないあいさつをしようとするが、前日にファミレスで生徒に飲み物を注意もしないで逃げ出したことを知られてしまったことから、ソッコーで生徒たちにナメられて、誰も話を聞いてくれない事態に。
そんな中、負けず嫌いの静は、ついカッとなって一軍女子のリーダー・綿貫陽奈(清乃あさ姫)に「黙れガキ」と言い放ち、陽奈たちを敵に回してしまう。
すると静のことを正義の味方とでも思ったのか、陽奈にイジられている内藤彩華(豊嶋花)に救いを求められてしまった静は何とかしなければと一晩中パソコンと向き合う。翌朝、ゲッソリした顔で出勤してきた静を心配してくる浦見にうっかり相談したことから、事態は大ごとに発展してしまう。
浦見が職員会議で彩華のイジメ被害を報告。しかし、大口はイジメではなくイジリだと言って取り合わず、新庄教頭からは「勝手な判断で行動しないように」とクギを刺されるが、教室に入った静に、彩華が「陽奈ちゃんに謝らないなら…この動画ネットにアップします」と脅してくる。
陽奈に言わされているのだと察した静は頭に血が上り、新庄の命令を無視して陽奈を追及。シラを切って口答えしてくる陽奈を、昨夜ネットで見た『口論で負けない方法』を思い出しながら徹底的に論破し、陽奈を黙らせる。
騒ぎに気付いた大口と新庄に厳しく注意される。京子校長は静をかばうが、怒ると叱るは違う、論破は何も生み出さないと静を戒める。
一方教室では、陽奈がクラスのみんなに静の動画を拡散するよう命令。しかし、誰も言うことを聴かず、味方を失った陽奈は「先生にひどいこと言われて傷ついたから、死にます」と脅迫、慌てて止める先生たちに謝罪を要求する。
静は「謝りたくない」と謝罪を断固拒否するが、京子に自分のしたことは自分で責任を取るのが社会だと一喝され、さらに「2年前のあの日から、あなたは自分の中に閉じこもってしまった。そこから抜け出したいのなら前に進みなさい」と背中を押される。
教室の外から京子、新庄ら教員たちが見守る中、陽奈が「早く謝ってくださ~い」と静を挑発。しかし、教壇に立った静は全く意に介さず、スマホをいじりながら「面倒くさい…」とつぶやくと、「謝るわけないでしょう。だって悪いのは内藤さんをイジメたあなただから」と覚悟を決めて説教を始める。
「私は彩華をイジメてない」と言い返してくる陽奈に、「イジメとイジリは同じよ、何も違わない。やられてる側がそれを良しとしてるか、してないか、それだけの違い」と断言。「もとは、彩華は陽奈と友達になりたかった。だからツラいのにずっとイジられてきた。何故嫌だと言えなかったか、嫌だと言ってしまうと、ノリが壊れてしまうから、嫌われてクラスで居場所失ってしまうから…分かるでしょう?昨日まであなたが内藤さんにやっていたことはイジリとして受け止められていた。でも今日一日でそれがイジメというノリに変わってしまった…あなたそれでみっともなく狼狽してたじゃない」
さらに静は、「みっともないのは、急に態度を変えた他の生徒も同じ」と断罪。「集団がある限り、多かれ少なかれイジメは存在する。それがなくなることは絶対にない。じゃあどうするか?私のようなその集団に属さない人間が空気を読まず暴力的にモノ申して、ノリを壊すしかないの。…一応、あなたたちより人生長く生きたものとして忠告します。人の気持ちが察せない人間が軽々しくイジりと言うな。それが分からず大人になって同じようなことしてるヤツもいっぱいいるけど、そういう人間はいつか大事なものを失うから」。
職員室。「本当に素晴らしいお説教だった。生徒への愛を感じたよ」と浦見が称えるが、静は「生徒に愛なんてありません。ムカついたんで、心の底から反省させようと思ったんです」と、スマホの画面を見せる。
画面には、先ほどの説教の原稿が…。静は教室に入る前、いつも使われていない「化学準備室」でこの説教の原稿を書いていたのだ。「こんな長い文、神様じゃなきゃ覚えられないんで…これ見ながら説教しました」と、しれっと種を明かす静だった。
■第2話 あらすじ
生徒との距離感が近いことが人気の浦見のもとには女子生徒からの恋愛相談が殺到。そんな浦見に、森口は「恋愛なんて他人が下手に首を突っ込んでこじれて巻き込まれたら厄介ですよ」と忠告するが…。放課後、静は学年主任の大口と初めての『夜回り』に出るが、大口は“好きな人”から電話で呼び出され、さっさと帰ってしまう。
結局1人でパトロールすることになった静は、2年10組の生徒、秦凛太郎(羽村仁成)と安藤友理奈(志田こはく)のデート現場を目撃、見て見ぬフリをしようとするが…。実は凛太郎は同じクラスの太田璃子(新井美羽)と付き合っていて、凛太郎の浮気を知った璃子は大激怒。一方の友理奈は「恋人がいる人を好きになっちゃいけないの?」と居直り、2人は大モメに!さすがに止めざるを得なくなった静は、騒ぎを鎮めようとして三角関係に首を突っ込むが、最悪の事態を招いてしまう…。
日テレ「なんで私が神説教」は2025年4月12日(日)21時放送スタート。/主題歌:アイナ・ジ・エンド「Aria」(avex frax)/出演:広瀬アリス、渡辺翔太(Smow Man)、岡崎紗絵、野呂佳代、堀内敬子、小手伸也、伊藤淳史、木村佳乃 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kamisekkyo_ntv」。番組公式Instagramアカウントは「@kamisekkyo_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「なんで私が神説教」番組公式サイト
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