ナ・イヌ、日韓共同制作TBSドラマ「初恋DOGs」出演が韓国でも話題に|2025夏ドラマ

俳優ナ・イヌが、スタジオドラゴンと日本のTBSが手を組んで制作する日韓共同ドラマ「初恋DOGs」で主演を務めるニュースが、韓国で注目を集めている。
5月7日(水)午前、スタジオドラゴンと日本の主要地上波局のひとつであるTBSは、「両社が共同企画・制作するロマンスドラマ「初恋DOGs」が、今年7月から毎週火曜日に全10話で順次放送される予定」と発表した。
「初恋DOGs」は、大きな秘密を抱えた一匹の犬をきっかけに出会った、韓国の財閥御曹司、日本の獣医、そして弁護士が、対立を乗り越えて友情を育み、傷を癒していく姿を描くヒーリングロマンスドラマ。原作は「DOG한 로맨스」(Studio TooN・LINE マンガ連載中)。韓国で連載中のウェブトゥーンであり、日本語版も5月5日よりLINEマンガにて連載がスタートしている。
本作のプロデュースは、「恋はつづくよどこまでも」の宮﨑真佐子、「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」の荒木沙耶、そして「Eye Love You」のチャ・ヒョンジが担当。脚本は映画『電車男』やNetflixシリーズ『御手洗家、炎上する』、「恋はつづくよどこまでも」などを手がけた金子ありさが務める。スタジオドラゴンのキム・キョレも共同プロデューサーとして名を連ねている。
演出には、TBSで「Eye Love You」や「アトムの童」を手がけた岡本伸吾、tvN「無駄なウソ-誰にも言えない秘密-」や短編ドラマ「散歩」で米ヒューストン国際映画祭のシルバーレミ賞を受賞したスタジオドラゴンのノ・ヨンソプ、そして「ブラックペアン シーズン2」を共同演出した伊藤良一が参加する。
離婚専門の弁護士で「恋愛は幻想」と主張しながらも、心の奥底では愛を信じたいと思っている「花村愛子」役には、「マイダイアリー」や「青春18×2 君へと続く道」で注目を集めた清原果耶がキャスティングされた。人には優しいが、どこか距離を置いている獣医「城崎海」役には、「降り積もれ孤独な死よ」や日本映画『スマホを落としただけなのに』シリーズなどで印象的な演技を見せた成田凌が出演する。
ナ・イヌは、無邪気に見えるが実は高い能力を秘めた韓国の財閥三世で、日本に渡ってきた「ウ・ソハ」役を演じる。
なおスタジオドラゴンは、今年「初恋DOGs」のほかにも、Amazon Prime Videoで配信予定の日本版「私の夫と結婚して」や、子会社GTistが制作しNetflixで配信を控える日本ドラマ「ソウルメイト」のグローバル公開も控えている。
スタジオドラゴン関係者は、「『「初恋DOGs」』はTBSと初めて共同制作したドラマで、今後も共同制作を拡大していく予定。海外の実力派クリエイターとKドラマの強みを融合させ、Kドラマ業界のグローバル展開を加速させていく。2023年に米Skydanceと手がけ、Apple TV+で公開されたアメリカドラマ「The Big Door Prize(運命を読む機械)」に続く企画も多数進行中」と述べた。
★ナ・イヌ(나인우)(1994年9月17日生188cm)
ナ・ジョンチャン名義でドラマ「輝くか、狂うか」の護衛武士役でデビュー。「我が家のロマンス」「黄金のポケット」、映画『二十歳(ハタチ)』などに出演。芸名をナ・イヌに変更後、ドラマ「花道だけ歩きましょう」「サンガプ屋台」などに出演。2020年のドラマ「哲仁王后」キム・ビョンイン役で注目を集める。最新作は2021年 6月14日~7月20日まで放送したKBSドラマ「遠見には緑の春」への特別出演に続き、「王女ピョンガン」のユン・サンホPが演出を担当する「ジンクスの恋人」主演の他、2023年には「あなたをずっと待っていまいた」で初の刑事役で主演、2024年にはPrime Videoで独占配信中のパク・ミニョンと共演した「私の夫と結婚して」が世界中で大ヒットし、長身イケメンのナ・イヌの人気も爆上がり中だ。
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