「私たちの映画」主役に抜擢されたチョン・ヨビン、雨の中ナムグン・ミンと交わすキスで急展開【第3話・第4話あらすじ】

07時30分ドラマ
画像:SBS「우리 영화」HPより

ナムグン・ミンとチョン・ヨビン主演のSBS新金土ドラマ「私たちの映画」がDisney+(ディズニープラス)で独占配信を開始した。

6月20日と21日に放送された第3話・第4話では、ダウム(チョン・ヨビン)の主役抜擢を巡る制作側と監督の軋轢や、制作開始後、愛が何なのかを掴めずに一人壁を作るジェハ(ナムグン・ミン)とダウムの急接近が描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。(ネタバレあり)

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「私たちの映画」は巨匠クラスの映画監督の父を持つプレッシャーと戦いながら、映画という夢と真正面から向き合う駆け出しの若き監督イ・ジェハと、余命宣告を受けた女優の卵イ・ダウムの二人が、“今”を懸命に生きる究極のラブロマンス。【「私たちの映画」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートや関連動画、視聴率、評判、放送にあわせて全話のあらすじと見どころも紹介する。

■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物徹底紹介】
イ・ジェハ役:ナムグン・ミン
イ・ダウム役:チョン・ヨビン
プ・スンウォン役:ソ・ヒョンウ
チェ・ソヨン役:イ・ソル
キム・ジョンウ役:ソ・イソ
クァク・ギョヨン役:オ・ギョンファ
キム・ジニョ役:イェ・スジョン
イム・ジュンビョン役:イ・ジュスン
 ほか

■第3話あらすじ

「死なないでほしい」という条件付きで次のオーディションに進んだダウム(チョン・ヨビン)だが、2次オーディションに彼女の姿はなかった。

イ・ジェハ(ナムグン・ミン)からシナリオを送ると言われて喜ぶダウムだが、病気のことを忘れることができずに親友ギョヨン(オ・ギョンファ)の家に転がり込む。

あくまでも商業的な観点からチェ・ソヨン(イ・ソル)を主役に据えたいスンウォン(ソ・ヒョンウ)と、ダウムの起用を仄めかすジェハの間で意見が食い違い、ソヨンもまた、ジェハが自分を主役にするつもりがないことに気づき、ジェハと直接話をつけると言い出す。

ソヨンが映画出演を検討しているというニュースが流れると、ダウムは大好きな役者であるソヨンと役の取り合いをすることに難色を示すが、ジェハはダウムを主役にしたい旨を明かし、友人ジュンビョン(イ・ジュスン)の店に連れていき、改めて契約書を交わし、彼女のおかげで父イ・ドゥヨン(キム・ジェチョル)が作った原作に込められた意味に気付かされる。

ソヨンに呼び出されたジェハは、主役にダウムを抜擢しようとしていることを打ち明け、ソヨンもまた自分にはまる役は助演のジョンファ役だと言い、自らマスコミに主演でないことをリーク。これにコ代表(ソ・ジョンヨン)は大激怒。

演技の練習をするダウムを見つめる医師の父ジョンヒョ(クォン・ヘヒョ)だが、彼女がオーディションに合格したと知ると猛反対。脚本を巡ってスンウォンとジェハも再び言い争いになってしまい、投資家からも難色を示されるが、テスト撮影したワンシーンを見てから判断をしてほしいと提案する。

ダウムを呼び出して芝居の稽古をしようとしたソヨンだが、怒り心頭のコ代表と対立を深めていく。ダウムが発作を起こしたのを見つけたソヨンは病院に付き添い、彼女の病気が重いことを知る。

事態を知らないジェハは、ソヨンとの稽古を認めながらも周囲に病気を知られないように釘を刺す。ダウムの心配をよそに、何もなかったように振る舞い、笑顔で共同稽古を進めるソヨン。テスト撮影が着々と進む中、ダウムは自分のせいで投資の話が難航していることを知るが、周囲では病状を知らない関係者がダウムの演技を大絶賛。不安そうなダウムも投資が確定したと知り、嬉しさのあまりにジェハに抱きついてしまう。

ダウムは更にジェハが決めかねていた主人公の生きる希望のヒントを推薦、ジェハはふと彼女の頭を撫でていた。

稽古に訪れたダウムをスカウトしたコ代表。事情を明かすこともできず断るしかできないダウムに対して、コ代表は辛辣な言葉と共にジェハを人として信用するなと忠告。直後にダウムは稽古場でジェハにキスするソヨンを目撃してしまう…。



■見どころ

第3話では、商業的にソヨンを主役にしたい制作側と、ダウムを主役にしたいジェハとの間で起きた軋轢を乗り越えていく様子が描かれた。その中でジェハの元恋人であるソヨンとダウムが共演者として再び顔を合わせるのだが、病気のことを伏せる条件を承諾したダウムがソヨンの前で発作を起こし、病院に搬送されてしまうというスリリングなシーンも物語に緊迫感を与えた。

人を愛するということに不信感を抱くジェハと、心の底でまだ彼に気持ちを抱いているソヨン、スカウトを受けるも病気のことを隠すしかないダウムなど、微妙な感情の絡み合いが視聴者を引き付け、全国視聴率は4.0%、首都圏も3.9%(ニールセンコリア調べ)を記録した。

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WRYH画像:SBS「우리 영화」HPより

■第4話あらすじ

ジェハが初めて監督を務めた映画『清掃』で、愛とは何かを表現できずに泣いていた新人女優ソヨン。ジェハも愛を知らないと明かし、彼女はそんな彼を見て演技のヒントを得て作品は大成功。二人は一時は恋人関係になった。当時の話をしたソヨンは強引にジェハにキスをして、ダウムに目撃されてしまうが、その後でジェハはきっぱりとソヨンを拒絶した。

ジェハの急用で稽古は延期になったものの、ジェハを呼び出したダウムは、数日前に発作を起こしてソヨンに助けられたことを正直に打ち明ける。契約違反を恐れていたダウムだが、彼女の体調を心配するジェハに安堵。

スンウォンは早くも映画の宣伝のためにインタビューを組もうと話を進めるが、ダウムの健康を心配したジェハは、彼女のメディア露出を公開直前まで抑える「神秘主義」を提案。戦略は世間の注目を加速させた。

父と和解しようとしたダウムは、再び言い争いになるが娘を心配するジョンヒョは精密検査を受けるよう説得する。

ダウムは親友ギョヨンにキスはどんなものか尋ね、ソヨンとジェハのキスの理由を理解しようとするが、直後に臨時マネージャーを頼まれたジュンビョンが現れ困惑する。緊張して台本リーディングに臨んだダウムだが、現場で高校時代の同級生ジェインと鉢合わせして動揺し、読み合わせでも言葉を詰まらせてしまう。

個別に稽古に付き合ったジェハだが、脚本から登場人物たちの愛が感じられないことについて、ダウムと意見が食い違ってしまう。

ジュンビョンの制止も振り切って次回以降のシナリオを大量に持ち込んで、ダウムを事務所に取り込もうとするコ代表だがジュンビョンやギョヨンらの助けもあって、うまくあしらわれてしまう。

父の愛人と噂された原作の主演女優キム・ジニョ(イェ・スジョン)に会いに行ったジェハは、原作を書いたのが父ではなく母ユ・ウネ(イ・サンヒ)だったのを知っていただろうと責めるが、そこには先にダウムが来ていた。気まずい雰囲気が流れる中、ジェハは原作の本当の作者が母だったことを明かす。ダウムはそんな彼に、感情を鎮めるヒントを教える。

撮影開始を控え、キム・ジョンウ(ソ・イソ)の家でソヨンとジェハと4人で食事をすることになったダウムだが、ジョンウがソヨンとの交際を告白したことで重苦しい空気が漂い、酒を飲まないダウムを見てソヨンも彼女の病気を疑い始める。

ソヨンとジェハのキスを頭に浮かべながら、遠回しにキスシーンの演じ方を質問したダウム。今度アドバイスすると言って一度は帰宅したジェハだが、雨の中ダウムが尋ねてきて驚く。雨に濡れて微笑む彼女に心を動かされただけでなく、彼女は演技の稽古を理由に口づけた。ジェハもまた、持っていた傘を捨て、ダウムに口づけで気持ちを伝えた…。

■見どころ

無事にダウムを主役としてキャスティングすることに成功したジェハとダウム。第4話ではいよいよ制作がスタートしていくが、依然としてダウムは病気のことを隠し通さなければならず、ジェハは愛することが何なのかを理解できず、愛というものに不信感を抱いている様子が描かれた。

ダウムのことを妙に知っているジェハを訝しむソヨン。彼女との交際を打ち明けた共演者ジョンウはジェハを見つめるソヨンの姿に不満を抱く。ソヨンとジェハのキスを目撃してしまったダウムは、愛を遠ざけようとするジェハの心を開かせ、終盤の雨の中でのキスシーンはそんな二人が結ばれる印象的な場面となった。

二人の関係やダウムの病状、ソヨンを巡るジェハとジョンウなど、今後人間関係がどのように変化していくのかに注目したい。なお、この回の視聴率は全国、首都圏共に3.4%だった。


「私たちの映画」は、SBS金土ドラマで毎週金土曜日21時50分より放送、日本ではDisney+(ディズニープラス)で独占配信される。第5話は6月27日に放送、配信される。

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