ナムグン・ミン「私たちの映画」が届ける“正統派メロ”に自信―“5話まで見て”

斬新で刺激的なジャンル作品が視聴者の注目を集める中、SBSの新ドラマ「私たちの映画」(原題:우리 영화)が静かに登場した。ヒットが難しいとされる正統派メロドラマにあえて挑戦した本作は、“感情の深み”で勝負する。
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主演は、「ストーブリーグ」「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」などで評価を高めてきたナムグン・ミン。そして、その相手役を「グリッド」「ヴィンチェンツォ」などで存在感を見せてきたチョン・ヨビンが務める。
「私たちの映画」は、才能に恵まれながらも長いスランプに苦しむ映画監督ジェハと、余命わずかと知りながらも前向きに生きる新人女優ダウムの出会いから始まる。映画『白い愛』のリメイクをきっかけに2人は仕事を通して心を通わせ、やがてお互いの存在そのものが希望となっていく。
作品のテーマはきわめてシンプルだ。「今日を生きる」ことの尊さ、そして「誰かを真っ直ぐに愛する」ことの奇跡。本作は派手な演出を排し、じっくりと人物の感情に寄り添う。ナムグン・ミンは制作発表会で、「これはドーパミンを刺激するようなドラマではない。だが、その分、自信はある」と語っている。
実際、第1話は視聴率4.2%でスタートしたものの、第2話では3.0%に下降。ネット上では「展開が穏やかすぎる」「斬新さに欠ける」といった意見もあるが、主演のナムグン・ミンは15日に自身のSNS(インスタグラムのストーリーなど)に、『우리영화(私たちの映画)』の視聴率に関する記事をスクリーンショットで以下のように共有していた。
『現在低い視聴率にもかかわらず、私はとても自信があります。ちょうど5話まで、今のように関心を持って見守ってください』
⇒【第1-2話あらすじと見どころ】
SBSでは、今年初めに放送された「わたしの完璧な秘書」が最高視聴率12%を記録しており、メロドラマ復権の可能性を示したばかり。「私たちの映画」もまた、静かな共感を生むことで“ヒット作の常識”を更新するかもしれない。
【「私たちの映画」を2倍楽しむ】では、出演者の相関図や制作発表会レポート、全話のあらすじ・見どころも紹介していく。
「私たちの映画」は、毎週金・土曜日21時50分よりSBSで放送、その後Disney+で独占配信される。第3話は20日放送、配信される。
◇YouTube韓国ドラマ『私たちの映画』|ティザー予告編
◇SBS「우리 영화」HP
【作品詳細】【「私たちの映画」を2倍楽しむ】