ナムグン・ミンが宣言した“責任の第5話”今夜放送─「私たちの映画」視聴率巻き返しなるか

06月27日18時31分ドラマ
画像出典:SBS drama Instagramより

視聴率不振に直面しているSBS金土ドラマ「私たちの映画」(原題:우리영화)が、本日6月27日放送の第5話で反撃の糸口を掴めるか、注目が集まっている。主演のナムグン・ミンが6月15日に自身のSNS上で「自身がある」と宣言したことで、視聴者の期待も高まり、作品としての転機となる可能性が浮上している。

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「私たちの映画」は巨匠クラスの映画監督の父を持つプレッシャーと戦いながら、映画という夢と真正面から向き合う駆け出しの若き監督イ・ジェハと、余命宣告を受けた女優の卵イ・ダウムの二人が、“今”を懸命に生きる究極のラブロマンス。【「私たちの映画」を2倍楽しむ】では、これまでの全話あらすじと見どころ、制作発表会レポートなどまとめている。

SNSで視聴率に言及「5話で変化を見せる、責任は自分が取る」」
ナムグン・ミンは6月15日、自らSNSに「『私たちの映画』視聴率最下位の屈辱」と題した報道記事を引用投稿。その中で「視聴率は確かに低いが、自信はある。第5話まではぜひ見届けてほしい。それでも反転がなければ、責任を問われて当然。僕の責任です」と書き込み、作品への深い信念と俳優としての覚悟を明かした。
ナムグン・ミン「私たちの映画」が届ける“正統派メロ”に自信―“5話まで見て”

この発言は視聴者にも大きなインパクトを与え、「第5話」が単なる通過点ではなく、“勝負の回”として注目されるようになった。

第5話、ついにロマンスの火花が─雨中のキスが関係を変える
制作陣が公開した第5話の予告では、前回のラストで起きたイ・ジェハ(ナムグン・ミン)とイ・ダウム(チョン・ヨビン)の“雨中キス”が大きな意味を持つことが示されている。

二人は劇中映画『白い愛』のロケ地候補を下見するために再会。豪雨のなか、ダウムがジェハのオフィステルを訪れ、「シーンナンバー30。二人は軽くキスをする」と台本のセリフを口にし、そのまま実際に唇を重ねる。この演出は、フィクションと現実の境界を曖昧にしながら、彼らの感情が大きく動き始めることを強く印象づけている。

また、書店のセットでの視線の交差など、微細なやりとりにも変化の兆しが見え、互いの距離がこれまでとは違う形で縮まり始めている。

メロドラマ展開が視聴率浮上のカギに?
これまで映画制作をめぐる利害の対立と衝突を描いてきた本作だが、第5話では感情的な接近が物語に新たな緊張感を与える。メロ要素の本格展開は、視聴者層の広がりを狙った演出でもあり、物語の流れを根本から変える可能性がある。

「私たちの映画」の視聴率は、第1話は全国4.2%、首都圏4.5%でスタートし、その後第2話で全国3.0%、首都圏3.3%、第3話は全国4.0%、首都圏3.9%、第4話の全国3.4%、首都圏3.4%で推移している。

今作が抱えてきた“視聴率の壁”を打ち破るカギは、この感情の変化とロマンス要素の投入にある。ナムグン・ミンが「責任を負う」とまで語った第5話の内容が、実際に巻き返しの一歩となるか、今夜の放送に大きな関心が寄せられている。

第5話は、6月27日(金)夜に放送予定。注目の“責任の回”の展開に視線が集中している。

YouTube「우리 영화」EP5

SBS「우리 영화」HP

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