「私たちの映画」チョン・ヨビンの告白と体調の急変…ナムグン・ミンの心の変化とさりげない優しさに注目【第5話・第6話あらすじ】

ナムグン・ミンとチョン・ヨビン主演のSBS新金土ドラマ「私たちの映画」がDisney+(ディズニープラス)で独占配信を開始した。
6月27日と28日に放送された第5話・第6話では、撮影計画が進む中、ダウム(チョン・ヨビン)が体調を崩したことがきっかけで、ジェハ(ナムグン・ミン)の決意が改めて試され、二人の関係が縮まっていく一方、病気を秘密に主演するダウムの立場に次第に暗雲が立ち込め、ソヨン(イ・ソル)を巻き込んだ三角関係に発展していく。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。(ネタバレあり)
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
「私たちの映画」は巨匠クラスの映画監督の父を持つプレッシャーと戦いながら、映画という夢と真正面から向き合う駆け出しの若き監督イ・ジェハと、余命宣告を受けた女優の卵イ・ダウムの二人が、“今”を懸命に生きる究極のラブロマンス。【「私たちの映画」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートや関連動画、視聴率、評判、放送にあわせて全話のあらすじと見どころも紹介する。
■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物徹底紹介】
イ・ジェハ役:ナムグン・ミン
イ・ダウム役:チョン・ヨビン
プ・スンウォン役:ソ・ヒョンウ
チェ・ソヨン役:イ・ソル
キム・ジョンウ役:ソ・イソ
クァク・ギョヨン役:オ・ギョンファ
キム・ジニョ役:イェ・スジョン
イム・ジュンビョン役:イ・ジュスン
ほか
■第5話あらすじ
病の妻がいながら、主演女優キム・ジニョ(イェ・スジョン)との関係が噂された父イ・ドゥヨン(キム・ジェチョル)を軽蔑していたジェハ(ナムグン・ミン)は、どこか父に似ていく自分にも自己嫌悪を抱いていた。初監督作品の制作を終え、チェ・ソヨン(イ・ソル)との仲が記事になりかけると、交際が映画製作のためだったとソヨンの気持ちを裏切ってピリオドを打ったジェハ。雨の中訪ねてきて口づけを交わしたダウム(チョン・ヨビン)にも、演技の稽古だったかのように急に冷たく接し、ダウムも困惑しながら我に返り去っていく。しかし、雨に濡れたせいでダウムの体調が悪化し、父ジョンヒョ(クォン・ヘヒョ)は強制的に入院させる。
コ代表(ソ・ジョンヨン)はダウムとの専属契約に欲が増していく一方、ジェハは連絡が取れないダウムを不安に思うが、ジョンヒョからの連絡を受け、状況を理解する。夢を応援してくれていた親友ギョヨン(オ・ギョンファ)も倒れたダウムを見て、彼女を引き留めようとする。
病院を訪れたソヨンは、担当の医師にダウムの病状を問い詰めるが、答えてもらえず。しかし、ホワイトボードを見て彼女の病室をチェックしていた。
ジョンヒョに呼び出されたジェハは、映画撮影を続行する考えを明らかにすると、娘の命を守るために入院させたいジョンヒョと意見が対立。その頃、ダウムは医師を装って病院を抜け出そうとして、エレベーターで鉢合わせたソヨンらの助けで脱走に成功。行く宛のない彼女はソヨンの家に身を寄せることに。
事情を知ったジェハはソヨンの家に迎えに来るが、病気のことや二人の関係を何も説明しようとしないジェハにソヨンは不満をぶつけ、それでも冷静にあしらわれて言葉を詰まらせる。
病院に戻ったほうがいいと説得するジェハだが、ダウムの切実な気持ちを知り、彼女の願いに従って自分が一番嫌いな場所、母との思い出のある屋敷に彼女を泊める。雨の日に突然キスしたことを謝るダウムだが、意に介していない態度のジェハは周りに謝る必要はないと励し、素っ気ない態度を取りながらもダウムのことを気遣う。
何の説明もなくジェハとダウムの関係を疑問視するソヨンは精神的に不安定になり、昼から強い酒を次々に飲み、悪評のあるパク監督の作品に出させようとするコ代表や監督の前で自分の気持ちを爆発させる。彼女はパク監督のせいで精神安定剤が手放せなくなっていた。コ代表はダウムをスカウトするために徹底的に彼女の調査を指示。
スンウォン(ソ・ヒョンウ)は公開前の別作品で監督が主演女優二人に手を出したスキャンダルを聞いて、同じことをしないようジェハに釘を刺す。連絡も取れず、勝手に屋敷を掃除し始めたダウムに呆れながらも薬の時間を把握しようとするジェハ。
行く宛のないダウムは屋敷にいさせてほしい、ロケ地の選定に同行させてほしいと頼み込むが、全て断られたばかりか、普通の俳優と違うのだからわきまえろと言われ現実に引き戻されてしまう。反面、ジェハはダウムの病気について詳しく調べ理解を深めようと努力する。
ロケ地選定のために江原道を訪れたジェハだが、目の前にダウムが現れる。彼女はジュンビョン(イ・ジュスン)に頼んで、一行を追いかけてきたのだが、実はジェハがそれを見越して行き先を教えおり、ダウムもそれを見抜いていた。
自分なりに作中でのキスシーンを解釈したダウムは、実は5年前にジェハの初監督作品の1次選考にも合格していたことを打ち明け、更にジェハに抱いている好意を打ち明けた…。
■見どころ
第5話では、ダウムの夢と命を巡って、ジェハとジョンヒョの意見が対立。ジェハがダウムの病気について知っていく過程と、彼がダウムを支え導く真摯さ、ダウム自身の覚悟ある選択が描かれ、後半ではダウムがジェハに想いを告げるなど物語は感情豊かに深化していく。そんな中、ダウムが5年前にジェハの初監督作品のオーディションに参加していたことが明らかになり、第3話冒頭で描かれたオーディションの場面の謎が明らかに。また、ソヨンも役者としての名声を得ていく一方で、望まぬ演技を強いられて精神的に不安定であることが明かされ、彼女が抱えるジェハへの未練がこの先の物語をより複雑にしていきそうだ。
注目の第5話の視聴率は、全国視聴率3.7%、首都圏3.9%、瞬間最高視聴率5.1%を記録。第4話(全国3.4%)からは微増し、“勝負の第5話”にふさわしい内容で視聴者の関心を集めた。(ニールセンコリア調べ)を記録した(【6月27日視聴率TOP10】)。
●ナムグン・ミンが宣言した“責任の第5話”―視聴率巻き返しなるか

■第6話あらすじ
5年前にオーディションも恋も諦めたダウムがジェハに気持ちを伝えるが、二人のアラームが食事の時間を告げる。冗談を言いながら雰囲気が和らいでいくが、ジェハは彼女に「いつまでダウムの命がもつか」という仮定や、彼女の死が映画にもたらす宣伝効果など、当初は打算的に想定してしまっていたことを打ち明けた。彼の正直さに感謝しながらもひとり部屋で涙を抑えられないダウム。
スンウォンは映画の宣伝効果を狙って、独断でダウムの宣材写真をメディアに公開してしまう。チームから離れて、ジェハへの告白を後悔しながら食事していたダウムだが、目の前にジェハが現れて慌てる。
ダウムの写真が公開されたと知り、チームが盛り上がる中、ダウムへのストレスを懸念して激怒するジェハ。ソウルに戻る際も彼女を自分の車に乗せて帰ると言い出し、ダウムに気まずい思いをさせる。
コ代表はダウムと同級生だった俳優ジェイン(パク・ウヌ)を呼び出してダウムについて調べるが、ジェインは自分に興味がないと知り気分を悪くする。
ギョヨンに恋愛相談をして、告白しても嫌そうな顔をしなかったジェハの真意を探ろうとしていたダウムだが、突然のジェインからの連絡を不思議に思う。
勝手な行動をしたスンウォンを責めるジェハ。いきなり主役の座を奪っていったダウムに嫉妬したジェインに無神経な言葉を浴びせられるが、気丈に受け止めるダウム。
ミトコンドリア動力不足症候群…ジョンヒョが書いた論文を見つめ、ダウムの願い通りに映画に出し続けるのが正しいのか悩んだジェハは、ジョンヒョを訪ね、責任を持ってダウムの安全な環境で撮影を続け、それでも危険であれば映画を諦めてでも降板させる覚悟を伝え、彼女の熱意の籠もった映像を手渡す。
娘の演技を見て、同じ病気で亡くなった患者ミンジョン(コン・ミンジョン/特別出演)の母(キム・ジョンヨン/特別出演)の言葉を思い出す。彼女は娘が生前に治療よりも自由に余生を過ごしたいという願いを叶えられなかったことに後悔を抱き、ジョンヒョにダウムの意志を尊重してほしいと説得していた。
撮影開始を目前に控え、衣装合わせが行われる中、ダウムはジェインに薬を取り上げられそうになるが、機転を利かせて取り返す。ソヨンもまた、その一部始終を聞いていた。打ち上げで互いを気にするジェハとダウム。そこに大学時代ダウムに想いを寄せていたウンホ(チョンフィ)が現れ、スタッフたちは物語の結末を巡って議論が白熱。更にチョ室長(チュ・ミンギョン)がジェハとダウムの関係を疑い始めると緊張感が走る。
大勢のスタッフの生活が自分の命にかかっているとプレッシャーを感じるダウムを電話で励ます父ジョンヒョ。ウンホから5年前に大学を去った理由を聞かれて困っているところを助けたジェハは、ウンホがダウムの初恋の相手だと知り、線を引いたほうがいいと助言するが、ダウムは病気のせいで周囲と線引をしなければいけない感傷的な心情を打ち明ける。
それを陰から見ていたスンウォンとソヨン。打ち上げは続き、ソヨンは「相手が死ぬとわかっていても愛せるか」と核心をついた質問を投げる。ジェハの答えを聞く自信がないダウムは飛び出すが、追いかけてきたソヨンは「死ぬというのは本当か」と厳しい質問をダウムにぶつける。一方のスンウォンもジェハにダウムへの気持ちがあるのかを問いただす…。
■見どころ
第6話では、彼女の病気を知った上で、責任を持って撮影に挑もうとするジェハの決意や、掴みどころのない中にどこか温かみのある優しさや配慮がところどころに散りばめられ、ダウムに対する気持ちが少しずつ変化していることが示唆された。映画の撮影が本格的に始まっていく一方、ダウムに敵意を抱くジェイン、彼女に想いを寄せていたウンホなど、彼女の過去を知る人物の存在や、スンウォンが独断で掲載したダウムの写真が、彼女の病気という秘密の壁をどんどん削っていく。
ダウムの気持ちを知り、監督として距離を取りながらも、徐々に監督と女優とは言えないほどに距離が近づいていく二人。ジェハとダウムの関係も確かなものとして育まれていく一方で、打ち上げの場でのソヨンのアピールや、ダウムを守ろうとするジェハの決意が響き合う中、人間関係は緊張の糸で張り詰めていき、ダウムに対して友好的だったソヨンの態度が一変するなど、より波乱な三角関係が描かれていくことが予想される。
なお、ウンホを演じたのはミュージカル俳優のチョンフィ。詳しくはこちらで紹介している。
●「私たちの映画」三角関係スタート?チョン・ヨビンの初恋相手(チョンフィ)にナムグン・ミン動揺
なお、この回の全国視聴率3.2%、首都圏に3.6%だった(【6月28日視聴率TOP10】)。
「私たちの映画」は、SBS金土ドラマで毎週金土曜日21時50分より放送、日本ではDisney+(ディズニープラス)で独占配信される。第5話は6月27日に放送、配信される。
◇YouTube韓国ドラマ『私たちの映画』|ティザー予告編
◇SBS「우리 영화」HP
