【7月4日視聴率TOP10】「カジノ」MBC地上波で初回同時間帯首位!「私たちの映画」は巻き返せるか?

2025年7月5日、視聴調査会社ニールセンコリアによって、7月4日(金)に放送された全番組の視聴率ランキングが発表された。この日はMBCにてチェ・ミンシク×ソン・ソック共演作「カジノ」の初回が放送された。
本作は3年前にDisney+(ディズニープラス)で公開された作品で、MBC特選シリーズとして再編成された。すでに一度公開された作品であるため、苦戦を強いられているSBS「私たちの映画」にとってチャンスにもなりえる。果たして、結果はどうだったのか?あらすじとともに紹介しよう。
【2025年7月4日(金)ニールセンコリア調べ】
地上波・総合・ケーブル視聴率全国基準TOP10
(全国、小数点2位を四捨五入)
① KBS1:日日ドラマ「デウンを掴め!」(10.3%)
② KBS2:日日ドラマ「女王の家」(10.3%)
③ KBS1:KBS9時ニュース(7.0%)
④ KBS1:人間劇場(6.4%)
⑤ MBC:MBCニュースデスク(6.3%)
⑥ MBC:シングル男のハッピーライフ(6.0%)
⑦ KBS1:「朝の庭」(5.1%)
⑧ KBS1:「6時私の故郷」(5.0%)
⑨ MBC:「カジノ」(4.5%)
⑩ MBC:「太陽を飲み込んだ女」(4.5%)
この日も全番組1位はソン・チャンミン主演の「デウンを掴め!(대운을 잡아라 )」第57話が首位、「女王の家(여왕의 집)」第50話が2位と、先週の金曜日と比べて順位に大きな変動はなかった。
注目の週末ミニシリーズのMBCとSBSの地上波対決。軍配が上がったのはMBC「カジノ(카지노)」だった。全国視聴率4.5%を記録して全番組で10位にランクイン。首都圏も4.5%で、ミニシリーズ1位、同時間帯でも首位と好スタートを切った。
本作は没落したフィリピンカジノ界の伝説チャ・ムシク(チェ・ミンシク)と、彼を執拗に追う刑事オ・スンフン(ソン・ソック)の激しい心理戦を描いた犯罪アクションドラマ。第1話は、主人公チャ・ムシクが貧しい幼少期を送りながらも努力して英語塾の塾長となり、平凡な生活を送っていたところから始まる。ある日、故郷の後輩からカジノビジネスの話を持ちかけられ、釜山のカジノバーを訪れたムシクはカジノ経営に可能性を見出す。その後、自身でバーを買い取りカジノバーに改装し、持ち前の商才と度胸でカジノ界のトップへと上り詰めていくが、ある事件をきっかけに全てを失い、再起をかけて東南アジアへ活動の場を移す決意をするという展開だった。全話あらすじと見どころなどは【「カジノ」を2倍楽しむ】でまとめている。
一方、ナムグン・ミン主演の「私たちの映画(우리 영화 )」は後半戦に入り、視聴率は前回(第6話)から微増して全国3.6%でランクインを逃した。それでも首都圏は4.0%まで数字を伸ばしたが、話題性も下降傾向を免れない状況。グッドデータコーポレーションのFUNdexによると、「私たちの映画」はTV-OTT非ドラマ統合話題性部門で9位となり、前週より4ランクダウン。出演者話題性でも、先週9位だったナムグン・ミンは10位圏外に落ちてしまっている。
第7話は、イ・ジェハ(ナムグン・ミン)がイ・ダウム(チョン・ヨビン)への恋心に気づき始める。一方で、ダウムはジェハとの関係を気にするソヨンに余命4か月の事実を明かす。周囲の人々も2人の関係に気づき始め、ストーリーはさらに切なく進展していく。物語は後半に入り、ダウムの初恋の人やかつての親友などの登場もあり、新たな展開を迎えた。この回の詳しいあらすじと見どころは、第8話放送後に【「私たちの映画」を2倍楽しむ】で紹介する。
両作品の次回の展開と共に視聴率のゆくえにも興味が沸くが、今夜から土曜日枠にはtvN「未知のソウル(미지의 서울)」の後続作として、イ・ジョンソク×ムン・ガヨン×カン・ユソクら共演の「瑞草洞<ソチョドン>(서초동)」がスタートする。また好調のパク・ボゴム主演JTBC「グッドボーイ(굿보이)」の放送もあるだけに、新たな視聴率戦争は厳しくなりそうだ。
なお、「私たちの映画」と「カジノ」はDisney+(ディズニープラス)にて、「未知のソウル」は Netflix、「グッドボーイ」はPrime Videoにて独占配信中だ。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
●【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
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