「私たちの映画」愛に気づくナムグン・ミン、チョン・ヨビンとの相思相愛キスに注目【第7話・第8話あらすじ】

11時09分ドラマ
画像:SBS「우리 영화」HPより

ナムグン・ミンとチョン・ヨビン主演のSBS新金土ドラマ「私たちの映画」がDisney+(ディズニープラス)で独占配信を開始した。

7月4日と5日に放送された第7話・第8話では、ソヨン(イ・ソル)やウンホ(チョンフィ)らの存在が影響を与えながらも、ジェハ(ナムグン・ミン)のダウム(チョン・ヨビン)への気持ちが確信へと変わっていき、終盤では作品の見せ場となるキスシーンが描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。(ネタバレあり)

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「私たちの映画」は巨匠クラスの映画監督の父を持つプレッシャーと戦いながら、映画という夢と真正面から向き合う駆け出しの若き監督イ・ジェハと、余命宣告を受けた女優の卵イ・ダウムの二人が、“今”を懸命に生きる究極のラブロマンス。【「私たちの映画」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートや関連動画、視聴率、評判、放送にあわせて全話のあらすじと見どころも紹介する。

■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物徹底紹介】
イ・ジェハ役:ナムグン・ミン
イ・ダウム役:チョン・ヨビン
プ・スンウォン役:ソ・ヒョンウ
チェ・ソヨン役:イ・ソル
キム・ジョンウ役:ソ・イソ
クァク・ギョヨン役:オ・ギョンファ
キム・ジニョ役:イェ・スジョン
イム・ジュンビョン役:イ・ジュスン
 ほか

■第7話あらすじ

ソヨン(イ・ソル)からもうすぐ死ぬのかと問われ、正直に答えるダウム(チョン・ヨビン)だが、ウンホ(チョンフィ)の登場に演技の練習をしていただけとその場を誤魔化す。

スンウォン(ソ・ヒョンウ)からダウムとの関係を問われ、映画の宣伝のためにスキャンダルも利用できると言われるジェハ(ナムグン・ミン)だが、ウンホと一緒にいるダウムを見て複雑な心境を抱く。初恋の先輩ウンホに会っても気持ちがときめかなかったダウムに対し、ジェハは気になって仕事が手がつかなず、偶然鉢合わせした3人は気まずいランチタイムをともにすることに。

知り合いの記者を使ってダウムの情報を徹底的に調べさせるコ代表(ソ・ジョンヨン)だが、彼女のやり方に反発するソヨンとの対立は激化していく。

病気のことを知らずに純粋にダウムを応援してくれるウンホへの対応に困惑するダウムは、ジェハのもとに戻り映画に誘うと、映画が完成したらどのような形で世に受け止められるのか?と冗談めく。対するジェハが一緒に確認しようと言うとダウムは胸いっぱいになり、ひとり先に映画館を出る。

ダウムの言葉が気になり、父の愛人と噂された原作の主演女優キム・ジニョ(イェ・スジョン)を訪ねたジェハは、なぜ父イ・ドゥヨン(キム・ジェチョル)が母ウネ(イ・サンヒ)の脚本を自分の名前で世に出したのかを尋ねる。ジニョは自分が監督の愛人ではなかったと明かし、ドゥヨンに関する真実を語り始めた。

江原道での撮影がスタートする。互いの緊張を解くように距離を縮めるジェハとダウム。ダウムに敵意を剥き出しにするジェイン(パク・ウヌ)は現場でもダウムに突っかかり、ウンホにも意味深な発言をする。

投資家も見学に来て緊張が漂う中、初テイクの撮影が始まり、ジェハはダウムの緊張感を解くようにアドバイスで背中を押す。撮影が進むうちに楽しみを見出していくダウム。昼食時にも二人で食事をしようとしていたところに割り込んだウンホは偶然、ダウムのジェハに対する感情に気づく。

夜にダウムを呼び出し、非常階段で彼女のフロアに向かうジェハは、ウンホがジェインを呼び出してダウムに対しての態度を咎めている場面に出くわし、いまだにウンホがダウムへの気持ちを抱いていることを知り、これまで周囲に否定し続けてきた彼女への気持ちを自覚し始める。

ジェハを待っていたダウムだが、やって来たのはソヨンだった。引き続き彼女の病気に対して鋭く問い詰める中、ジェハがやって来て緊張感が走る。説明を求めるソヨンに対し、長い沈黙を破って、ダウムは余命が4ヶ月程度しかないことを打ち明ける…。



■見どころ

第7話では、いよいよダウムが主演する映画の撮影がスタートした。ダウムの体調が急変するような緊迫感のある場面はないものの、ダウムを妬んで周囲を巻き込んで意地悪をしようとする大学動機で共演者のジェインや、大学の先輩で初恋の相手でもあるウンホの全く空気を読めない乱入による三角関係、そしてコ代表の指示の下で記者が徐々にダウムの病気の事実に近づいていくなど、徐々に人間関係が悪運立ち込めていった。

冒頭の映画のワンシーンのようなジェハとダウムの会話から、ジェハにとって愛という感情が最も信用ならないもので、自分に誰かを愛する資格がないと思い込んでいることが仄めかされるが、作中では無意識のうちにすっかりダウムに心惹かれている様子が節々に描かれる。

そしてラストでは突然のソヨンの登場で、3人の間に長い沈黙が流れ、いよいよソヨンも撮影現場で初めてダウムの余命を知らされた人物となってしまう。果たして、彼女の病気と余命はいつまで隠し通せるのか、緊張感が第8話への期待を膨らませる。

注目の第7話の視聴率は、全国視聴率3.6%、首都圏4.0%(ニールセンコリア調べ)を記録した(【7月4日視聴率TOP10】)。

WRYH画像:SBS「우리 영화」HPより

■第8話あらすじ

ソヨンに問い詰められ、ジェハとの約束を破る(余命が短いことを打ち明ける)しかなかったダウム。想像以上の告白に驚いたソヨンは気分悪そうに出ていってしまう。

ソヨンを追いかけたジェハは、初監督作品から5年経ち、出演者だけ成長して自分だけ取り残されたような気持ちだったことを打ち明けた。映画のオファーとダウムは彼にとって人としての再起のチャンスだったのだ。ソヨンはジェハがダウムに愛情を抱いていることを指摘しながらも、映画を続けようとするやり方に反対。

2日間のオフが訪れる。その日はジェハの母の命日でもあった。一緒に帰ることになったジェハに嘘をつかせることを謝るが、ジェハは運命共同体だと微笑む。そんな折にコ代表が勝手な行動を起こしたことで現場は再び緊張。

ソヨンとダウムの共演シーン。余命わずかな人間が人を愛するのは厚かましいことなのか?作中のセリフがダウムに刺さる。そしてそれを役柄ではなく自分の言葉として口走ってしまったソヨンは閉じこもり、やって来たダウムの正直な気持ちに心動かされながらも、自分の気持ちを話し始める。

二人きりになって、無邪気に甘えてみるダウムだが、どうして自分を心配していくれるのか?という質問に沈黙するジェハを見て、それが愛情なのか同情なのか不安を抱く。迎えた休日、ソウルまで送ってもらったダウムは精密検査を受けるが、ジェハは待っている間、今日がダウムの誕生日だと知る。しかし直後に記者と鉢合わせし、仲睦まじそうな写真を撮られてしまう。

二人で作った花束を手に母ウネの墓参りも済ませ、別れ際にダウムの誕生日を祝うジェハ。茶化してくる親友ギョヨン(オ・ギョンファ)にただの片思いだと弁明するが、そう思い込みたいだけなのでは?との指摘に言葉を失う。

撮影地に戻り、ウンホと会うダウムに気持ちがざわつくジェハ。ウンホはダウムの気持ちに気づいていて、彼女の背中を押す。ウンホの助言に従ってジェハを灯台に誘い出したダウム。夕焼けは走らないと間に合わないが、必死に走ってくるジェハを見て、彼の気持ちき気づく。ジェハも遠回しながらダウムを好きな気持を打ち明けて口づけを交わす…。

■見どころ

ソヨンがダウムの余命を知り、不穏な雰囲気から始まる第8話では、周囲からの指摘や、遠くに見るダウムとウンホの関係を見て、ジェハが自分の中に眠っていた感情に気づいていく様子が描かれた。

ダウムに対する気持ちを周りが感じ取りながら、本人だけが知らない状況が続く中、言葉少ないジェハの行動やセリフの節々にダウムへの愛情が感じられる。ダウムはジェハの変化に気づきながらも、それが同情なのではないかという疑念や、余命を受け入れられなくなる危惧から、自分の一方的な片思いと信じ込もうとするなど何度も現実に引き戻されながらも、最後はウンホの助言でジェハを試し、相思相愛を確認した。

ラストの夕陽をバックにしたキスシーンは視覚的にも美しいが、周囲は徐々にダウムの病気や二人の関係に近づき、不穏な展開を予想させる。

なお、この回の全国視聴率3.3%、首都圏に3.8%だった(【7月5日視聴率TOP10】)。

「私たちの映画」は、SBS金土ドラマで毎週金土曜日21時50分より放送、日本ではDisney+(ディズニープラス)で独占配信される。第5話は6月27日に放送、配信される。

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