“弁護士ドラマ戦国時代”に突入－イ・ジョンソク「瑞草洞」vsイ・ジヌク「エスクァイア」、注目の法廷対決へ

12時54分ドラマ

韓国ドラマ界に、再び“法廷ブーム”が訪れている。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「グッドパートナー」と続いたヒットの流れに、今夏2つの新作が名乗りを上げた。俳優イ・ジョンソクとイ・ジヌクが、それぞれ異なる弁護士像で視聴者の心をつかみにかかっている。

7月5日先行スタートしたtvN土日ドラマ「瑞草洞＜ソチョドン＞」（原題：서초동）は、イ・ジョンソクが冷静沈着なベテラン弁護士アン・ジュヒョン役で復帰。

一つの法律事務所に長くとどまり、職務には厳格でありながら、人との距離を取るスタンスを貫く“社畜弁護士”として、多くの会社員層の共感を集めている。

◇公式予告動画（日本語字幕付き）

対するのは、8月2日からスタートするJTBCの「エスクァイア：弁護士を夢見る弁護士たち」（原題：에스콰이어：）。
えすく

イ・ジヌクが演じるのは、大手ローファーム「ユルリム」のエースパートナー・ユン・ソクフン。完璧主義のカリスマを持ち、勝訴率の高さと存在感で周囲を圧倒するキャラクターだ。

◇2次ティーザー（日本語字幕なし）

両作品の共通点は、法廷の中だけでなく、職場での人間関係や葛藤、成長ストーリーにも重点を置いている点だ。「瑞草洞」ではムン・ガヨンが理想主義の新人弁護士カン・ヒジ役で出演し、イ・ジョンソクとの対照的な価値観のぶつかり合いが物語の核となる。一方「エスクァイア」では、チョン・チェヨンが社会経験の浅いながらも正義感にあふれた新人カン・ヒョミンを演じ、イ・ジヌクとの師弟テンションがドラマの見どころだ。

また、周囲を固めるキャストにも注目が集まる。「瑞草洞」ではカン・ユソク、リュ・ヘヨン、イム・ソンジェが新人弁護士仲間として多様な価値観を体現。一方「エスクァイア」では、イ・ハクジュ演じる陽気な中堅弁護士イ・ジヌや、遅咲きの熱血弁護士ホ・ミンジョン役のチョン・ヘビン、ヒョミンの同僚弁護士にキム・ガンミン、親友役にクォン・アルムなど、個性豊かな面々が揃っている。

法廷という共通の舞台ながら、温度もスタイルもまったく異なる2作品。それぞれの強みを持った“法廷の主役”たちが、視聴者の支持をどこまで集めるのか。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」や「グッド・パートナー～離婚のお悩み解決します～」に続くヒット作となるのか、注目が集まっている。

tvN「瑞草洞」は毎週土日21時20分より放送中、U-NEXTで独占、見放題配信。JTBC「エスクァイア」は8月2日（土）より毎週土曜（22時40分）日曜（22時30分）から放送される。Netflixにて世界配信とアナウンスされているが、日本での正式発表はまだない。

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