BSフジ「大王世宗(テワンセジョン)」第56話~第60話:ファン・ヒのスキャンダルと奴婢ヨンシルの進退

10時00分ドラマ
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BSフジで放送の「大王世宗」、明日7月23日(水)からは、過去のファン・ヒのスキャンダルと、奴婢ヨンシルの進退について描かれる第46話~第50話のあらすじと見どころを紹介、本作はTVerにて配信される。



世宗(セジョン)は朝鮮王朝第4代の国王であり、現在の韓国でも紙幣や銅像にその姿が描かれるほど尊敬を集める存在だ。本作では、父・太宗との緊張関係、王位継承、そして王としての試練と信念の歩みを、史実に基づきながら丁寧に描いている。全話のネタバレあらすじや時代背景などは【「大王世宗」を2倍楽しむ】でまとめている。今回紹介する詳しいあらすじと見どころは【56話-60話詳細】で。

■キャスト

忠寧(チュンニョン)大君/後の世宗役:キム・サンギョン
太宗(テジョン)役:キム・ヨンチョル
世子役:パク・サンミン
シム氏役:イ・ユンジ
ほか

■第56話

世宗4年(1422年)、世宗をはじめ王室や重臣たちは太宗の国葬を行う。明へ派遣されたチャン・ヨンシルとチェ・ヘサンは、ヘ・スの監視をかいくぐり明の暦や天体儀について研究する。太宗の国葬が終わった朝鮮では、ファン・ヒの審問会の準備が進んでいた。その頃、朝鮮ではファン・ヒの審問会の準備が進む。そんな中、ファン・ヒの追い出しを狙うチョ・マルセンは、かつて太宗がファン・ヒを守るために処分しろといった不祥事が書かれた上疏文を資料に紛れ込ませる。
おなじみの麻の葬儀服についてはこちらの「◆葬儀」で紹介。明のヘ・スの疑われるヨンシル達が、どうやって彼らの目をそらして回回暦を手にいれるのか、クスリと笑えるシーンをお見逃しなく。さあ、ファン・ヒの一件で、生真面目なチョン・インジが出した答えは?そしてファン・ヒの犯した悪事とは?

大王世宗

■第57話

ファン・ヒが人妻を拉致して陵辱したという上疏文が公開された。当人が一切弁明をしないため、重臣たちは声を荒げて非難する。ところがチェ・マルリが事件の当事者パク・ポの妻を登場させ、事件の真相が明らかとなる。しかしチョ・マルセンたちはそう簡単には納得しない。とうとうファン・ヒは最終会議の場に引っ張り出される。
何とも破廉恥極まりないスキャンダルの真相は?拍手喝さいのチェ・マルリの名弁護士ぶりとホ・ジョの大岡裁きに注目を!それにしてもまさかファン・ヒの純愛話が聞けるとは?果たしてファン・ヒは無事に復職を果たすことができるのか?ダヨンがヘサンに伝えたヨンシルの言葉に注目を。身分を超えたヨンシルトヘサンの友情に感動!

■第58話

チャン・ヨンシルが朝鮮に戻ってきた。世宗は朝鮮独自の暦を作るべく、天文都監などの担当部署を設置。ヨンシルを天体観測器製作の実質的な責任者として任命しようとするが、技術者も官吏も奴婢の言うことは聞けぬと、作業がなかなか進まない。
恋しい気持ちとは裏腹にヨンシルを冷たくあしらったダヨンの女心と、それに優しく応えるファン・オムのセリフをお聞き逃しなく。
随所で弟のヨ王子(首陽大君)の世子(後の文宗)に対する可愛いライバル心が描かれるので注目を。もっともこれが後に恐ろしいクーデター(癸酉靖難)につながる。


■第59話

重臣らは、チャン・ヨンシルに官位を与えた王命の撤回を求めて一斉に連座(座り込み)を始めた。これに世宗は断食で対抗する。世子や子供たちは奴婢のヨンシルの登用には熱心な世宗が、祖母の復権には頑ななことに憤りを感じる。
今回回想シーンで、ダヨンとヨンシルの悲しい恋のワンシーンが描かれる。今回は「根の深い木」でも散々描かれた身分制度崩壊への臣下たちの恐れと反発が描かれる回。さあ、どうする世宗!書庫でキム・ムンとかわす世宗の言葉、そしてヨンシルに官服を返上させてしまう世子の言葉に注目しよう。

■第60話

500年後の朝鮮のためにも必要な人材だと、必死でヨンシルを守る世宗を見た側近らは、態度を入れ替えていく。世宗に感銘したキム・ムンは、チョ・マルセンの不正をファン・ヒに密告し、事態の打開を図る。世子と教育係のシン・ジャンもまた自分の考えが誤りだと認め、最後には側近たちが次々に態度を入れ替える。
さあ、最終的にヨンシルは官位に就くことができるのか?再びヨンシルの官服姿を見ることができるのか?

BSフジ「大王世宗」HP
  2025年5月7日スタート 月~金10:00~11:00
Youtube予告動画

kandoratop【作品紹介】【「大王世宗」を2倍楽しむ】