イ・ハクジュ、「エスクワイア」で理想の先輩弁護士に…新米を導く“架け橋”役で視聴者を魅了

08月11日22時10分ドラマ

Netflixで独占配信中のJTBC土日ドラマ「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」で、俳優イ・ハクジュが作品に欠かせない潤滑油として存在感を放っている。
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「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」は、正義感が強く堂々としているが社会生活に不慣れな新人弁護士ヒョミン（チョン・チェヨン）が、実力はトップクラスのパートナー弁護士ソクフン（イ・ジヌク）を通じて一人前の弁護士へ成長していく物語。

8月2日の初回はニールセンコリア全国有料世帯基準で3.7％を記録し、第3話では6.7％、第4話では8.4％まで視聴率を伸ばすなど絶好調だ。
イ・ハクジュが演じるのは、入社3年目のアソシエイト弁護士イ・ジヌ。冷静沈着なソクフンを支えつつ、右往左往する新人たちを柔らかくまとめる“中間管理職”のような存在だ。面接でわずか2分の遅刻を理由にヒョミンを即座に不合格にしたソクフンに、「たった2分じゃないですか」と人懐こく説得する場面は、冷酷な上司の心をほぐす絶妙なやり取りとして印象を残した。

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JTBC「에스콰이어: 변호사를 꿈꾸는 변호사들」

さらに、事務所の仕組みやチームの役割など、視聴者に物語の基盤を分かりやすく伝えるストーリーテラーとしての役目も担っている。

普段は温厚な先輩だが、仕事のルールを破れば容赦しない。書面提出期限を守らない新人に「ふざけてるのか」と鋭い口調で迫る場面では、柔和な雰囲気から一転、緊張感を生み出すカリスマを発揮した。

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JTBC「에스콰이어: 변호사를 꿈꾸는 변호사들」

演出を手掛けるキム・ジェホン監督は「一度は共演してみたかった俳優。彼が発する台詞は同じ言葉でも違う響きを持ち、生きた演技になる」とキャスティング理由を語っている。

2012年の短編映画デビュー以来、イ・ハクジュは映画・ドラマで脇役からメインキャラクターまで幅広く経験。「夫婦の世界」「仮釈放審査官イ・ハンシン」では冷酷な悪役を、「恋人～あの日聞いた花の咲く音～」ではモテ男でありながらも薄情者の一面も見せる複雑な役を演じた。また「ああ、私の幽霊さま」ではコミカルな人物を演じ、役柄ごとの振れ幅を証明してきた。「ジャガイモ研究所」ではスーツを着こなす戦略企画室専務役で女性ファンの心を掴み、その魅力は「エスクワイア」でも健在だ。

制作発表会では、「悪役ばかりだった自分が、ついに“良い職業”を演じることになった」と語っていたイ・ハクジュ。まだドラマは序盤。ジヌの魅力のすべてが描かれているわけではないが、彼の確かな演技力で、時に重くなりすぎるエピソードを和らげる存在として貢献している。

イ・ハクジュは、法廷という硬質な舞台においても柔らかさと鋭さを自在に行き来し、視聴者の心を掴む。彼の演技が「エスクワイア」の物語にどんな色を加えていくのか、今後の展開にも注目が集まる。

【「エスクワイア」を2倍楽しむ】で、これまでの全話あらすじと見どころ、キャストの魅力などまとめている。

JTBC「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」次回第5話は、8月15日（土）22時30分に放送、その後、Netflixにて独占配信される。