京大生7人が語る子ども時代の好奇心と未来への挑戦!NHK Eテレ特別番組「科学の扉、開けちゃいました」21日放送

NHK Eテレで8月21日(木)午前9時から、特別番組「科学の扉、開けちゃいました~理系京大生のステキな好奇心~」が放送される。昨年12月に放送された東大編が好評を博したことを受けて制作された第2弾で、再放送は8月31日(日)午前7時から、NHKプラスで見逃し配信も行われる。
アインシュタインが幼少期に方位磁石を見て科学の扉を開いたように、現代の京大生たちはどんなきっかけで科学の世界に引き込まれたのか。番組では京都大学の理系学生7人に焦点を当て、子ども時代に好奇心が芽生えた瞬間や、その後につながる研究テーマ、将来の夢を紹介する。
MCは東大卒クイズ王として知られる伊沢拓司(QuizKnock)。「彼らは自分の好きなことを自覚し、自問自答を繰り返している。今の時代に必要な“自己対話力”を持つ存在で、手本になる」と語っている。
登場する京大生のエピソードもユニークだ。
中園さんは庭で観察したアリの協力行動から関心が広がり、現在はシロアリと共生する昆虫を研究。「オリジナルな生き方に魅力を感じる」と語る。
西村さんは科学館で体験した「味覚の数値化」に衝撃を受け、今はiPS細胞内のたんぱく質を解析。「細胞の中にこんなに多くの情報がある」と驚きを隠さない。
府川さんは500系新幹線の形が自然界のカワセミに由来することを知って感動し、現在は自然由来の微生物を使ったがん検知センサーの開発に取り組んでいる。
ノーベル賞受賞者を数多く輩出してきた京都大学を舞台に、7人の若き研究者の好奇心と探究心を描く30分。科学の面白さを親子で楽しめる番組となっている。
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