【9月6日視聴率TOP10】ミニシリーズ1位「暴君のシェフ」、続く2位は「エスクワイア」か「カマキリ」か?

KBS2「트웰브」、MBC「메리 킬즈 피플」、TV CHOSUN「컨피던스맨KR」
9月7日、ニールセンコリアによって9月6(土)に韓国で放送された全番組の視聴率ランキングが発表された。
週末視聴率競争が一段と激しさを増している。この日は全体1位にKBS2「華麗な日々」が輝き、ミニシリーズではイム・ユナ主演「暴君のシェフ」が10.8%で首位を獲得。続く「エスクワイア」「カマキリ」も上位に食い込み、秋のドラマシーズンらしい大混戦となった。
●【韓国TV視聴率 TOP10】一覧
【2025年9月6日(土)ニールセンコリア調べ】
地上波・総合・ケーブル視聴率全国基準TOP10
(全国、小数点2位を四捨五入)
① KBS2:週末ドラマ「華麗な日々」(14.5%)
② tvN:土日ドラマ「暴君のシェフ」(10.8%)
③ JTBC:土日ドラマ「エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち」(7.5%)
④ SBS:金土ドラマ「カマキリ:殺人者の外出」(6.9%)
⑤ MBC:不朽の名曲(6.6%)
⑥ MBC:MBCニュースデスク(6.2%)
⑦ MBC:撮るなら何する?(5.8%)
⑧ KBS1:KBS9時のニュース(5.7%)
⑨ KBS1:町の中を一周(5.1%)
⑩ KBS2:家事をする男たち(4.8%)
全番組1位:KBS2「華麗な日々
この日の全番組視聴率1位も、チョン・イル×ソン・インソン×ユン・ヒョンミン主演の「華麗な日々」(화려한 날들)第9話だった。全国14.5%、首都圏13.3%と安定している。
第9話は、ジヒョク(チョン・イル)に失望したウノ(チョン・インソン)は、できるだけ距離を置こうとする。一方ジヒョクは、ウノの機嫌を損ねないよう気を遣うものの、ことあるごとに言い争いになってしまう。サンチョル(チョン・ホジン)は老後のために新しい仕事を準備している。そんな中、ウノのカフェに突然、招かれざる客が押しかけてきて…。
※この回の詳しいあらすじと見どころは第10話放送後に【「華麗な日々」全話あらすじと見どころ】で紹介する。
週末ミニシリーズ、大混戦
■ミニシリーズ1位:tvN「暴君のシェフ」
全番組首位を猛追し、ミニシリーズ首位に輝いたのは、イム・ユナ(少女時代)×イ・チェミン主演の料理×料理×タイムスリップ時代劇「暴君のシェフ」(폭군의 셰프)。第5話は全国10.8%。首都圏はさらに高い11.6%で自己最高を記録した。
この回では、酔った王イ・ホン(イ・チェミン)がヨン・ジヨン(イム・ユナ/少女時代)にキスしたのをきっかけに、彼女を女性として意識し始める展開が描かれた。ジヨンは怒りながらも王のために料理を作り続け、王も次第に心を開いて食事をとる。二人は温室の食材を共有し、バッグの返却を通じて距離が近づき、最後は二人が転ぶことで微妙な雰囲気に…。対立する側室カン・モクジュ(ハン・ハンナ)との緊張感も続いている。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【「暴君のシェフ」を2倍楽しむ】で紹介する。
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■ミニシリーズ2位:JTBC「エスクワイア」
最終回直前話となる第11話は全国7.5%、首都圏8.0%でミニシリーズ2位。全番組でも3位と安定した人気だ。
最終回直前の第11話では、ソクフン(イ・ジヌク)が個人情報流出を訴える依頼を断り、その過程で得た情報から再犯防止策を探り始めるが、予想外の危険に巻き込まれてしまう。代わってヒョミン(チョン・チェヨン)が事態の収拾に動く。一方、新代表クォン・ナヨン(キム・ヨジン)とソクフンはブルーストーンを通じたハイニック・コア買収の決定的証拠を手にし、真実に迫る。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【「エスクワイア」を2倍楽しむ】で紹介する。
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■ミニシリーズ3位:SBS「カマキリ:殺人者の外出」
5日、初回7.1%の好スタートを切ったコ・ヒョンジョンが殺人鬼を怪演している「カマキリ:殺人者の外出」(사마귀: 살인자의 외출の第2話は、強力な他局作品の中でも全国6.9%、首都圏は7.3%で好調。
第2話は、犯人を逮捕したものの、被害者の行方がつかめないチャ・スヨル刑事(チャン・ドンユン)と警察チーム。被害者を救うため、犯人との激しい心理戦が繰り広げられる中で、スヨルの母であり過去の連鎖殺人犯チョン・イシン(コ・ヒョンジョン)が本性を現す。
※この回の詳しいあらすじは【全話あらすじと見どころ】で紹介する。
■ミニシリーズ4位:KBS2「TWELVE トゥエルブ」
マ・ドンソク主演の「TWELVE トゥエルブ」(트웰브)第5話は、全国3.4%、首都圏3.3%と前回より微増。
第5話では、テサン(マ・ドンソク)は悪鬼化した信奉者と戦い仲間を守るが、その隙にサミン(キム・チャンヒョン)がバンウルを襲い、ミル(イ・ジュビン)を拉致。オグィ(パク・ヒョンシク)はミルの力を吸収しようとして倒れ、マロク(ソン・ドンイル)は単身でサミンの集会場に乗り込み杖の力を発動する。
※この回の詳しいあらすじと見どころなどは【「TWELVE トゥエルブ」を2倍楽しむ】で紹介する。
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■苦戦する作品:MBC「メリー・キルズ・ピープル」、TV CHOSUN「コンフィデンスマンKR」
イ・ボヨン主演のMBC「メリー・キルズ・ピープル」(메리 킬즈 피플)は最終回直前の第11話も1.1%と依然として低空飛行。
第11話では、ソジョン(イ・ボヨン)はミヨン(ウ・ミファ)を救うことを決意し、ジフン(イ・ミンギ)に助けを求める。するとジフンは「すべてを打ち明けろ」と告げるのだった…。
※この回の詳しいあらすじと見どころは、【「メリー・キルズ・ピープル」全話あらすじ】で紹介する。
一方、「コンフィデンスマンJP」(脚本:古沢良太)のリメイクで日本も期待されてスタートしたパク・ミニョン主演TV CHOSUN「コンフィデンスマンKR」(컨피던스맨KR)は全国1.1%にとどまった。
悪党専門の詐欺師3人組イラン(パク・ミニョン)、ジェームズ(パク・ヒスン)、グホ(チュ・ジョンヒョク)は、詐欺師チョン・テス(チョン・ウンイン)を狙った作戦中にジェームズが負傷し計画が頓挫する。しかし予想を超える危険で華麗な詐欺劇が始まっていく。
※この回の詳しいあらすじと見どころは、【「コンフィデンスマンKR」を2倍楽しむ】で紹介している。
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もはやドラマ人気は視聴率だけで語れず、配信再生数やSNSでの話題性も併せてチェックする時代だ。今後は、テレビ視聴率と配信動向の両方を見ながら、秋の新作ドラマの盛り上がりを追うのが楽しみだろう。
この後も、韓国では9月も新作がどんどん放送される。⇒【2025年9月韓国でスタートの新ドラマ】
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