「僕達はまだその星の校則を知らない」縮まりそうで縮まらない磯村勇斗と堀田真由【第9話ネタバレと第10話予告】

「僕達はまだその星の校則を知らない」(毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ)2025年9月8日第9話が放送された。大学への推薦が決まった斎藤(南琴奈)に幼なじみの冬馬(本島純政)たちからのよくない誘惑が…。9月15日、第10話が放送される。青少年に蔓延する薬物に一歩踏み込み、健治(磯村勇斗)はスクールロイヤーとしての行動が試される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「僕達はまだその星の校則を知らない」とは「僕達はまだその星の校則を知らない」独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村勇斗)が、少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣されることになり、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に、必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。その第9話が9月8日に放送された。
■第9話ネタバレあらすじ
可乃子(木野花)と誠司(光石研)が学園祭にやって来る。誠治は娘(野村麻純)から、健治(磯村勇斗)が自分を訪ねてきた事を知り、少しはわかりあえるのかもと思って、学園祭にきたのだ。誠治は健治がちゃんとやっていると半信半疑のまま足を踏み入れた学校で見たのは、生徒たちに囲まれて楽しそうに笑う健治の姿で、思いもよらなかった光景に驚き、同時に心から安堵する。ところが、天文室で誠司と対面した健治は、突然の父の来訪に言葉を失い、思わずその場から逃げ出そうとする。するとそこへ、誠司が来たことを知った尾碕(稲垣吾郎)が現れ、どうやら2人が旧知の仲だと知った健治はますます混乱し、その場に倒れ込んでしまう。
保健室で目を覚ました健治は、尾碕が誠司のかつての同僚だと教えられる。誠司は「(健治が)迷惑をかけているようで申し訳ない」と尾碕に謝罪する。その様子を見た健治の胸には、ある思いが去来する。
1日目の文化祭が終わった天文室では、翌日の文化祭に参加できない珠々(堀田真由)のために、プラネタリウムの特別上映が行われることに。すると、気をきかせた藤村(日向亘)と斎藤(南琴奈)が、解説は健治に任せようと言い出す。やがて2人きりになった健治と珠々は星を見ながら、互いの思いを口にする。
女性への思いを口にしたことのない健治はなかなか思いを口に出せないで居るが、あと少しで思いを口にしようとしたところで「好きです」と珠々は口にした。しかし、女性に告白されることになれていない健治はそのまま部室を飛び出してしまった。珠々は自分が振られたと思ってしまう。
斎藤は推薦入学に受かったと山田(平岩紙)から聞かされ、ほっとする。ただ、周りのみんなはまだ受験にむけて頑張っているのだと思い、その喜びは控えめにしていた。そして、中学時代の友達と会った。二人は付属の高校にいっているため、受験はない。浮かれている二人に愛想を尽かしてカラオケボックスをでる斎藤だったが、幼なじみの冬馬(本島純政)から中学生に荷物を届けて欲しいと言われて、その言葉に従った。しかし、それは大きな問題をはらむ荷物だった。
じれったい健治(磯村勇斗)と珠々(堀田真由)
互いを思っていることは、互いにわかっているにもかかわらず、全く進展しない二人。第8話までもそうだったが、8日に放送された第9話でもそのままその展開は続く。それどころか、珠々が「好きです」と告白したにもかかわらず、健治は逃げてしまう。普通に考えたら、珠々に愛想をつかされても不思議ではない状況だ。優等生だった斎藤(南琴奈)は大麻所持の容疑で逮捕される
15日に放送される第10話は、推薦入学を勝ち取った斎藤が、幼なじみのせいで大麻所持を疑われて逮捕されるという衝撃の展開となる。斎藤の母親に弁護を頼まれるが、スクールロイヤーの役目から考え、利益相反となってしまう。健治はどう判断して、どう行動するのか?健治(磯村勇斗)との父親役、光石研のコメント発表
名バイプレーやの光石研が演じる誠司は独特の感性を持つ健治のことをうまく理解できない。それでも、理解しようと互いにもがいている。光石研は磯村勇斗について「地に足がついていて、着実に一歩ずつ進んでいらっしゃるイメージがあります。協調性がありバランス感覚が優れていて、いろいれな役を演じることができる若きスターですよね。周囲への気遣いのすばらしさは昔から変わらないです」と話す。そして、ドラマについて「このドラマは、一見やわらかい包装紙に入った甘いケーキのように思わせておいて、実はかじってみると奥底にビターな風味が残るような作品です。手触りが良く、可愛らしい世界観だけど、世の中このままで大丈夫?と世間にちょっとだけナイフを突きつけるような。脚本家の大森美香さんが書かれるキャラクターが魅力的で、奥が深い作品になっています。ドラマに出演している自分もウーっと感動してしまうこともあります。監督・スタッフが毎カット丁寧に作っているので、できるだけ大きい画面で隅々まで見ていただけたらうれしいです」と話している。■第10話あらすじ
希望する大学への推薦が決まった斎藤(南琴奈)が、数日にわたり学校を休んでいる。同じ頃、健治(磯村勇斗)は山田(平岩紙)から、教師の負担は増える一方なのに、学校は改善するどころか賞与を減額しようとしていると相談を受けていた。そこで、待遇改善のために組合を通して学校側と労使交渉するようアドバイスするが、これが再び尾碕(稲垣吾郎)の怒りを買うことになり、尾碕は健治を解雇して別のスクールロイヤーを雇うと言い出す。
そんな中、斎藤が大麻所持の容疑で警察に逮捕されたという、信じがたい知らせが飛び込んでくる。斎藤は、幼なじみの冬馬(本島純政)から預かったものを代理で女子中学生に渡したものの、中身が大麻だとは知らなかったと主張する。担任の山田をはじめ、健治も斎藤の言葉を信じるが、学校としてできることはなく、斎藤の母が選任した弁護士に任せるしかない。
健治は斎藤に話を聞くため、山田とともに少年鑑別所へ。斎藤の家族や鷹野から、斎藤の弁護をお願いされたが、利益相反となるため、今のままでは弁護を引き受けることは出来ない。そこで健治は決心をした……。
カンテレ・フジテレビ 2025年7月14日スタート。毎週月曜日22時放送「僕達はまだその星の校則を知らない」。出演:磯村勇斗、堀田真由、稲垣吾郎、平岩紙、市川実和子、坂井真紀、尾美としのり、木野花、光石研、日高由起刀、南琴奈、日向亘、中野有紗、月島琉衣、近藤華、越山敬達、菊地姫奈、のせりん、北里琉、栄莉弥 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@bokuhoshi_ktv_」、ハッシュタグは「#ぼくほし」。
◇カンテレ・フジテレビ「僕達はまだその星の校則を知らない」番組公式サイト
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