【最終回予告】「愛の、がっこう。」木村文乃を溺愛する父・酒向芳はラウールの前で“ダメ親”脱却【第10話ネタバレ】

「愛の、がっこう。」(フジテレビ、木曜22時)9月11日、第10話が放送された。教師を辞め、カヲル(ラウール・Snow Man)と過ごしたいと願う愛実(木村文乃)。カヲルは昼の仕事に就こうをもがき、愛実の父・誠治(酒向芳)はそんなカヲルを激励した。9月18日、最終回・第11話が放送される。予告動画が番組公式サイトに掲載されている。
「愛の、がっこう。」とは
「愛の、がっこう。」は、ドラマ「白い巨塔」、「昼顔」などを手がけた脚本・井上由美子×演出・西谷弘が再びタッグを組み、現代にアップデートした新たな純愛ドラマを届ける。「恋への憧れの扉」をこじあけるような、新たなラブストーリーだ。その第10話が9月11日に放送された。
■第10話ネタバレあらすじ
カヲル(ラウール)を家に招いた愛実(木村文乃)。いつの間にか眠ってしまったカヲルの寝顔を見つめ、もう逃げないと決意する。早朝、愛実はこっそりと帰ろうとするカヲルを呼び止め、ここで一緒に暮らさないかと提案する。自分のせいで愛実が非難を浴びるのは嫌だと言うカヲルに対し、愛実は学校にカヲルとの交際を正直に伝えると話す。カヲルはそんなことをしたら学校をクビになってしまうと止めるように言うが、愛実は“正直”であるべきだと信念を持つ。
学校で、愛実はカヲルと交際したいと教頭の植野(今藤洋子)に打ち明ける。一定の理解を示したように見えた植野。しかし、念書の約束を破る以上は退職してほしいと愛実は告げられた。生徒一人一人の特徴などを書き記した台帳を、新学期から担任を頼む佐倉(味方良介)に託す。
誠治(酒向芳)は子会社に出向が決まった。誠治の会社に来ていた川原(中島歩)は愛実との結婚をあきらめたと誠治に告げる。そして、カヲルとの恋を応援したくなったというと誠治は烈火のごとく怒る。しかし、川原は「僕はクズです」といって帰って行った。
カヲルは母・奈央(りょう)にホストを辞めると宣言し、これからはお金も援助しないと言い切った。子どもの頃、大切にしてやったのにという奈央だったが、カヲルは「もう十分にカット代は払った」といって、縁を切ることにした。奈央はぶち切れながら帰って行った。
愛実は母・早苗(筒井真理子)には学校を辞めてカヲルと生きてゆくと告げる。早苗は驚くが、絶対に壊れない関係なんてないと愛実は告げた。
誠治は愛実の部屋でアルバムを見ていた。子どもの頃から愛実をずっと愛してきたのにと暴れ出す。早苗は、自分も愛実のあなたの所有物ではありませんと強くいう。
愛実の部屋にきたカヲルは飲食店のホールの仕事に応募しようかと思っているという。愛実は喜び、自分は学校を辞めたことを話す。驚くカヲルに別のところで教えるからとにこやかに告げる。二人がいい感じ担ったとき、チャイムがなった。誠治がやってきたのだ。カヲルに出て行けといい、罵倒する。カヲルは突き飛ばされながらも、反発することを制止する。すると、誠治は「多少の我慢はできるのか」と穏やかな口調に変わる。実は誠治はカヲルを試していたのだ。そして、学歴がなくても専門学校に行ったりして仕事をみつける道があるといい、”努力“を見せるのが男のけじめだと話して、部屋を出て行った。
愛実は涙し、カヲルは「やってやるよ」と決意を新たにする。
ラスト2分の驚き
妻子を自分の所有物のように思い、愛し方を間違えてきた誠治(酒向芳)。愛実(木村文乃)の一人暮らしの部屋にやってきて、カヲル(ラウール)に厳しい言葉を投げ続ける。しかし、それは、カヲルを試していたのだ。愛する娘が愛した男が、娘に“誠実”に向き合っているのかと試したのだ。これまで第1話から通して、“ダメ父”、“ダメ夫”、“ダメ上司”を体現してきた誠治だけに、この変わりようにはネットで多くの驚きの声があがっていた。“ダメ父”は変われたが、“ダメ母”奈央(りょう)は?
再婚した夫からカヲルに金を無心するように言われていつも次男を盾にして、カヲルから金を搾取し続けて奈央。カヲルがホストを辞めるというとそれを辞めさせようとする。カヲルは縁を切るというが、奈央は少しは変わることができるのか?“ダメ婚約者”だった川原(中島歩)にクスっ!
第9話で愛実とカヲルを応援し、視聴者からの評価をあげた川原は、第10話では愛実の父にきちんと愛実との結婚をやめた報告にゆく。“くず”なホストに娘を渡したと暴れる誠治に「僕はくずです」と言う。第9話でも自分は自己中だと言っていたが、自分のことはわかっている川原な印象をつけた。ちなみに、朝ドラ「あんぱん」の次郎役や「愛の、がっこう。」の川原役で人気を得た中島歩は2026年度の大河ドラマ「豊臣兄弟」で浅井長政役を演じることや2026年1月スタートのテレ東のドラマ「俺たちバッドバーバーズ」で主演に抜擢されたことが発表されている。最終回でそれぞれがそれぞれの道を見つける
「愛の、がっこう。」は18日に放送で最終回を迎える。学校をやめた愛実は佐倉(味方良介)のはからいで生徒達に挨拶することになり、ホストを辞める決意をしたカヲルは専門学校の入学試験に挑む。愛実の母・早苗(筒井真理子)は夫・誠治に離婚を切り出す。カヲルの母・奈央やホストクラブの社長・松浦(沢村一樹)はどういう道を選ぶのか?■最終回・第11話あらすじ
二人で暮すときめた愛実(木村文乃)とカヲル(ラウール)。カヲルは専門学校へゆく道を模索していた。愛実の後を引き継いで3年葵組の担任になった佐倉栄太(味方良介)は、教頭の植野憲子(今藤洋子)に、愛実が生徒に直接挨拶することはできないかと願い出る。数日後、愛実は生徒たちと対面する。
以前“お別れ遠足”で行った三浦海岸の花火大会が数年振りに復活すると知った愛実は、食堂に忘れてきた日傘を花火大会の日に二人で取りに行かないかと提案する。
そして、専門学校の入学試験の日がやってきた。10代の若者に囲まれて試験を受けるカヲルは、学力試験、作文、面接と一生懸命に取り組んでいく。
フジテレビ 2025年7月10日スタート。毎週木曜日22時放送「愛の、がっこう。」。出演:木村文乃、ラウール(Snow Man)、田中みな実、中島歩、りょう、筒井真理子、酒向芳、沢村一樹、坂口涼太郎、味方良介、野波麻帆、早坂美海、荒井啓志、別府由来ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@aino_gakkou」。
◇フジテレビ「愛の、がっこう。」番組公式サイト
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