「ウンジュンとサンヨン」子役ト・ヨンソとパク・ソギョンが切り開いた15部作ドラマの没入感

12日、Netflixオリジナルシリーズ「ウンジュンとサンヨン」が一挙配信され、早くも“続けて観ずにはいられない”という声が高まっている。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
その理由のひとつは、主人公の幼少期を演じる子役ト・ヨンソとパク・ソギョンの存在感だ。彼女たちは単なる序章を彩る“子役”にとどまらず、繊細で複雑な感情を生き生きと描き出し、視聴者を一気に物語へと引き込んだ。
物語の序盤を支える10代の演技
「ウンジュンとサンヨン」(脚本ソン・ヘジン/演出チョ・ヨンミン)は、30年を超える友情と葛藤の軌跡を追う15部作ドラマ。舞台は1990年代前半、ソウル近郊に誕生した新都市・日迎(イルヨン)。日迎駅はBTSの代表曲のひとつ「Spring Day」のミュージックビデオに登場したことで、ファンの中ではBTS聖地巡礼地ともなっている。
この地を背景に、異なる家庭環境で育った小学4年生のウンジュンとサンヨンが、数々の出来事を通じて友情を育む過程を、ト・ヨンソとパク・ソギョンがリアルに演じる。
貧しい暮らしを支える母と半地下の部屋で過ごすウンジュン、そして“長官を務めた祖父”を持ち、新築マンションに引っ越してきたサンヨン。二人の出会いが当時の空気感とともに描かれ、幼い心の揺らぎや戸惑いが鮮やかに表現される。サンヨンへの感情の正体を掴めず混乱するウンジュン、家族の愛を求めながら自我を強めていくサンヨン。その一つひとつのエピソードが観る者の思春期を呼び覚ます。➡【第1話・第2話あらすじと見どころ】
子役以上のキャリアと力量
ト・ヨンソ(2010年生まれ)とパク・ソギョン(2009年生まれ)は、まだ10代ながら既に豊富な出演歴を持つ実力派。


二人の安定感ある演技は、ドラマの序盤を確固たるものにし、キム・ゴウンとパク・ジヒョンへと自然にバトンをつなぐ。➡【第3話・第4話あらすじと見どころ】
キム・ゴウンとパク・ジヒョンが描く30年の変化
子役時代を経て登場するのは、成長したウンジュンとサンヨンを演じるキム・ゴウンとパク・ジヒョン。20代から40代までの人生が交錯し、友情・愛情・嫉妬・夢が絡み合う中で、二人の関係は時に軋み、時に支え合っていく。
物語の冒頭で“尊厳死を共にする”未来が示されることで、彼女たちの過去の歩みには常に緊張感が漂う。


二人の熱演は時を越える芝居合戦となり、視聴者を最後までスクリーンに釘付けにする。➡【第5話・第6話あらすじと見どころ】
作品に込められた想い

「ウンジュンとサンヨン」は、子役から大人へと繋がる俳優たちのリレーが鮮やかに息づくヒューマンドラマ。序盤から終盤まで、観る者の心を深く揺さぶり続ける。
その他の回のあらすじと見どころは【「ウンジュンとサンヨン」を2倍楽しむ】でまとめていく。ここでは制作発表会の様子やキャストの魅力などもまとめている。
2025年9月12日にスタートしたドラマ「ウンジュンとサンヨン」は、Netflixで一挙独占配信中だ。
◇「ウンジュンとサンヨン」| 日本語版予告編 |
