人間と競走馬の20年にわたるドラマを妻夫木聡主演で描く「ザ・ロイヤルファミリー」【2025秋ドラマ】【第1話予告】

競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語「ザ・ロイヤルファミリー」(毎週日曜、21時、TBS)2025年10月12日第1話を放送する。武豊、今村聖奈ら現役騎手がゲスト出演。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「ザ・ロイヤルファミリー」とは
あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまった税理士・栗須栄治(妻夫木聡)が、馬主である山王耕造(佐藤浩市)と出会ったことで、大きく人生を変えてゆく。波乱と情熱に満ちた20年間を描くドラマとなる。その第1話は10月12日に放送される。
演出・塚原あゆ子×原作・早見和真の最強タッグが実現
本作の演出は、数々の名作ドラマを世に送り出してきた塚原あゆ子だ。近年では、『ラストマイル』(2024年)、『グランメゾン・パリ』(2024年)、『ファーストキス 1ST KISS』(2025年)など映画作品の監督も務め、大きな話題を呼んでいる。塚原が今回ドラマ化するのは、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞も受賞した早見和真の同名小説「ザ・ロイヤルファミリー」(新潮文庫刊)だ。多くのファンを感動の渦に巻き込んだ早見の小説が日曜劇場でどのように映像化されるのかに注目が集まる。主演は朝ドラ「あんぱん」でも評判がたかかった妻夫木聡
初出演となったNHK朝ドラ「あんぱん」で、その存在感を存分にだし、映画『宝島』でも好評を得ている妻夫木聡が、本ドラマの主演を務める。税理士事務所を営む父のことを尊敬してきた栗須(妻夫木聡)は、将来父と一緒に働くことを夢見て大手税理士法人に就職し、仕事の幅を広げていたが、あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまった。そんな栗須の人生をかえるのが、馬主である山王耕造(佐藤浩市)との出会いだ。そして、栗須の20年のドラマが始まる。豪華俳優陣の共演にも注目
TBS日曜劇場ならではの贅沢俳優陣が共演を務める。佐藤浩市、目黒蓮(Snow Man)、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠らの登場だ。馬とのロケも多くなるが、これまでも数多く“馬”との共演を果たしている佐藤浩市は「馬は本当にデリケート」と語り、目黒蓮は「競走馬には多くの人の思いが乗っているんだ」と改めて知ったと話す。12日放送の第1話のスペシャルゲストとして現役騎手も登場
武豊騎手(栗東・フリー)、丸田恭介騎手(美浦・フリー)、菅原隆一騎手(美浦・小手川)、今村聖奈騎手(栗東・寺島)が出演することが発表された。■第1話あらすじ
栗須栄治(妻夫木聡)は大手税理士事務所に勤務しているが、あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまっていた。そんなときに山王耕造(佐藤浩市)が社長を務めるロイヤルヒューマン社から競馬事業部の実態調査を依頼される。耕造が推し進める競馬事業部は赤字続きで、それをよく思わない耕造の息子で人事統括部長の優太郎(小泉孝太郎)が、競馬事業部撤廃をもくろみ調査を依頼してきたのだった。
栗須は耕造に会いに指定してきた北海道のセリ会場へ赴くが、早速遅刻してしまう。初めて見たセリの光景に唖然とする栗須を横目に、耕造は遅刻を叱責するも、その後の馬主業務につき合わせ、所有するある一頭の愛馬を紹介する。栗須はこれまで競馬とは縁のない生活だったので驚くことばかり。さらに、今は北海道で実家のファームを手伝う元恋人・野崎加奈子(松本若菜)と思わぬ再会も果たす。
調査を終え、予定通り競馬事業部撤廃のための報告を行った栗須だが、あることが気になり加奈子に連絡すると、競走馬の世界の現実を聞きショックを受ける。
そんな耕造や加奈子の馬への熱い思いが、税理士の仕事への向き合い方に悩んでいた栗須の心を突き動かす。栗須の新たな挑戦が始まる――。
TBS 2025年10月12日スタート。毎週日曜日21時放送「ザ・ロイヤルファミリー」。出演:妻夫木聡、佐藤浩市、目黒蓮(Snow Man)、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@royalfamily_tbs」。
◇TBS「ザ・ロイヤルファミリー」番組公式サイト
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